千原ジュニアの40歳ライブ。圧倒されっぱなしの4時間。

 日曜日の話ですけど、こんなライブに行ってきました。

 千原ジュニアの40歳誕生日イベントが両国国技館で行われたのです。
「千原ジュニア×□」と題してある通り、様々なゲストとのコラボが予告されていたこのライブ。
 序盤、出川哲朗が登場してきて熱湯風呂を観れただけで「元は取ったな」満足してました。そしたら、まさか松本人志や明石家さんまが出て来るとは・・・なんか「うぁぁぁぁーーー」ってなったわ・笑。松ちゃんとさんまさんは、「一生に一度はこの目で観てみたい!」と思っていた芸人。松本人志のすべらない話、お笑い怪獣・明石家さんまのフリートークを生で堪能できて大満足でした。
 日付が変わっても興奮がしばらく覚めないぐらい、すごいライブでした。オープニングではダンサーであるケント・モリとのダンスから始まり、宮藤官九郎書き下ろしの両国国技館コント、春風亭小朝プロデュースによる落語「人面瘡(じんめんそう)」、プリンセス天功とのイリュージョンスティーブ・ジョブズに扮したレイザーラモンRGによる「千原ジュニアあるある」、そしてラストは千原兄弟による新作コント・・・もう笑い疲れました。
 あと千原ジュニアの落語はグイグイ引きこまれます。
以前、「死神」という落語を披露したことがあって、それはチハラチークの#4に収録されています。聴かせますよ、これは。
チハラトーク#4 [DVD]/よしもとアール・アンド・シー

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 このライブが面白いのは、チケットの売り方。
実は5年前から売り出しているんですよ。「5年後の40歳の誕生日にイベントやります!」とだけ発表されていて、その売れ行きに応じて会場を予約するという仕掛けだったんです。
 2009年3月31日から限定1000枚の「35歳券」、翌年は限定1500枚の「36歳券」と毎年各年齢券が販売されてきた。5年前に買えば2000円だったかな?そこから一年ごとに毎年価格が高くなって仕組みだったわけですけど、5年後のイベントのチケットはなかなか手が出ないですよね。サッカーで言えば、今年のワールドカップどころか、次のワールドカップよりも先の話ですからね。自分のスケジュールがなかなか確定していなかったのと、それなりに高額なチケットだったので(6500円)、ギリギリまで悩んでいたんですけど、行ってよかったです。
 詳しいライブレポートはネット上に記事が掲載されているので、それを読んでください・笑。
2014 千原ジュニア40歳LIVE『千原ジュニア×□』 in 両国国技館
このイベントはDVD販売はしないそうですが、4月19日のWOWOWで放送されるみたいですよ。とにかく、プロフェッショナルたちが作る笑いに猛烈に感動させられました。やはり他ジャンルのものを生で観て刺激を受けるのは大事ですね。
 そして翌日はいいとも!のグランドフィナーレで、明石家さんま、ダウンタウン、ウッチャンナンチャン、とんねるず、爆笑問題、ナインティナインが共演ですからね・・・もう、自分の中のお笑いの概念を揺さぶる事件ばかりで圧倒されましたわ。
そして火曜日は、等々力でフロンターレが見せたパスワークとゴール前の崩しに圧倒されました・・・今週は圧倒されっぱなしウィークでしたわ。
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「ボクらの時代」でロックミュージシャン・斉藤和義と、落語家・立川談春と、お笑い芸人・千原ジュニアの3人の組み合わせで語り合った回。なかなか面白いです。
ボクらの時代 芸とロック  ~悩みながら前に進む/扶桑社

