二夜連続ニコ生と、新井章太選手と塩谷司選手。

 昨日の夜は、サッカーキングさんのニコ生に出演させてもらいました。

 第1部で日本代表のニュージーランド戦を、第2部で開幕したばかりのJリーグの話題などをざっくばらんに。
 出演前、「ゲストは西部謙司さんと長谷川悠さんです」と聞いていたんですよ。何度かご一緒させてもらっていたことがある大御所サッカーライター・西部さんはともかく、大宮アルディージャの長谷川悠選手かよ!サッカーキング半端ないなっ!って思って、ちょっと緊張してました。
 んで、その放送前日の将棋×サッカーのニコ生が終わった後の打ち上げで、波戸康広さんに「明日、大宮の長谷川悠選手がニコ生で共演するんですけど、何か伝言あれば」と伝えたら「また飲もうと言っておいてー」とのことでした。そうしたらニコ生当日、西部さんの隣にいる長谷川悠さんって、南葛シューターズの長谷川ゆうさんでした・笑。長谷川悠選手、いつの間にこんなきゃしゃで可愛らしい選手になったのかとビックリしてしまいましたわ。
 番組では「将棋でサッカーが面白くなる本」の宣伝もさせてもらいました。「将棋とサッカーを合わせたの?ラーメンでいえば、トマトラーメンみたいなもの?」と例えてくれた西部さん、さすがです。
 西部さんの新刊「Jリーグの戦術はガラパゴスか最先端か」は僕も読みました。番組後にサインも入れてもらいました。

歴史に名を残したJリーグクラブの戦術だけではなく、京都サンガの大木監督が採用していたクローズ戦法なども分析してくれていて興味深かったです。
さて。明日はサンフレッチェ広島戦です。
 個人的に注目しているのは、レナト選手と塩谷司選手のマッチアップですね。堅守を誇る広島3バックの一角を担う塩谷選手は確かに注目株ですね。注目されたセレッソ大阪との開幕戦では柿谷選手&フォルラン選手のコンビを完封。さらにボレーシュートで決勝点をあげたこともあり、ニコ生の放送でも「塩谷司選手を代表に呼んで欲しい」とのコメントもたくさんいただきました。
 実はフロンターレのGK新井章太選手は、国士舘大学で塩谷選手と同級生だったのだとか。
 新井選手に話を少し聞かせてもらったのですが、塩谷選手は大学3年まではボランチで4年からセンターバックに。当時からシュート威力は抜群で、パス技術も高いのでFWに当てる縦パスをビシビシと通していた選手だったとのこと。
 大学時代、仲も良かったそうです。
下級生のとき、練習で使うビブスを洗濯する当番をコンビでやっていて、洗濯は塩谷選手がしてくれていたので、新井選手は塩谷選手がそのビブスを丁寧に畳む係だったのだとか・笑。「司はいいやつですよー」と人柄も褒めておりました。
明日は僕も広島で試合取材をします。というか、前泊するのでもう広島なんですけどね。今季リーグ戦初勝利になって欲しいですね。
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本日の麻生取材〜開幕戦に強い神戸と伊藤宏樹さんから届いたご挨拶。

