等々力の奇跡、再び。


 どうも。
「なんでツイッター始めたの?」と聞かれたら、「猛暑の影響で」と答えているishikwago(←アカウント)です。9月になって若干涼しくなっちゃったけどな。

 今さらですが、8日の等々力(ナビスコカップ準々決勝:川崎F×鹿島)の死闘について。ひさびさに、記者席から試合を見ていてしびれました。第1戦を1-2で落としている川崎Fは、1-0で勝つか、2点差以上での勝利で、逆転で勝ち上がれたわけですが、劇的な展開で見事に3-1で勝利。鹿島相手にそのミラクルを演じれるチームなんて、なかなかないですよ。

 特に中村憲剛選手が入ってからの逆転劇なんか、もうこんな感じ漫画の世界でした。

<1-1:後半残り30分>

高畠監督:「ケンゴ、いけるか?」

中村憲剛:「いけます!」

場内アナウンス:「選手交代のお知らせです。稲本潤一に代わって・・・中村憲剛」

鹿島の選手「なにぃーー!ヤツは昨日のグアテマラ戦に出たばかりじゃ・・?」

川崎Fの選手「ケ・・ケンゴさんだ」(・・・まぁ、最初からベンチにいたんですけど)

アナウンサー:こぼれ球に走り込んでいくのは、中村憲剛だぁ!

中村憲剛:「この足が折れてもいい。勝つんだ!」

アナウンサー「決まったー!!中村くんの地を這うイーグルショット。これで川崎F、トータルスコアで同点です。」

中村憲剛:「まだだ!あと1点、取るんだ!」

・・・途中から話が完全にキャプテン翼になってますが、いやはや、実際、中村選手がゴールが決まった瞬間、まわりの記者席からは「やべぇ、鳥肌たったー」との声も上がってましたからね。そんぐらいすごかった。

 そんな今日発売のエルゴラ。

いしかわごうの「サッカーのしわざなのだ。」

一面は、中村憲剛選手。

リーグ戦プレビュー掲載号にも関わらず、1~3面で等々力決戦をどどんと扱っております。

いしかわごうの「サッカーのしわざなのだ。」

マッチレポートと、中村憲剛選手のコラム、そして試合の分岐点となった5つのポイントを分析&解説しております。このポイント解説がなかなか大変で、得点シーン以外の流れを含めて、試合映像を何度も何度も見直す作業をして書きました。しかもゲームのターニングポイントをここに力を入れて書いてしまったので、逆にマッチレポートに何を書けばいいのか、わからなくなってしまいましたが(笑)。

 このボリュームの原稿に加えて、試合後のコメントと採点寸評、そして週末の横浜FM戦のプレビュー執筆もある鬼ゴラッソでしたけど、寝ないで頑張りましたよ。読み応え、あると思います。みんな、買ってくれい。

それでは、今日も頑張りましょう。

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