ルヴァン準々決勝FC東京戦(第1戦):どんな形であれゴールを守るという仕事。


どうも、いしかわごうです。
明日は日本代表の大事な一戦ですが、本日は等々力競技場でルヴァンカップ準々決勝の第1戦・FC東京戦です。甲府戦から中二日の試合なので、メンバーを入れ替えて臨む試合になります。

甲府戦を振り返っていて、どうしても触れておきたい場面があります。それはJ1第24節の週間ベスト5セーブにも選出された、チョン・ソンリョンが見せた前半のビッグーセーブです。

 この場面を少し振り返ると、PKで先制した直後の時間帯でした。
左サイドに流れた堀米選手にセンターバックの奈良選手がついていったため、手薄になった中央エリアに向かって低いクロスがゴール前に入ってきました。

最初、ソンリョンはこのクロスをキャッチしようと前に出ようとします。しかし逆サイドから飛び出してきた田中佑昌選手に気づき、彼はとっさに判断を変えるんです。

普通だったら、そのまま前に出て、身体の面でセービングしてもおかしくない場面です。キャプテン翼の森崎くんでいう「身体のどこかに当たってくれー」という一か八かのプレーですね。

でも彼はその状況を見極めて、あえて止まってシュートストップできるように、重心を後ろに置きます。そして右手一本で阻止。「さすが」としか言いようがないプレーですが、ゴールキーパーというのはこういう1本を止めるために、日々研鑽を積んでいるわけです。素晴らしいセーブでした。

 さて。本日のルヴァンカップ。
ホーム&アウェイでの合計スコアで勝ち上がりが決まるため、ホームでのゲームは「アウェイゴールを相手に与えないこと」も重要になります。そして今日の試合で、フロンターレのゴールを守るのは新井章太選手になりそうです。

今シーズンの彼は、リーグ戦では第6節の甲府戦で途中出場。先発としては、ACL・イースタンSC戦と天皇杯の2試合に出場しています。先発して失点したゲームはイースタンSC戦だけで、それもPKによる失点と、総じて安定したパフォーマンスを見せています。

 ソンリョンとはプレースタイルが違いますが、日々、ソンリョンからも学んでいると新井選手はいいます。

「ソンリョンは出る出ないがハッキリしてますよね。前に出ないなら出ないで、ゴールをしっかり守る。自分はプレースタイル的に逆。クロスに出て未然に防ぐ。でも後ろで守れるところは守る。前に出るときはしっかりと守ることですね」

 どんな形であれゴールを決めるFWが評価されるように、どんな形であれゴールを守るGKも評価されるとも言えます。FC東京には大久保嘉人選手もいますし、そこの対戦も実現したら楽しみです。

さて、第1戦の結果で、週末の第2戦の戦い方も大きく変わるわけで、一体どうなるのか。試合の見どころは、いつものようにごうnoteで公開しています。

ラインナップはこちらです。

1.過密日程で迎えるルヴァンカップ第1戦は、3バックを採用か?「4にしても3にしても、ウチのチームの個をどう生かすのか。自分たちが一番良い形で進められるようにしたい」(鬼木監督)。気になる予想スタメンは?

2.フィニッシャーではないからこそ、押さえなくてはいけない大久保嘉人の存在。「最近、ヨシトさんはシュートを打つ側には回っていない。ラストパスを出しているし、スルーパスを出している。神戸戦や浦和戦もそうだし、ああいうボールが嫌だし、シュートよりも警戒しないといけない」(新井章太)。中盤に降りてきたヨシトをどう止めるか?

3.「自分にとっては勝負どき」と語る板倉滉。巡ってきたチャンスを生かせるか。

4.「そこをみて出せば、相手がグッと中に絞るので他が空く」(奈良竜樹)。甲府戦でもPK獲得につながった家長昭博と奈良竜樹の縦関係。

5.この試合でも期待したい中央のホットライン。注目すべき、「裏一本」での崩しができるコンビとは?

6.あらためて考えたい「ハイネルの生きる道」。田坂祐介に聞いてみた。

以上、6つのポイントで約6500文字です。いつもとは違うメンバーで臨むだけに、ポイントも多めです。連携面に注目してみました。

試合をディープに観戦するためのワンポイントプレビュー(ルヴァンカップ準々決勝1stレグ・FC東京戦)

ではでは。





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