 本日は麻生取材に。
J1クラブの多くは今日が開幕戦ですが、フロンターレは水曜日にACLが開催された影響で明日が開幕です。ということで、連日取材に行ってきました。
 ACLに勝ったチーム状態でこの開幕戦に臨めること、ホームの等々力で2試合続けて出来ること、などなどもあってチームは至って冷静ですね。必要以上に力み過ぎず、かといって油断する様子もなく・・・選手達も平常心といった印象です。
 そしてこの試合に向けて、その気合いの入り方をチームメートの誰もが認めているのが、古巣戦となる大久保選手です。「俺のモチベーション、半端ないから」と笑って話してましたが、それでいて、「神戸は開幕戦に強いんよ。ほとんど勝っていたはず」と自身の経験を話してくれました。
 実際、神戸の開幕戦の結果を調べてみると、去年は徳島に1-0、2012年はガンバに3-2で勝利、2011年は浦和に1-0・・・・と本当に勝ってるんですね。「J2から上がってきたばかりだし、スタートダッシュを狙っているっしょ」と強く警戒してました。
 フロンターレ自体も神戸とそれほど相性が良いわけではありません。勝負事に「絶対」はありませんから、「去年J2だったチームだから、勝てて当然」などと思わず、気を引き締めて臨む必要がありそうですね。自戒を込めて書いておきます。
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 我が家にも届いた、プロモ部の伊藤宏樹さんからのご挨拶ハガキ。
フットボールチャンネルに伊藤宏樹さんのインタビューを掲載してもらいました。
昨季川崎Fを引退、伊藤宏樹の“転職”。J最強のプロモ部での新たな挑戦
インタビューは2月の初出社から数日後に行ったものです。僕のインタビュー原稿を、伊藤さん自身でパソコン作業をしながら、チェック&修正をしてくれました。現在絶賛発売中のフットボールサミットとの連動企画でもあります。まだ読んでない方がいたら、読んでみてください。
早速、明日の等々力ではいつものキッズランドを「ヒロキッズランド」という味わいのあるネーミングにしているみたいです。頑張って欲しいと思います。
フットボールサミットには、プロモ部入社のきっかけにもなった座談会が収録されてます。
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YSCCとの練習試合&サッカー本大賞発表。

 昨日は麻生での練習試合を取材。

J3のYSCCとのトレーニングマッチでした。45分×3本で2-2。主力は後半途中まで出場。フロンターレの2得点は大久保選手が1本目にあげたものです。
 
 フロンターレの選手達は、コンディション調整やACL仕様のボールの感覚を含めて、感触を確かめるような感じでしたね。1本目はフロンターレがボールを握り、ほぼハーフコートで試合が進んでいたのですが、YSCCもかなりコンパクトな陣形で粘り強く守っていてなかなか隙を見せません。それでもじれずにボールを左右に動かしながら、ピッチを広く使って組み立てつつ、横の動きに慣れさせておきながらタイミングを見て一気に裏に出して縦で揺さぶっていく。得点もこの形から生まれていましたし、まずまずだったのではないでしょうか。
 麻生取材終わりには、神田に移動。

今年設立された第1回サッカー本大賞の授賞式にお邪魔してきました。残念ながら、僕自身の本「将棋でサッカーが面白くなる本」はノミネートされてませんが・笑。
「第1回サッカー本大賞」は、『ボールピープル』(近藤篤 著、文藝春秋)が受賞しました。「読者賞」との二冠です。異議なし。この本はパラパラめくっているだけでも、「サッカーって良いなぁ」と思わされるんですよね。ホント、素晴らしい本です。
ボールピープル/文藝春秋

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 打ち上げでは、選考委員をつとめていたブックディレクターの幅 允孝さんにお話できてうれしかったですね。というか、今回お邪魔した目的は幅さんにお会いすることだったと言っても過言ではなかったですから。情熱大陸に出演されたときに存在を知り、「なんて面白い考えを仕事にしている人なんだ!」と衝撃を受けました。尊敬している方の一人です。
(幅さんの仕事に関しての詳しくはこちら)
幅允孝、ブックディレクターという仕事。
ご挨拶させてもらうと、「いしかわさんのこと、知ってますよ。よくサッカーの記事を書いてますよね?」との、信じられない嬉しいお言葉。聞きたかったことを色々と聞かせてもらいました。「将棋でサッカーが面白くなる本」を渡すと、将棋×サッカーの発想にもとても興味を持ってくれて、感激の時間を過ごさせてもらいました。
 そのほか、顔なじみの出版関係者、編集者さん、ライター陣ともワイワイガヤガヤと、お話し。みんなサッカー好きですから、めっちゃ楽しかったですね。「将棋でサッカーが面白くなる本」はどうやって生まれたのかも、たくさん聞かれました。いはやはや、良い刺激をたくさんもらうことができましたよ。将来、サッカー本大賞にノミネートされるように頑張っていかねば。
ニコ生でこんなコラボ企画が・・・「将棋棋士がサッカー解説 日本vsニュージーランド」
プロ棋士と一緒にサッカー代表戦の中継をするというものです。僕の本の監修してくれている野月さんが登場します。将棋とサッカー?ってな方は、僕の本を予習で読んでみてくださいね。
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伊藤宏樹さんにインタビューしました。

