ルヴァンカップ準々決勝1stレグ名古屋戦プレビュー:「結果というところでは自分は出しきれていない。大会は違うが、結果を出せるように頑張りたい」(山村和也)。リベンジに燃える選手たち。


どうも、いしかわごうです。

本日は、等々力でルヴァンカップ1stレグ・名古屋グランパス戦。

【KAWASAKI GAME SHOW】ということで、なんとあの高橋名人がフロンパークにやってきます。ちなみに先日には、麻生グラウンドに来て中村憲剛とゲーム対決を実施しておりました。

中村さんは本当に嬉しかったようで、この企画後、興奮冷めやらぬという様子で高橋名人とのゲーム対決をあれこれ話してくれました。高橋名人といえば、当時の小学生には神様のような存在で、今の小学生でいうと、HIKAKINのような存在に近いかもしれないですね。

 自分もファミコン世代なので、よくわかります。
というか、去年の夏に高橋名人が新宿ロフトで行った出した出版イベントに、僕は行きましたからね・笑。

この本には当時の裏話がたくさん明かされています。

・「ゲームは1日1時間」・・・高橋名人の有名な格言。「ゲームは悪」という雰囲気があった時代。イベントの観客に親御さんが多かったので、そこに対して何か言わなくてはいけなくて、出た言葉だそうです。ゲームがうまくなるには、1時間ぐらい集中してやるのが一番。ただ「1時間じゃクリアできないよ」とよく子供に言われたのだとか(当時のゲームはセーブ機能がない)。

・16連射。
高橋名人の代名詞とも言える必殺技。1秒間に15〜16発なので、コンピュータ用語的に16進数に絡めようとしたそうです。

・モテエピソード。
バレンタインのチョコは小型トラック3台分送られてきた(高橋名人のファンは9割が男子にも関わらず、残りの1割を占める女子と子供のお母さんから送られてきたと思われる)。会社の受付で「お客さんです」と言われて対面したら、待っていた若い女性に「名人と結婚したい」と言われた。

あと10年ぐらい前から「ゲームセンター CX 有野の挑戦」でレトロゲームブームが起きて、それで再び人気が再燃したというのも大きいみたいですね。

そんな高橋名人が、今日のフロンパークに来てくれるそうです。楽しみですね。

 ピッチに目を向けると、ルヴァンカップです。
名古屋には、8月のリーグ戦で完敗を喫しています。そのリベンジになるわけですが、特に燃えているのが谷口彰悟と山村和也の二人かもしれません。

谷口彰悟は、リーグ名古屋戦でプロ初の退場をしてしまいました。そして最近はチームの失点も増えており、彼自身もその責任を強く感じていますし、何よりこの名古屋戦のリベンジも誓っています。

「セレッソ戦は悔しい敗戦だった。ここで大会は変わるが、その悔しさを晴らすには良い相手だと思います。2試合あるので、うまく戦うことが必要になる」

もう一人。山村和也は、名古屋戦で大島僚太の負傷によりボランチで緊急先発。しかし思うようには仕事ができず、途中交代。その後、ベガルタ仙台戦ではセンターバックで先発しましたが、悔やまれる対応で失点を喫してしまいました。結果で示したいと言います。

「苦しい時間帯はあると思うので、しっかりと声を掛け合いながら失点ゼロで抑えていきたい。結果というところでは自分は出しきれていない。大会は違うが、結果を出せるように頑張りたい」(山村和也)

ホーム&アウェイですから、ここでアウェイゴールを与えず無失点で終えれば、第2戦がぐっと有利になります。守備陣の意地に期待したいですね。

試合に向けた詳しい見どころは、ごうnoteで公開しています。ラインナップはこちらです。

1.「大会も変わるのでフレッシュな気持ちで臨めると思ってますし、ホームなので、しっかりと勝ちたい」(鬼木監督)。気になる予想スタメン。セレッソ戦から中二日で臨むルヴァンカップに、指揮官が送り出すメンバーは?

2.「自分たちもボールを握らないといけないが、前に強い選手がいるので、シンプルに使うところも大事ですね」(脇坂泰斗)。注目すべきは、前線の組み合わせ。そして攻撃のタクトを振るうヤストに求められることとは?

3.「ネットは、逆足からでも縦一本のパスが出せる。(パスを)出す判断をやめれるし、ワンタッチでふわっとした柔らかいボールも出せる」(守田英正)、「うまくマークしていかないと、外す技術がある。そこは味方と声を掛け合いながら、受け身にならないように戦いたい」(山村和也)。勝負の鍵を握る、中盤の攻防戦。名古屋自慢のエドゥアルド・ネットとシミッチのダブルボランチに対して、どう対抗するのか。

4.「ここで結果を出さないと、今までやってきたことは意味がないと思っている」(新井章太)、「自分たちが変えていないと、この流れは。誰かが変えてくれるという思いではないダメ。俺が変えるという気持ちをみんなが持ってやるのが大事だと思う」(谷口彰悟)。アウェイゴールがあるルヴァンカップだからこそ、より意味の大きいクリーンシート。そして、新井章太がチームにもたらしたいと考えている、意外なものとは?

以上、4つのポイントで全部で約8000文字です。リーグ戦から多少の入れ替えがありそうな一戦です。試合前に読んで、ぜひイメージを掴んでもらえると幸いです。

試合をディープに観戦するためのワンポイントプレビュー(ルヴァンカップ準々決勝1stレグ・名古屋グランパス戦)

ではでは。等々力のチケットはまだあるようです。当日券でぜひ!





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