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WOWOW本社でインタビュー。

 本日はとある取材でWOWOW本社に。

 道すがらの桜道が、すごく奇麗でした。大雨じゃなければ、ここをバックに写真撮影をしたかったとカメラマンさんと話していたぐらい。

 WOWOWで放送しているリーガ・エスパニョーラを盛り上げるリーガール・岩﨑名美さんにインタビューをさせてもらいました。
“2013‐14 WOWOW リーガール”岩﨑名美さんがリーガ・エスパニョーラの魅力をお伝えします!
 最初、「リーガールにインタビューを」とオファーを聞いた時は、女性グループのE-girlsの子なのかと勘違い・・・・「E」ではなく「リー」でした・笑。
 2013 年東レ水着キャンペーンガールに日本人最年少で選ばれた彼女、まだ高校生なんすよ。この4月から高校3年生の17歳・・・わかっ!!!そしてスタイルがめっさ良いんですよ。
 おしゃべり大好きだけあって、ハキハキと話してくれる子で楽しかったです。サッカーも勉強中のようで、先日のエル・クラシコの話題をたくさん語ってもらいました。写真撮影になると、「さすがモデルさん!」っていう立ち振る舞いでした。プロだねぇ。
 Jリーグのことも勉強中みたいです。
多摩川クラシコもちゃんと知っていて、フロンターレだと大久保嘉人選手、中村憲剛選手、大島僚太選手のことを知っていましたよー。ちゃんとフロンターレを推しておきました・笑。
岩崎名美さん、サッカーゲームキングの表紙もしていたんですね。
サッカーゲームキング 2013年 10月号 [雑誌]/朝日新聞出版

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そして取材終わったタイミングで、小林悠選手の日本代表候補選出のお知らせが。ついに呼ばれましたねー。短い期間の国内合宿ですけど、頑張って欲しいと思います。... 記事を読む

等々力取材〜秀逸だったセンターバックコンビの対応力。


 等々力の桜、先週の名古屋戦よりもいい感じになっています。

 ACLのウェスタンシドニーワンダラーズ戦。
ボールを握ってゲームを支配しているのは川崎フロンターレでした。でもスコアでリードしているのはウェスタンシドニー。リズムを握っていた矢先に、CKから失点。相手はほぼノーチャンスでしたが、その一発にやられてしまいました。そこからどうやって相手をこじあけていくのか。ポイントはそこに尽きると思います。
 印象としては、前回の対戦を踏まえて、ウェスタンシドニーが川崎フロンターレのパスワークに対してしっかりと対策を練ってきていました。
 まず中央のエリアを徹底的に締めてきましたね。
ビルドアップでジェシと中澤選手のセンターバックがボールを持ったとき、前線のワントップとトップ下・小野伸二選手の二人は、最終ラインにアプローチするのではなく、憲剛選手と大島選手のダブルボランチにボールを入れさせない対応をしていました。
 それでもボランチにボールをつけた場合は、前線の二人が素早くプレスバック。
状況によってはボランチも前に出ていき、さらにサイドの選手もポジションを中央に絞って寄せて来る・・・そんな徹底ぶりでした。ウェスタンシドニーはサイズのある選手も多いですから、そんな彼らに中央で密集されては、憲剛選手と大島選手も簡単には自由にさせてもらえません。
 となると、組み立てはセンターバックが担います。
ただ後ろでのボール回しには相手の前線が食いついてこないので、センターバックの二人もボランチにボールを入れるタイミングが難しそうでした。
 中澤聡太選手にそのへんを聞いたところ、「そうなんですよ」とすごい勢いでうなづいてくれました・笑。「前半は、後ろからボランチに効果的なパスがなかなか出せなかったですね。相手の意識も高かったと思う。外に逃げるようなパスになってしまいました」とのこと。
 もちろんならば、「ラインを飛ばすパス」で組み立てる判断をすればいいのですが、この試合では前線の大久保選手のところにも相手のボランチがマンツーマン気味に張り付いていたんですよね。中盤に降りてボールを受けようとする彼に対してもベッタリです。ここまで徹底されると、思うように中央で攻撃の起点は作れません。
 