 仕事というのは忙しいときにやたら重なるもので、宮崎一次キャンプから戻って来てからのこの2週間、物凄い量の仕事やら原稿やらに追われておりました。
 週末締め切りの原稿はまだ少し残っておりますが、今日の夕方でとりあえず峠は越えました。きつかったー・・・ようやく人間らしい生活に戻れそうです。
 ということで、久々にブログを更新。
 とはいっても、今週はほとんど自宅にこもってひたすら仕事に取り掛かっていたわけですが。ただ一日だけ外出しました。朝からフロンターレの事務所に。

 集客プロモーション部で働き始めた伊藤宏樹さんにインタビューさせていただきました。
2月下旬に発売されるフロンターレ特集のフットボールサミット。
その中で伊藤宏樹×天野春果×恋塚唯による「激動の歴史!プロモーション活動の舞台裏」なる座談会を担当させてもらったのですが、実はこの座談会の流れが伊藤宏樹さんのプロモ部入社のきっかけにもなったみたいです。本人に確認したところ、「僕の運命を変えた座談会です」とちゃんと公認してくれました・笑。
 座談会がどんな模様だったのかは、「本を読んでください」としか言えないのですが、この座談会から約2週間後の急展開ですからね。新体制発表会ではスクールコーチ就任が告知されていましたし、そこからの事業部入りでしたので、予定を全て変えてもらうことになり、いろいろ大変だったみたいです。
 2月から社員として本格的に働き出したわけですが、「満員電車が・・・」、「身体を動かしたい・・・」と、まだまだ慣れてないようでした。その一方で、「まだ名刺もないんですよ。でも机はもらいました!」と嬉しそうに語っておりましたけどね。まだ働き始めですが、天野部長も「宏樹は、わからないことをちゃんと『わからない』と素直に言えるから、大丈夫!」と太鼓判を押しておりましたよ。
 ちなみに伊藤宏樹さんが常に心がけていた「謙虚な姿勢と感謝の気持ち」という言葉は、選手時代に天野春果部長に言われた言葉なのだそうです。「これからは謙虚な姿勢だけではなく、大胆にやっていくことも大事ですね」と微笑んでました。
 35歳の新入社員・伊藤宏樹さんが仕掛けていくプロモーション企画、楽しみにしたいと思います。
伊藤宏樹×天野春果×恋塚唯による「激動の歴史!プロモーション活動の舞台裏」の座談会も掲載されているフットボールサミット。
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こんな表紙です。発売はちょっとだけ先ですが、読み応えは抜群です。よろしくどうぞ。
将棋好きな伊藤宏樹さんも実は持っている僕の本。サッカーファン向けにやさしく、面白く将棋との関わりを書いております。こちらも、よろしくどうぞ。
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稲本選手と井川選手の対談。

こんばんは。宮崎キャンプから戻ってきてからは、ひらすらフットボールサミットの原稿を書いております。ほぼ自宅にカンヅメ状態です。
 今日はインタビュー取材での裏話でも。
ボランチの稲本選手、センターバックの井川選手の対談企画を行いました。
ピッチでタテ関係を構成している二人に、フロンターレのサッカーにおける「後ろからの景色」について語り合ってもらう・・・・はずだったのですが、今年の稲本選手はDF登録なんですよね。対談をした日の紅白戦でもCBのポジションに入り、井川選手とはタテではなくヨコに並ぶ関係になってプレーしていました。今年はチーム事情によって、ボランチとCBの両方をこなすみたいです。
 チームのスタイルについても語ってもらいました。
ただ「普通の対談」をしても面白くないので、漫画好きのお二人に、スラムダンクに登場した豊玉高校の「ラン&ガンスタイル」を引き合いに出しながら、スタイルと結果と両立させるチームとしての難しさを語ってもらったりね。お二人の考え方が垣間みれて面白かったです。
 ちなみに井川選手がスラムダンクで好きなシーンは、三井寿の「バスケがしたいです・・・」だそうで、稲本選手から「ベタやなぁ」と言われてました・笑。
 もちろん、プライベートで仲が良いこの二人ならではの話題も。稲本選手がフロンターレに来たこの4年間で、お互いに独身→結婚、そして井川選手はパパにもなるなど、私生活でも変化がありました。そうした変化がサッカーにどう影響しているのか、などなど。
「イナさんは、平日は遊んでくれたけど、休日は全然遊んでくれなかったですね。僕とは平日だけの付き合いなんですよ」などと、独身時代の裏話を話してくれたり、ピッチ外の話もなかなか面白かったです。
現在製作中のフットボールサミット、どうぞよろしくお願いします。
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スラムダンクもね。
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宮崎キャンプ取材あれこれ。

