どうも、いしかわごうです。
先週末は国立取材。
FUJIFILM SUPER CUP 2024 」でした。試合は川崎フロンターレが1-0で勝利。
3年ぶりにスーパーカップを掲げることができました。
Jリーグ王者のヴィッセル神戸は現状で組めるであろう、ベストメンバーで臨んできました。
一方の川崎はACL・山東戦に先発した選手を全員入れ替えるという完全なるターンオーバーを実施した顔ぶれです。
その中での完封勝利。
決勝弾を挙げたのは、試合前日にファイフロで自分のインタビューが流れていた
ファン・ウェルメスケルケン際でした。いやー、まさか決めてしまうとは。
よくよく考えたら、フロンターレが1-0のスコアで
勝った試合というのは、わりと久しぶりです。
調べてみたら、去年の10月3日のACL・蔚山現代戦(等々力)以来。橘田健人のミドルシュートで勝った試合ですね。なお、この試合から公式戦の負けなし記録は続いていて、現在公式戦14試合負けなしなんですね。チェストー!
さて。
勝因は守備の踏ん張りにあったと言っても過言ではないと思っています。
ということで、試合後のミックスゾーンでは、丸山祐市や上福元直人、ゼ・ヒカルドなど守備陣を中心に取材しました。
名古屋の最終ラインを牽引してきた丸山祐市は、豊富な経験に裏打ちされる仕事ぶりでした。相棒の高井幸大もうまく引っ張っていましたし、そういう意味でも丸山が控えていることの意義は今年は大きいと感じることのできた試合でした。
どこかベテランらしい余裕もあったように見えましたが、試合後の本人は「僕は必死です」と微笑んでいました。
「体が年齢的にきついので、そこは頑張って(笑)。フロンターレのサッカーは攻撃をするための守備。スライドも前も後ろも走るので・・・走ります!」
丸山は谷口彰悟の移籍で不在だったディフェンスリーダーの役割を担ってくれそうですし、不動の右サイドバックだった山根視来のポジションにはファン・ウェルメスケルケン際が、存在感を放ってくれました。
登里享平がいなくなり、チームの空気を作ってくれるムードメーカーはどうなることかと思っていたら、山田新が表彰式でのカップリフトでサポーターを笑顔にしてくれてます。
大事な選手たちがいなくなっても、しっかりと新しい存在が出てくるんです。それがチームという生き物なんだよなと思いつつ、試合を分析したレビューを書きました。
ラインナップはこちらです。
■驚きだった11人総入れ替え。チームの何が変わったのか。神戸に外回りとロングボールを選択させた、バフェティンビ・ゴミスによる前線からの絶妙な牽制。
■「体が年齢的にきついので、そこは頑張って(笑)。フロンターレのサッカーは攻撃をするための守備。スライドも前も後ろも走るので・・・走ります!」」(丸山祐市)、「自分たちの意気込みと、みんなで協力することが実った結果だと思います」(上福元直人)。Jリーグ王者相手の完封劇。守備陣の踏ん張りにあったものとは?
■「後ろから繋ぎたいというのはありました」(丸山祐市)。川崎がビルドアップでロングボールを多く選択した二つの理由とは?
■「でも本当、あの時自分が自信を持ってやったことが、こういう結果になっているのでよかったです」(ファン・ウェルメスケルケン際)。日本のプロデビュー戦で決勝弾。インタビューで感じた、ほぼ起き得ないことを成し遂げてきた男にある、芯の強さ。
■「後半は自分たちもつなげる部分はつなげるな、というところの頭が揃っていたので、そういった意味でうまくみんなのフィーリングが合って来たかなと思います」(瀬古樹)、「一人ひとりがみんなをサポートすれば、全員が楽にプレーすることができると思っていたので、そこら辺を意識しながらやっていました」(ゼ・ヒカルド)。隙を見せなかった後半の試合運びを支えた中盤の選手たち。
■「次、誰か新しい人が出てくるだろうという期待が、自分の中ではあります」。今季の初全体練習後、鬼木監督が口にしたチームに対する言葉で思い出すこと。
中二日なのに、12000文字の大ボリュームです。ヘトヘトになりながら書いたので、ぜひどうぞ!!!!
「大事な人がいなくなるとチームは強くなる」(FUJIFILM SUPER CUP 2024・ヴィッセル神戸戦:1-0)