 なので、前半は必然的にサイドから崩していく展開が多くなりました。右サイドから森谷選手や田中裕介選手が深くえぐって折り返す、あるいは左サイドでレナトが突っかけて勝負する。そこでの攻防でした。
 後半、相手は完全に引いて構えていましたが、それでもフロンターレは両サイドと中央から、粘り強く、何度も何度もジャブを打ち続けます。特にジェシですよね。素晴らしい精度のフィードで相手を大きく横に動かしていました。「相手が中央を堅くするなら、サイドからはがせばいいじゃん」的なメッセージで、レーザービームのようなピンポイントフィードをレナトに連発します。そこからレナトが何度も強引に突破して中央に折り返す決定機が連続します。
 ただ得点が生まれたのは右サイドの崩しでした。森谷選手のパスにランニングを繰り返していた憲剛選手が深くえぐってシュート。これが相手の足に当たって同点。
 ついにこじあけたわけですが、このへんのペナの崩し、本当にグループで連動してますよね。森谷選手は「ペナルティエリアの角にボールを持って行ってそこでクロスを上げるのは簡単だけど、そこでやり直してエリアの中でも崩せるのがフロンターレの良さ」と自信を持っていました。このへんは日頃のトレーニングの賜物だと思います。憲剛選手のランニング含め、「チャンスだと思ったときに崩しにいける勢いは、みんなで共有できている」とのこと。
 こうなると、後は押せ押せです。 
前半から再三パスで相手を揺さぶり続けた効果で、相手は完全にグロッキー(死語)でしたね。足が止まり、閉じていたはずの中央のエリアがポッカリと空きます。
「後半、向こうの運動量が落ちて来るのはわかっていたし、そこで何度も何度も相手が嫌なところにボールを回していけば、必ず点は入ると思っていた」と中澤選手。その中澤選手が、これまではなかなか出せなかった縦パスを大久保選手に通します。大久保選手が横パスを出すと、ポッカリと空いたエリアに走りこんできたのは大島僚太選手。ミドルが決まって勝負ありです。前回対戦して、「笑っちゃうくらい大きい選手ばかりだった」とウェスタンシドニーの感想を言っていた大島選手。あれだけビッグマンがいたピッチの中で、試合を決めたのは小柄な大島選手の一撃だったというのが、なんとも痛快でした。

(相変わらずのシャイボーイ)
 引いた相手を崩し切っての逆転勝ち。チームとしても自信になる勝利です。
個人的には、ジェシと中澤聡太選手のセンターバックコンビを褒め称えたいですね。ダブルボランチがマークされ、中央が堅いとみるやサイドに展開。さらに終盤に中央が空いて来たら、ちゃんと中にパスをつける。そんな地道なビルドアップを続けながらも、守備ではカウンターの起点になりそうなワントップをしっかりと消し続けました。もし一瞬の隙を見せて0-2にされていたら、そこから引っくり返すのはさすがに厳しかったと思います。
 試合後のミックスゾーンで、中澤聡太選手は「欲を言えば、もう一点取りたかった」と何度も言っていました。ACLでのレギュレーションで勝ち点が並んだ場合は当該チーム間の得失点差、総得点になりますから、つまり、3-1でウェスタンシドニーに勝てれば、もし勝ち点が並んだときに、フロンターレが上にいけるわけです。録画を見直していたら、逆転して喜んでいる輪に対して彼は「早く戻れ」と促しているんですよね。そこらへんを把握しているあたり、さすがACL優勝経験者は違うな、と感心しました。
 さてこれで公式戦3連勝。
今のフロンターレは、お金を払ってみるだけの価値のあるサッカーだと思います。等々力劇場が復活しつつありますな。
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等々力取材〜ボールを握ってゲームをクローズさせる術。

