どうも、いしかわごうです。
等々力決戦です。
勝たなくてはいけない試合である以上、まずは先制点を奪うことですね。試合終盤までスコアレスな状態やドローの時間が長く続くと、旗色が悪くなるのはこちらの方です。フロンターレとしては、ある程度のリスクを冒してでも点を取りに行かないといけない展開を余儀なくされているとも言えます。
ただ、そのリスクのかけ方が非常に難しい相手でもあります。
ACLの初戦で上海上港と戦った後、ある選手がこんなことを話していました。
後半はボールを握る展開だったので、チームとしてはボランチやサイドバックの攻撃参加でゴール前に厚みを加えたかった。でも、フッキ、エウケソン、オスカルといったアタッカー陣が、前線で攻め残りをして、奪ってからのカウンターに目を光らせている。
そのカウンターに対するリスクマネジメントがあるため、後ろの選手もなかなか前に出ていきにくい難しさがあった、というわけです。漫画「スラムダンク」で宮城リョータが「牧(紳一)は守りながら攻めてくるんだ……!!」と話していることがありましたが、まさにそんな感じです。
オスカルは最近ボランチでプレーしているそうですが、フッキ、エウケソンという攻撃的なタレントが前線にいます。上海上港としては、前線のタレントを生かしたカウンターで押し返すことで、フロンターレ守備陣に圧力を与える狙いを持ったプランもあると思います。
攻撃と守備は表裏一体。いかにそのバランスを崩さないで、うまく攻撃し続けるか。そこがカギとなりますが、そのためにはボールの失い方に気をつけること。フロンターレの最終ラインはいつも以上にカウンターを警戒する必要があります。
「イージーなボールの失い方をしないことは、チームの前提としてある。あとはボールを取られた後の切り替えを早くする。悪いボールの失い方をしないことと、カウンターのところがポイントになる。攻撃をやりきってしまえばカウンターも受けない」(馬渡和彰)
「チーム全体をコンパクトにすること。コンパクトさを保てば、相手をすぐにサンドできるし、ブラジル人3人に与えるスペースも少なくなると思う」(舞行龍ジェームズ)
試合のより掘り下げた見どころは、プレビューで語っております。
ACLでは、オーソドックスなプレビュー仕様にしています。よろしくどうぞ。➡️ 試合をディープに観戦するためのワンポイントプレビュー(ACL第5節・上海上港戦)|note(ノート) https://t.co/Bwt6zTG50w
— いしかわごう (@ishikawago) May 6, 2019
ACL仕様なので、リーグ戦とは違って、いわゆるオーソドックなプレビューに仕立てております。ご了承ください。
試合をディープに観戦するためのワンポイントプレビュー(ACL第5節・上海上港戦)
どんな顔ぶれがピッチに並ぶかも含めて、楽しみです。
チケットはまだあるそうです。GW10連休明けの初日ですから、なかなか集客は厳しいことも予想されます。「行けそうかも・・・」と迷っている方は、ぜひ等々力でサポートを。
ではでは。