柏戦レビュー:両指揮官に求められた、ゲームプランの変更点を読み解く。


どうも、いしかわごうです。

先週末は、日立柏サッカー場での柏レイソル戦を取材。

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 豪雨でしたね。
試合開始時間が30分遅れ、レイくんもピッチ整備を頑張っておりました。

いかんせん、難しすぎるピッチ状態でした。

「とにかくピッチがあんな状態で、どこがどうだかわからない。(ピッチに)アジャストするのは無理。ゴールのエリア付近はよかったが、そこまでに行くのが大変だった」

 試合後の中村憲剛選手の談話です。ピッチを俯瞰してプレーしていると言われている彼がそこまで言うのだから、やっぱり相当だったのでしょう。そして、2009年の鹿島との中断試合よりも難しかったとコメントしていました。

 個人的に、あのピッチを見て思い出した光景は、2010年の等々力でのACL北京国安戦でした。等々力のピッチが雪に覆われたゲームです。そのことを引き合いに出して聞こうかなと思いましたが、当時の中村憲剛選手はアゴの骨折で離脱して出ていない時期だったのを思い出してやめましたが・笑。

 試合の詳しいアレコレは、ごうnoteで公開しています。

今回のラインナップはこちらです。

1.川崎Fもスタメンを変えるべきだったのか?両指揮官に求められた、ゲームプランの変更点を読み解く。

2.「とにかく前線に蹴って、前でプレーしようと話していた」(小林悠)、「とにかくピッチがあんな状態で、どこがどうだかわからない」(中村憲剛)。いかにしてゴール前にボールを運んでサッカーをするのか。両チームが導き出した、キック&ラッシュ戦法という回答。

3.「ワンステップで蹴ってくるというのはスカウティングでもあった。そこのひとつひとつの甘さから、ちょっとしたズレをついてくる」(奈良竜樹)。後半早々の2失点はなぜ起きた?こだわりきれなかった、細部での詰めの甘さとは?

4.「ああいうグラウンドは何回もやっている。沖縄はグラウンドもあんまりよくないですし、ああいうグラウンドもけっこうあった」(知念慶)。「あそこにピンポイントに出すこと。間に走ってくれたので、それが自分の仕事だったし、それが相手にとって一番嫌だった」(中村憲剛)。後半の巻き返しを生んだ森本貴幸と知念慶のパワフル2トップ。前線が効果的に機能した背景にあったものとは?

5.「後半、コーナー付近はわりと状態がよかった。そこに入ってクロスをあげればチャンスになると思っていた」(車屋紳太郎)。「悔しかった。あれはGKに当たっていたと思います。ああいうところで決めきれないといけない」(板倉滉)。執念の2ゴールを生んだ左サイドエリアの起点と、前線に板倉滉を投入した狙い。

以上5つのポイントで約7500文字です。ある意味、貴重なレビューですので、ぜひ読んでみてくださいね。

脅威を与え続けた森本貴幸と知念慶のパワフル2トップ。左サイドエリアから生まれた必然の追撃弾と、執念の同点弾を読み解く。(リーグ第31節・柏レイソル戦:2-2)

ではでは。





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