 今日はもうACLウェスタンシドニー戦ですけど、先日の名古屋グランパス戦のことも少し。

 「美しくて、強ぇなぁ」
率直に言わせてもらえば、そんな感想です。「ライターならもうちょっと言葉選べよ」とか自分で思いますが、いやはや、これが試合直後の正直な感想でしたから。
 実際、Jリーグでもかなりクオリティの高いサッカーをしていると思いますよ。週末のサッカーハイライト番組でも、Jリーグタイムの小島伸幸さん、マッチデーハイライトの平野孝さん、やべっちFCでの中山雅史さん・・・・解説者がこぞってフロンターレのサッカーを賞賛してましたからね。
 憲剛選手は、「ボールを握り倒すサッカー」と表現してました。
本当にそうで、相手がボールを奪いにきても、今のフロンターレはパススピードがめっぽう速いですし、さらにその間合いを外した瞬間に、正確に足元にズバズバとパスを通してつないでいきますからね。相手はたまったもんじゃありません。「最終的にはスタミナを奪われて、スイッチを入れられる回数がかなり多くなってしまった」、「失点はやむを得ないかなと。あれだけボールを動かされれば」と敵将の西野朗監督もお手上げの様子でした。
 決勝点のシーンはお見事、としか言いようがありません。
GK西部選手以外の全員が顔を出してボールを受けながら、守備組織の穴を探すようにボールをじっくりと動かして・・・・そして大島選手にボールが入った瞬間、攻撃のスイッチをカチッ。最後は憲剛選手のラストパスで大久保選手がフィニッシュ。なんだかその崩し方が、将棋で長手数で解く詰め将棋を観ているような感覚でした。手筋で相手の守備陣形を動かしながら、最後は頭金で詰み、みたいな・笑。
 ちなみに、崩しまでパスワークは、ほとんど相手に触れさせてないんですよね。「ほとんど」と書いたのは、大久保選手に出した憲剛選手のラストパスだけが相手DFに触られていたからなのですが、そのことについて練習後のロッカーで「牟田に触られていたから、まだまだでしょ」と小宮山選手が憲剛選手にダメ出ししたそうで、「なぜ小宮山に言われないといけないんだ・・・」と憲剛選手は笑っていました。
 あとこの試合で感心したのはリードしてからの試合運びですね。
追加点を狙いつつも、相手に出て来る相手をいなすようにじっくりとしたボール回しをしていました。攻守一体とはよく言ったもので、あれだけ長い時間ボールを保持できるようになると、守備にも良い影響があるんですよね。ハーフコートゲームでずっと押し込まれていると、攻め残りをしてカウンター要員になっている相手の前線も、自陣に戻ってしぶしぶ守備をしなくてはいけなくなり、こちらがカウンターを受けるリスクが減るわけです。
 打ち合い上等のカウンター合戦で勝つスタイルもフロンターレの持ち味でしたが、リードしている状況でオープンな展開には持ち込まず、しっかりとボールをつないで時間を進めてしまう。ボールを握るサッカーができると、こういうゲームのクローズの仕方ができるわけですねぇ。
この試合のフロンパークでは、岡山一成選手が自伝を売っていたので購入しました。最初はフロンターレ時代の話から始まってますよ。サポーターとどう向き合って来たのかを書いている珍しい選手本です。

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風間監督が取り組んでいるフロンターレのサッカーについて、たぶんどこよりも詳しく特集してます。風間監督のインタビューではその哲学を、そしてコラムではチーム作りの変遷について触れています。
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サッカーと将棋がなぜ似てるかを熱く語った僕の本もよろしくー。
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 さて本日はACLです。
小野伸二選手がいるウェスタンシドニーということもあり、注目度は高そうですね。楽しみです。... 記事を読む

