どうも、いしかわごうです。
水曜日は等々力取材。ルヴァンカップ準々決勝1stレグ・名古屋グランパス戦は、2-0で勝利となりました。
この日は「KAWASAKI GAME SHOW」ということで、フロンパークには高橋名人が降臨。
背番号は16。16連射が代名詞ですからね。
ちなみになぜ16連射かというと、コンピュータ用語的に16進数に絡めようとしたからだそうです。
ちなみにこの日のフロンターレのシュート数は、高橋名人の16連射にちなんで16本でした。カウンターから脇坂泰斗による追加点が生まれたのも後半16分でした・・・・・どちらも偶然ですけどね・笑。
ただこの追加点が生まれるまでの後半開始から15分は厳しい時間帯でした。よく耐え切ったと思います。試合後の新井章太が、こう振り返ります。
「慌てずに対処して、最後まで諦めないでやれば、追加点も生まれる。ああいう苦しい時間帯をしのげたのが勝因。(2017年の)ルヴァンの決勝に行った時も、こういう勝ち上がり方をした。良い形で終われて良かったと思う」
2017年のルヴァンカップ準々決勝1stレグといえば、FC東京に等々力で2-0で勝利。あの試合を思い返せば、1-0のリードしている展開で新井章太が大久保嘉人との1対1を止めたことで流れを渡さず、追加点を引き寄せたわけです。
この名古屋戦でも、これまでのリーグ戦と違ったのは我慢すべきところで我慢したことです。日本人での最終ラインを中心に、我慢の15分の報酬として得た追加点だったと思います。
試合をめぐる攻防のポイントは、レビューにたっぷりと書いております。ラインナップはこちらです。
1.「出てきたタイミングがGKをかわせるなと思った。落ち着いていたと思います」(知念慶)。「背後は常に狙っていたし、そこは相手にとって嫌なことだったと思います」(長谷川竜也)。ただ背後を狙うだけでは崩せない。急所を狙い続けるために、受け手と出し手が共有していた工夫とは?
2.「監督からも『フリーマンみたいにやれ』と言われていました」(脇坂泰斗)。攻守のキーマンとして躍動した潤滑油・脇坂泰斗。守備組織の穴を作らないハードワーカーぶりと、ポジションレスで攻撃のタクトを振るった仕事ぶりを読み解く。
3.「監督もラインの上げ下げ、コミュニケーションのとりやすさを重視してというのは言っていました。その通りに細かく話しながらできた」(谷口彰悟)、「中でプレーしていた選手たちでは、絶対にやらすなという声が出ていました。危ないシーンもあったが、最後に体を張ってうまくやれた」(下田北斗)、「ああいう苦しい時間帯をしのげたのが勝因。(2017年の)ルヴァンの決勝に行った時も、こういう勝ち上がり方をした」(新井章太)。勝負所だった後半開始15分。耐えるべきところで耐え続けた和製最終ラインがもたらした我慢の報酬。
4.「足元で(相手を)外したらパスは出てこなかったと思います。」(脇坂泰斗)。待望の追加点を生み出す男・ヤスト。足元で外すのではなく、あえて強い動きでボールを呼び込み、ゴールを見ないでシュートを打った理由とは?そして、この勝ち方をどう捉えるのか。、この勝ち方をどう捉えるのか。
以上、4つのポイントで冒頭部分も含めて全部で約8000文字です。勝負の分かれ目を掘り下げつつ、追加点を決めがちな男こと脇坂泰斗にフォーカスしております。ぜひどうぞ。
ではでは。
週末の第2戦は、台風が心配ですね。