開幕戦におけるダイヤとマルの話。


どうも、いしかわごうです。

開幕しました、2022年Jリーグ。

取材に行ってきました、等々力。

そして勝ちました、川崎フロンターレ。

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金曜ナイターの多摩川クラシコ、レアンドロ・ダミアンのゴールを守り切り、1-0での勝利でした。

ただ、非常に難しい試合でした。
ほとんどチャンスがない中、それでも決勝弾を決めたダミアン、いくつかの決定機を平然とセーブし続けたチョン・ソンリョン。2人のパフォーマンスなしでは勝てなかった試合でしたが、個人的には遠野大弥の仕事ぶりに目を奪われました。

というのもですね。

正直、遠野に関しては今シーズンは難しい立ち位置なのではないかと思っていからです。チームが採用する4-3-3のシステムでは、去年は左右のウイングやインサイドハーフなどで起用されてたものの、適正ポジションに悩んでいた印象が強かったんですね。

さらに今年は、同じアタッカータイプとして、チャナティップという強力なライバルも出現。実際、FUJIFILM SUPER CUPではベンチ外でした。

しかし鬼木監督は遠野の投入で、4-2-3-1のシステム変更を実施。セカンドストライカータイプである彼が一番、機能しやすいトップ下で起用したんです。ある意味、ダイヤシステムです。

そして自ら決定機に絡み、CKを獲得。そのCKのキッカーとして配給したボールがダミアンの決勝弾を呼び込みました。

思えば、彼は去年初出場したゼロックスでも、小林悠の決勝弾をお膳立てしてました。もっと言えば、アビスパ福岡時代の2020年もJ2開幕戦となるギラヴァンツ北九州戦でゴールを決めていますからね。開幕戦に強いのかもしれません。

試合後の遠野大弥は言います。

「僕らの世代、ケント(橘田健人)など若い選手がチームを引っ張らないといけない。どんどん気持ちを出してやっていきたい」

三笘薫、旗手怜央、田中碧・・・・東京五輪世代はチームを離れましたが、彼もまた東京五輪世代ですからね。

ちなみに。
あの開幕戦でヒーローになり損ねた選手を挙げるとすれば、マルシーニョかもしれませんね。

前半にはダミアンからの決定機を流し込むも、GKスウォンヴィクの超絶反応によりポストに弾かれました。決まっていれば、今季Jリーグ第1号弾でした。

実は昨日、マルシーニョにインタビューをする機会がありました。その場面をこんな風に振り返ってました。

「枠を捉えていたんですが、指先で触られてしまいました。自分は『入った!』と思って、ゴールを決めた後のパフォーマンスに行きかけていました(笑)。自分が精度を上げなくてはいけない課題です。そこは上げていき、早くゴールの結果を出したい」

・・・・次こそは頼みますよ、マルちゃん。

ダイヤとマル・・・・♢と⚪︎の話でした・笑。

ということで、レビューはnoteでたっぷりと書いております。約10000文字のボリュームなので、ぜひ読んでみてください!!

■驚きだった大島僚太のアンカーシステム
■試合の構図が変わった分水嶺
■向き合わなくてはいけない中盤の問題点
■勝利をたぐり寄せた鬼木采配の妙とダイヤシステム
■そこにソンリョンがいる安心感
■何が何でも、どんな形でも勝ちたかった理由

「それ以外に何がある」(リーグ第1節・FC東京戦:1-0)
https://note.com/ishikawago/n/na9a11cb852fb

ではでは。水曜日は横浜F・マリノス戦ですね。
去年の最終節、富士フイルムと、なんか日産ばかり行ってる気がする・笑。

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