 連日のキャンプ取材です。
 一日の流れとしては、朝に江藤さんと合流して車で綾町の練習場に移動。午前練習は川崎新コーチのもと、フィジカルトレーニングが中心ですね。厳しく、楽しくやっている印象です。

 川崎コーチ、静岡学園高校出身で実はキング・カズと同級生だったのだとか。ただカズは1年で高校中退してブラジルに行ってますし、川崎さんはサッカー部ではなく柔道部だったので、接点はなかったそうですが。カズと同級生ですか。
 午後練習はボールメニュー中心。
ここ二日は守備陣のグループにビルドアップの指導をしていますね。ベースとなるいくつかの型をレクチャーしつつも、プレッシャーをかけてきた相手にハメられてしまわないように、風間監督は「パターンを覚えるわけじゃないぞ」、「相手をいかに困らせるかが大事なんだ」と判断の重要性を訴えてました。

 ここ二日はハーフコートでの紅白戦も実施してます。
体調不良で練習を欠場している田中裕介選手、来日してコンディションを上げているジェシ、順調な回復を見せているノボリなど、まだチームに合流していない主力もいますが、AチームとBチームをハッキリわけてやっている印象です。
 25日の全体練習後は、コーチ陣が地元の少年チームにサッカー教室をしておりました。

風間監督から直々に指導をしてもらえるなんて羨ましいですね。
 二部練習の後は、選手が泊まっている宿舎でインタビュー取材。
2月下旬に発売されるフットボールサミットで川崎フロンターレを大きく取り扱うのです。初日に中村憲剛選手、ここ二日は稲本選手&井川選手の対談、風間八宏監督のインタビューをしました。そのへんのこぼれ話は、おいおいまた。
宿舎なので、すぐ近くで選手がグッズにサインを書いていたりしています。

得点王グッズの特典ですかね?生写真にサインを書き続ける大久保選手。

ユニフォームにサインを入れるノボリ。
本日はこれから大学生との練習試合。楽しみです。... 記事を読む

宮崎キャンプ取材初日。

こんばんは。
本日から川崎フロンターレのキャンプ取材で宮崎県の綾町に来ております。

午後に宮崎入りしたので、3時半からの午後練習から取材。ただフロンターレが練習をしている綾町は、市街地からかなり遠いので練習場までたどり着くのが大変。1日に数本しかない市営バスに乗り、1時間ほど揺られて綾町にたどり着き、そこからタクシーで錦原グラウンドへ。

 午前中はガチガチのフィジカルだったらしいですが、午後はボールメニューが中心。ボール回しの組み分けでは、新加入の選手たちだけでグループ分けして、風間監督が重点的に指導する場面も。味方がパス交換している間に相手のマークを外してボールを受けるという、一連の動き出しのポイントを何度も何度も教えていました。ポイントは、”いつ”をはっきりしろ、でしょうか。
帰り際、気軽にファンサービスに応じる選手達。レナトは子犬に夢中でした。

 練習後は宿舎で中村憲剛選手のロングインタビュー。
チームのスタイルと彼のサッカー観をあらためて根掘り葉掘り聞かせてもらいました。
ちなみに日本を代表するパサーになる彼が、関塚監督からボランチ転向を言い渡されたのは、入団二年目の2004年の宮崎キャンプでのこと。しかも「まさにそこのグラウンドですよ」とのこと。本日練習してた綾町の錦原グラウンドで言われたのね。
あとキャプテン翼の松山くんがコンサドーレ札幌に加入したことを受けて、「フロンターレはいないから、誰か入ってくれないかなー」なんて話も。憲剛選手は岬くんのファンだから、ジュビロから移籍してくれないかなー、と熱望しておりました。
・・ってな感じでキャンプこぼれ話が書ければ。
インタビュー取材は明日も続きます。
幸せな挑戦 今日の一歩、明日の「世界」 (角川oneテーマ21)/角川書店(角川グループパブリッシング)