多摩川クラシコの幻の先制点を、中村憲剛選手に聞いてみました。

 ようやくタフな5連戦が終わったばかりと思いきや、フロンターレはもう明日に試合なんですよね。連戦とは位置づけられてませんが、インターバルは中四日ですからね。
 リーグ戦初勝利の多摩川クラシコは、内容的もよかったので、何度も見直してしまいます。
4ゴールはどれも見事なゴールでしたが、個人的に一番しびれたシーンは、出し手の中村憲剛選手が抜け出した大久保嘉人選手にピタリと通して決めた幻の先制点だったりします。
 高い技術を持っている、受け手を出し手の二人だけの関係で、相手守備陣の組織を無力化しました。しかもあれは、スペースへのスルーパスではなく、動く味方に届ける足元パスの典型でしたね。風間監督が提唱してるプレーですが、いやはや、エグ過ぎです。
 パスを出した憲剛選手に聞いたら、「あれが、まさに(風間監督のサッカーの)神髄ですから」とキッパリ。しかも「コースというか、パスが軌道がハッキリと自分には見えたからね。嘉人の足に(届く)線が見えた(笑)」と冗談まじりに話してましたが、いやはや、この選手の見えている世界は凄いですなぁ。それだけに「あれをオフサイドにされるとなぁー」と悔しがってました。リプレイでスローを見ると・・・・・・うーん、出した瞬間をオフサイドと判定されたのはとても残念でした。
  ただ、あの強いパスをトラップして流し込んだ大久保選手の技術も同じぐらい素晴らしいですよね。憲剛選手も「あれをトラップするのも凄いけどね。俺はボールを出した後は、受け手のセンスに任せるんで(笑)」と笑ってましたが、あのタイミングで寸分の狂いもなくパスを通す憲剛選手しかり、そのボールを正確にコントロールしてゴールに流し込む大久保選手もしかりですな。
 それがシンクロした瞬間だけにオフサイドになったのは、つくづく悔やまれます。大久保選手もあれをあの判定にはかなり憤ってましたが、そのコメントはさすがにここには書けません・笑。
 もうひとつ。
今週の練習後、選手に話を聞いていて面白いなぁ、と思ったことがあります。
それは、5連戦の最後の多摩川クラシコが体力的にはそこまでキツくなかったと選手が話していたことです。
 言われてみると、確かにオーストラリア帰りの5連戦目とは思えないほど、選手が動けていました。それは試合を観ているサポーターも感じたのではないでしょうか。
 オーストラリア帰りの試合というのは特にキツいらしく、今年で言えば広島が浦和に負けましたし、マリノスも甲府に負けました。もちろん一概には言えませんが、国外の長距離移動というコンデションの影響やストレスは少なからずあるわけです。でもフロンターレは、この5連戦目のラストでコンディションが保てていました。
 なんでだったのか。
憲剛選手にそのへんの理由を聞いてみると、彼はこんな風に推測してくれました。
「試合中、常に自分たちがボールを持っていたからじゃないですかね。相手に走らされなかった。この5連戦で自分たちが受けに回って相手に走らされたと感じたのは、広島戦の後半ぐらい。あとはだいたい自分たちがボールを持っていた。ボールを長く持っていると気持ち的にも疲れないんですよ。自分たちの意志でサッカーをやっているから、相手には動かされない。今まで5連戦というとすごくきつかったけど、今回はそこまででもなかったですね」

 なるほど。
サッカーは言うまでもなくボールを握っている側の意志が優先されて動くスポーツです。自分たちがボールを握っているのか、言い換えれば、自分たちの意志で動くのか、それとも意志がなく動かされるのかでは、疲労度も変わってくるのは当然です。なので、一言で「走る」と言っても、自分たちがボールを持ってゴールに向かって走るのか、それともボールを支配されて相手に走らされるのかでは、仮に同じ距離を走ったとしても疲れ方も違ってくるわけで、それが連戦の最後に選手のコンディションに現れたというのは、それはそれで興味深い話でした。
さて明日は名古屋戦。
3連勝中の名古屋ですから簡単な相手ではありません。まずは勝つこと。
記念すべき1000ゴールもかかってますね。誰が決めても嬉しいですが、チームでゴールパフォーマンスをやるならば、グダグダにならないようにあらかじめ準備しておいて欲しいと思います・笑。
多摩川クラシコでの幻の1点目の解説は、風間監督のこの本を読むとわかりやすいです。
革命前夜 すべての人をサッカーの天才にする/カンゼン

