ACLに参戦していた関係で、フロンターレは14日(水曜日)からJリーグが再開します。
川島選手やテセ選手の移籍もあり、慌ただしい毎日が続いておりますわ。昨日は朝からフロンターレの練習取材を行い、夕方から川島永嗣選手の移籍会見があったので、結局、それまでクラブハウスでずっと待機して仕事をこなすことに・・・お昼ゴハンを食べずに過ごしたので、もう腹へってたまんなかったっす。
川島選手の記者会見の内容は、ブロゴラにアップしておきました。
フロンターレの担当記者になると決まった時、楽しみのひとつになったのが川島選手取材でした。
03年のワールドユースでビッグセーブ連発に魅了され、時間があればJ2大宮の試合に足を運ぶようになったり、個人的に成長を楽しみしていたGKでしたから。このときは単なるファンでしたが、取材対象として接するようになって知った川島選手は、顔なじみになれば彼の方から挨拶してくれるナイスガイで、こちらの質問にも常に真摯に答えてくれる選手でした。
例えば活躍した試合後にメディアの取材に饒舌になる選手は多いですが、その反面、負けた試合になると、話しかけにくい不機嫌な雰囲気を出す選手というのも少なくありません。でも川島選手の場合は、負けた試合の後や、失点の原因などを聞かれた時でも、敗因を分析し、感情をコントロールしながら丁寧にコメントしようとするタイプでした。「負けたときの態度にその人の性格が出る」とは、よく言ったものです。
そして常に高い目標を掲げて、そこにトライする向上心も持ち続ける選手でした。
愛情のあるクラブを離れるという決断は難しかったと思いますが、それ以上に叶えたい目標があったということでしょう。さらなる経験を積んで、誰もが認める日本ナンバーワンキーパーに成長して欲しいと思います。
とりあえず彼の魂を継ぐために・・・書きあげた原稿を送信するときは、川島永嗣に負けない「どや顔」になろうと思います。
明日も朝から取材です。
その前にワールドカップ決勝に備えて、仮眠しますわ。