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波戸康広さんの引退試合取材〜谷川浩司会長からまさかのお言葉。

 土曜日はニッパツ取材に。
マリノスのアンバサダー・波戸康広さんの引退試合でした。快晴で心地よかったー。試合前には将棋親善大使の任命式が行われました。

(左から佐藤和俊五段、広瀬章人七段、野月浩貴七段、森内俊之竜王・名人、谷川浩司日本将棋連盟会長、深浦康市九段、阿久津主税七段、西尾明六段、藤田綾女流初段)。
 棋士が勢揃いする中、谷川浩司会長が挨拶。マイクに近寄るときに観客からの「タニガワー、ガンバレー!」のアツい声援に微笑する谷川会長。
その挨拶の途中で「将棋とサッカーはスポーツとゲームという違いはありますが、戦術の考え方などは意外と共通点も多いです。最近では波戸さんと野月七段の対談も収録されている『将棋でサッカーが面白くなる本』という書籍も出ました
・ ・・・・・えぇぇーーーー!?
谷川会長の口から本の紹介が飛び出るという、まさかのサプライズ。いやー、耳を疑いましたね。嬉し過ぎます。
 任命式後は、波戸さんと谷川会長によるフラッシュインタビューも行われました。「今日は谷川さんの『光速の寄せ』のようなサッカーをしたい!」という意気込む波戸さん。それを聞いて隣で微笑む谷川会長。

※「光速の寄せ」とは、あっという間に相手の玉を詰ましてしまう、終盤のスピード感覚から名付けられた谷川会長の棋風を表現したキャッチフレーズのこと。
 棋士の皆さんは、記者席の近くで観戦されていたので、顔なじみの棋士の方々にご挨拶。広瀬さんはこの日が誕生日だったとのことでした。
 そして、谷川会長にもおそるおそるご挨拶。
さすがに緊張。「将棋でサッカーが面白くなる本」の紹介をしてくれた御礼を伝えると、あの独特の口調で「将棋を広めていただき・・・ありがとうございます」とのお言葉。
・・・・ねぇ、聞いた?将棋界のトップから、このお言葉ですよ!!!ありがたき幸せ。
 森内俊之竜王・名人にもご挨拶させてもらいました。
想像していた通り、物腰が柔らかくて、とても丁寧な方。名人なんだから名刺は持つ必要ないんいじゃないかと勝手に思っていたのですが・笑、「森内と申します」と言って名刺交換していただきました。
 もうねぇ・・・谷川会長と森内竜王・名人との名刺交換してもらうと、それだけで飛車一枚分強くなった気がしましたね。気がした、っていうか強くなったね。夜に指した将棋ウォーズで四段相手に負けたけど。
 試合はとても楽しい引退試合でした。
戦前、波戸さんは「サイドバックだからたぶん点は取れないし、どうやって盛り上げようかな」と不安がっていたのですが、終わってみればまさかの3得点。「リーグ戦357試合で2点しか取ってないのに、今日は3点取りました」と、本人もビックリ。
 得点後には、胴上げされたり、「ハト 12」の人文字パフォーマンスをしてもらったり、波戸さんは本当に愛されてますね。

 棋士の方々も「楽しかったー」と満足してくれたご様子でした。いつも明るく楽しい波戸さん。元フリューゲルスの選手含め、これだけたくさんの選手が駆けつけたのも彼の人徳なのだと思います。
記念グッズにキーホルダーを買いました。

波戸さんの活躍、今後も期待しております!!
日本将棋連盟の谷川会長も紹介してくれた「将棋でサッカーが面白くなる本」も絶賛発売中です。波戸さんと野月七段の濃いサッカー×将棋対談も収録されてます!どうぞよろしく!
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