ビエルササッカーの研究をしよう。



スポンサードリンク





$いしかわごうの「サッカーのしわざなのだ。」
今週のNumberの特集は「名将バイブル」。
Sports Graphic Number (スポーツ・グラフィック ナンバー) 2011年 …/著者不明

¥550
Amazon.co.jp
お目当ては、ビエルサ監督の記事でした。
$いしかわごうの「サッカーのしわざなのだ。」
指揮を執るビルバオは苦戦続きですし、サポーターとのサッカー観の違いもあり、現地では酷評されているようです。頑張って欲しいですわ。
ビエルサといえば、wowowのページで連載している岡田武史氏の「岡田ノート」でビエルサについて語った回が面白かったな。
岡田ノート 第19回 ◆常識破りのビエルササッカーの研究

「俺はビエルサのサッカーが不思議で、“自分の常識を越えたサッカーなんて許せない”と思って研究したんだ(笑)」
「3‐4‐3や3‐3‐1‐3みたいな形で、普通は『サイドをやられないように』って言うけど、ビエルサはサイドを破られても簡単にカバーリングに行かない、最後の真ん中をきっちり抑えるという考え方。でも、サイドを簡単に行かせるわけじゃなくて、ボールの出どころにすごくプレッシャーをかけてくる。それも、“マンツーマン”じゃなくて、ほぼ“マンマーク”なんだよ。 」
「ビエルサの場合、グラウンドを大体ペナルティエリアの少し内側で、縦に3つのゾーンに分けている。そして、サイドはサイドで解決しなさい、後ろの選手がカバーにいったら前の選手がカバーに入って縦の関係で守る。つまり、横のゾーンには、ずれないんだよ。DFのリベロはある程度フリーなんだけど、それ以外は隣のゾーンのカバーに入ったりしない。『ここだけで解決して、そっち側には行くな』と、
何かそういうルールがある。
「これは、ビデオに撮って研究したから間違いない。このサッカーを研究するために、俺は(ビエルサ監督が以前率いていた)チリ代表を2回も呼んだんだから(笑)。」

などなど。
岡田氏に、そこまで言わせる魅力がビエルサのサッカーにはあるということですよね。
ちなみにこの「縦のゾーンで戦う」というビエルササッカーにJリーグで挑戦しているのが、カターレ富山の安間監督。現在は微調整して[3-2-4-1]システムでやってますけど、開幕当初は[3-3-3-1]でやっていました。
ボクも原稿やブログで書いたことがあります。
安間カターレ、[3-3-3-1]システムの余波。
ビエルサのオススメ本はこちらですね。
名将への挑戦状 ~世界のサッカー監督論~/ヘスス・スアレス

¥1,500
Amazon.co.jp
書評:「名将への挑戦状 ~世界のサッカー監督論」
応援よろしくです。
人気ブログランキングへ


スポンサードリンク





コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です