黒津選手の「進歩の1点」。


今日は、麻生グラウンドに。
 午前は、主力組がリカバリーでした。
明日から代表でタジキスタンと北朝鮮に向かうケンゴ選手にいろいろ意気込みを聞く。気をつけて行って来て欲しいと思いますね・・・いつも以上に。
 午後は、控え組が筑波大学との練習試合でした。試合は4-0で勝利。
筑波大といえば、監督が風間八宏氏。巧みなパスワークとドリブルで相手をはずしていこうとする、噂にたがわぬサッカースタイルでした。フロンターレの守備陣は、エリア前のところを個の勝負で持ち込んで食い止めていましたが、筑波のアタッキングサードまでのボールの運び方、崩し方がなかなか面白い。
 じっくり見ていて特徴を感じたのは、ボールの置き場所ですね。ボールホルダーがトラップしたときの置き場所、そしてサポートする角度とそのタイミングがいいし、パスの狙い所にも意図がありました。見ていて興味深かったです。
 
 フロンターレでいえば、負傷明けの横山選手が前半はボランチで、後半はセンターバックとして合計約60分出場していました。「やらないことには始まらないですからね。体が動かないなりにやっていかないと」と、徐々に手ごたえを感じているようです。
 後半途中からは黒津選手も30分出場。
一度抜け出してGKと1対1を作ったのですが、それは止められてしまい得点ならず。
その後、棗選手が獲得したPKを譲ってもらい、絶好のチャンス。しかしこれもゴールキーパーに止められてしまい、周囲はため息。
直後にはループシュートを放つも、なんとこれはポストに。
復帰後初得点はお預けかと思いきや・・・終了直前の決定機でうまく左足で流し込み、見事ゴール。観客席からは割れんばかりの拍手が起きていたのが、ちょっぴりほほえましかったです。
 帰り際、黒津選手に話かけると、「自作自演でしたね。結果オーライってことで」と笑ってました。
PKのことを聞いてみると、思いっきり打つのかコースを狙うかで迷った結果、コースを狙ったそうです。「ドンピシャで止められてしまいましたね。もっと駆け引きをすればよかった」と苦笑いしてました。
実は、今年の対外試合での初得点だったそうで「進歩の1点ですよ」とホッとした表情で話していました。
進歩の1点・・・いい言葉ですな。
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