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売れている二人の新刊。
考える習慣/ベースボール・マガジン社

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【Amazon.co.jp限定】情熱を貫く-亡き父との、不屈のサッカー人生 ポストカード付き/朝日新聞出版

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ユウとジュン。

本日は午後の練習前に、小林悠選手と金久保順選手の対談企画を行いました。

フットボールサミットの選手紹介でも触れていましたが、実は二人は昔からの知り合いだったりします。聞くと、その出会いは小学生時代までさかのぼり、お互いの家に泊まったこともあるのだから、驚きです。ただ二人の出身地やサッカークラブの経歴を見ると、小林選手は東京の町田JFC出身で、金久保選手は茨城の境町FC出身。
・ ・・まるで接点がないのに、一体なぜ???というところを、対談では二人にたくさん話してもらいました。
「僕は小学生時代にパサーだったんですよ。自分が点を取るより、味方に点を取らせる方が好きで・・・誰にも信じてもらえないと思うんですけど・笑」と小林選手が言えば、「本当にそう。大学で悠がFWになってたからビックリした。一体何があったの?」と金久保選手が根掘り葉掘り聞いたりして、掛け合いが面白かったです。金久保選手って普段落ち着いているので、寡黙なタイプなのかと思ったら、おしゃべりでビックリしました。
 パサーからストライカーになった小林選手とは違い、金久保選手は、昔から中盤の選手でプレースタイルもいまと変わっていないのだとか。とにかくお互いの小学生時代のエピソードが豊富で大盛り上がりの対談でしたねぇ。掲載する時にまた告知するので、お楽しみに。
 なお明後日名古屋戦のマッチデープログラムでは、谷口選手と可児選手のルーキー対談が掲載されております。谷口選手は多摩川クラシコでのデビュー前にした対談だったので、試合後にあわてて後日談を追加しました・笑。ぜひお買い求めください。... 記事を読む

有隣堂アトレ川崎店さんにて。

 本日は、とある用事で川崎駅周辺に。新体制発表会以来ですかね。
 川崎駅周辺の大型書店巡りもしてきました。
2月後半に川崎フロンターレ特集のフットボールサミット、3月に大久保嘉人選手の「情熱を貫く」と中村憲剛選手の「考える習慣」が発売されている関係で、川崎フロンターレ本の3点セットの特設コーナーもあるというあおい書店さん、ラゾーナ川崎の丸善さんなどなどを見てきました。
 思わず、「あっ!」と言ってしまったのがアトレ川崎の有隣堂さん。

川崎フロンターレの3点セットに加えて、なんと僕の「将棋でサッカーが面白くなる本」も一緒に置いてくれてましたーーー!!

本の中で収録されている中村憲剛選手と渡辺明二冠の対談のポップを作ってくれてました。あっざーーす!素晴らし過ぎますねー。担当者さんにご挨拶&お礼をしたかったのですが、今日はお休みとのこと。本当にありがたいっす。
将棋でサッカーが面白くなる本―3日で理解できる将棋戦法入門/朝日新聞出版

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 夕方まで川崎にいたので、ACLのウェスタンシドニー戦の観戦はギリギリでした。「なんとか間に合ったー」と思ってキテン!さんに着いたら、ちょうど失点シーンだったというね・・・ギリギリでアウトじゃねーか。
 温存したメンバーをなるべく出さずに勝ち切る展開を・・・と思いましたが、開始早々に失点し、さらにノボリが負傷交代。後半から憲剛選手と大久保選手も送り出すも最後まで1点が奪えず・・・すべて裏目に出てしまいました。
 後半は立ち上がりから一方的に押し込みましたが、暑さもあって、途中から選手がかなりキツそうでしたね。終盤はチームイチのタフガイ・山本選手の足が完全に止まってましたから、本当に苦しかったのでしょう。
 メンタル的にもダメージの残る敗戦ですが、それでも試合はすぐにやってきます。苦しいときこそ、気持ちを強く持ちたいものです。... 記事を読む