勝って等々力でシャーレを掲げよ。


どうも、いしかわごうです。

11月25日は等々力陸上競技場でガンバ大阪戦。

2位との直接対決で、負けなければその時点で、史上最速での優勝が決まる一戦となっています。

優勝のかかった一戦ということで、鬼木達監督にもフォーカスしたいと思います。

大分戦翌日の浦和レッズ対ガンバ大阪をどんな思いで観戦していたのか。鬼木監督は「今までにない感情でしたね」と言います。

「一つは対ガンバという分析、スカウティングの視点で見ていた。そういった中での優勝が決まるかもしれない。今までの自分ならば、どんな形でも1日でも早く優勝を決めたい、どんな形でも決まってほしい。そんな思いがありました。でも、この日に限っては、チームにチャレンジさせたい、チャレンジしたい思いがありました」

 試合を見た方も多いかもしれませんが、0-0で迎えた後半、セットプレーでの流れから槙野智章のゴールで一時は浦和がリードを奪っています。引き分けでもフロンターレが優勝ですから、この時点でガンバ大阪はあと2点が必要になりました。しかしそこから追いつき、終盤にはセットプレーで逆転。残りは10分ほどありましたが、試合を見ていた鬼木監督は、「このままガンバに勝って欲しい」という感情になっている自分がいたことに気づいたと言います。


「最後、ガンバと浦和で、ガンバが勝ちそうな瞬間に、『このまま』という思いになった。そういうところが自分にあるんだと思った。監督である以上、1日でも早く決めたかったし、違う形でもいいと思ってましたが、今年はちょっと特別なのかなと思ってます。コロナというものがある中で、なかなかお客さんが来れない中で、次にもう一回チャレンジする機会があるならば、それにチャレンジしたい」

 等々力で2位の相手との直接対決に勝って、優勝を決める。そんな挑戦の舞台が整った「巡り合わせ」に感謝しているようでした。チームや選手だけではなく、指揮官としても、より成長していくための一戦にもなりそうです。

では、試合の見どころをたっぷり語っていきたいと思います。ラインナップはこちらです。

■満身創痍の中で挑む総力戦。勝ってシャーレを掲げよ。

■15年の時を経て優勝をかけてぶつかる一戦。ガンバ大阪が等々力で初優勝した2005年のあの試合。鬼木監督の記憶にどう刻まれているのか聞いてみた。

■「自分たちで信じて、自分たちで優勝を決めたい」(小林悠)、「次の試合で自分たちで自分たちのホームで優勝を決める。そういう強い気持ちで試合に臨みたい」(旗手怜央)。気をつけるべきは、倉田秋に狙われるアンカー脇と、連動したサイド攻撃。攻守におけるポイントは?

■「ここで俺の跡を継げ。フロンターレでバンディエラになってほしい」。クラブの未来がかかっていた小林悠の残留劇。失われかけた系譜をつないだもの。(中村憲剛の回想コラム:2016年)

以上、4つのポイントで約10000文字です。

試合をディープに観戦するためのワンポイントプレビュー(リーグ第29節・ガンバ大阪戦)

引き分けなどとは言わず、勝って等々力でシャーレを掲げましょう。





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