スペイン×オランダ


 よかった、よかった。
スペインのようなサッカーをする国が世界一になる。南アフリカワールドカップは、サッカーにとって幸せな結末で幕を閉じました。

いしかわごうの「サッカーのしわざなのだ。」
 それにしても、やはり決勝戦。
3位決定戦のようなオープンな展開にはなりませんでしたね。特にオランダがゲームを壊しかねないほどのかなり荒いファウルを連発して、スペインのリズムに持ち込ませなかった。なんだろう。オランダは、決勝戦という舞台を逆手に取るというか、「決勝戦なんだからそう簡単にレッドカードは出せないでしょ?」とラフなファウルを連発しているんじゃないかと勘繰りたくなるぐらいの違和感を覚えた。デヨングの胸キックなんて、一発レッドでもおかしくなかったでしょ。

 その意味では、審判団もよく我慢して裁いていたと思います。映画「レフェリー」を見ていたので、個人的には、ハワード・ウェブ氏とその審判チームにも勝手な愛着がありました。4審が西村主審でしたしね。ハワード氏の父ちゃん(元審判)や親族も祈るような思いで試合を見つめているんだろうな、とか思いながら見てました。あの荒れた展開の中、109分に退場者を出すまで素晴らしいコントロールだったと思います。

 スコアレスでPK戦なんて嫌だなーと思っていたら、延長後半11分にイニエスターーー!!
いやー、朝方に絶叫しちまったわ。オランダとしては、あのCKのなるはずのがゴールキックに判定されてからの流れですから悔しいでしょうけど、ひょっとしたら、それまでの行いに、サッカーの神様がちよっと機嫌を損ねたのかもしれません。

 きっと今日は、世界中の人々がスペインを祝福する一日になるんだろうな。

 眠い目をこすりながらテレビを見る毎日もこれで終わりです。

 次のワールドカップはブラジルで。

 4年後は、現地で取材することを目標に頑張ろう。

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