無事、ワールドカップ出場が決まりました。5大会連続出場決定です。よかった、よかった。
しかし劇的でしたな。
なんだろうな・・・ワールドカップ出場切符がかかったPKを、ロスタイムに蹴る。なんか漫画じゃないとありえないようなシチュエーションですよね。ゾクゾクしますわ。フットボーラーとしてどんな感覚に襲われるのでしょうか。
そしてそのPKをド真ん中に蹴り込んで成功させた本田圭佑選手のメンタリティーには、ただただ脱帽です。強心臓だわー。ちなみにこのPKをベンチで見守る中村憲剛選手は、「マジで決めろよ、マジで」とつぶやいていました。日本全国民の思いを代弁していましたね。
試合は自宅でテレビ観戦してました。
試合直前には、FM NACK5の「スポファイ」に電話出演して、試合の見所などモロモロのポイントを話させてもらいました。キーマンとしては岡崎慎司選手と中村憲剛選手を挙げさせてもらったのですが、岡崎選手の話題で次の質問に移ってしまい、憲剛選手のことを話せず・・・あんな話や、こんな話をしたかったのにー・笑。
メンバーは戦前の予想通り。ザックジャパンにおけるベストメンバーでの[4-2-3-1]システム。さすがにこの一戦でギャンブル的な布陣やメンバーは送り出しません。
試合は思いのほか、立ち上がりからオープンな展開になった印象でした。もっとお互いに慎重になるかと思いきや、オーストラリアも積極的に仕掛けてきましたね。懸念されていたケーヒルへのハイボールは、今野選手と吉田選手がうまく対応。むしろ空中戦よりも、前半はスピードを生かした地上戦にヒヤリとさせられましたが、川島選手のビッグセーブで救われました。
攻撃に関しては、やり慣れたシステム、気心わかったメンバーということもあって、実に連動がスムーズでした。そしてやはり本田選手がいると、攻撃が格段に循環します。特に左サイドの崩しですよね。本田選手が高い位置でボールをキープして起点を作る。そのタメを使って長友選手が左サイドからオーバーラップして来る。そこに香川選手が絡み、3人で相手のゴールに圧力をかけていき、さらに遠藤選手も中盤の底から顔を出して厚みを加える。やはりここが日本の生命線ですね。
それだけではなく、本田選手はゴールが見えれば、強引にでもミドルシュートを打っていきますから。相手に十分な脅威となります。結果的には彼のミドルがCKになり、彼のクロスがPKを呼び込みました。
もちろん冷静に見ると、ザックの采配しかり、課題も残った試合でした。ただそこからへんを細かく分析し出すと文章がかなり長くなりそうなので、ここで止めておきます・・・というか、他にまだ原稿が残ってるんだよーーー!!・笑。
ワールドカップ出場は決めましたが、最終戦のイラク戦、そしてコンフェデと6月は日本代表月間ですね。憲剛選手も無事コンフェデのメンバーに選出されましたし、楽しみにしたいと思います。
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