ブラジル×オランダ、ウルグアイ×ガーナ


 どうも。
今年の夏の目標は「高校生クイズに出ること!」です。はいっ、ムリ。

 昨日は夜9時から榮倉奈々の「絶対に泣かないと決めた日スペシャル」。
イビリ役の上司・佐藤江梨子の演技が大根すぎて、まったくドラマに入り込めない。さほど緊張感も面白さもなく、ふーんって感じで2時間が過ぎてしまった。あと榮倉奈々、佐藤江梨子と並んで歩いているシーンを見ていたら、背丈がほとんど同じぐらいだった。公称は170センチだけど、実際は174センチぐらいあるという噂は本当かもしれん。女子でその身長は目立つだろうなー。

 そのまま11時からブラジル×オランダ。
前半にロビーニョが抜け出して先制点。その後は「強者のカウンター」に徹するブラジルに、オランダに勝ち目なし。少なくとも前半を見る限り、誰もがそう思ったはず。ところが、後半にまさかの展開。スナイデルのクロスが、そのままゴールに入ってオランダが同点(※オウンゴールではなく、スナイデルのゴールに訂正されたそうです)。さらにセットプレーからスナイデルのヘディングで、オランダがひっくり返す。

 思わぬ窮地に追い込まれたブラジル。ここからのバタバタっぷりが酷かった。というか、悲しかった。相手にファウルに対して過剰になり過ぎて、イライラ。ボールを持っても攻撃の工夫がなく、最後までほぼ無策のままタイムアップ。試合中に歯車が繰り出すと、セレソンですらかみ合わせるのは難しいのだな。ただ本当に強いチームならば、それでもひっくり返すだけのパワーを見せなければならない。そんな意地すら感じることもなかったので、「自滅」なんでしょうな。ブラジル、2大会連続ベスト8敗退ですか。ホームでやる2014年は、ものすごいプレッシャーだろうな。

 なにはともあれ、こんな荒れ狂った展開の中、西村主審はよく雰囲気にのみ込まれずの裁き切っていたと思います。アジアはもう全部負けたし、これ決勝戦も主審あるかもじゃないですか。

 続いて、ウルグアイ×ガーナ。
前半30分ぐらいまではまったくのウルグアイペースで、ガーナはGK中心にひたすら耐えるだけの苦しい展開。ただ前線の選手が個を生かしてフィニッシュに持ち込んで決定機を掴みだすと、次第に五分五分のゲームに。でもこのままハーフタイムだなと思っていたら、ロスタイムにすんげーロングシュートが決まってガーナが先制。ゲーム版のキャプテン翼で「バウンドショット」を打つ外国人選手いたけど、あんな感じのすごい入り方でした。マジすげえな、あれ(さっきから、「すげぇ」しか言ってない)。

 後半、フォルランのFKでウルグアイが同点。ここからの戦いぶりが両者とも見ごたえがあったので、いろいろ語りたいのだけど、そんなもんも延長後半終了間際のアレで全部吹っ飛んでしまったわ。セットプレーから押し込まれたシュートを、ライン上で守っていたスアレスが退場覚悟のハンドで阻止。

 えぇぇぇぇーーー。

「Jドリーム」で赤星鷹がよく使っていた手段じゃねーか。最初は、ヘディングでクリアしたのに、それがラインを越えていたかどうかでもめてるかと思っていたのですが、ハンドかよ。当然スアレスは一発退場で、ガーナにはPK。

 「全世界の視線が注がれる中、アフリカサッカー史上初のワールドカップベスト4進出が決まるPKを任されるプレッシャー」って想像しただけで吐きそうだわ。キッカーのギャンは、そのプレッシャーを振り払うように思い切って振り抜くが、これがバーを直撃。朝方なのに、「うびぃぃぃぃ~」みたいな、生まれてこの方、出したこのないうめき声を出してしまったよ、おれ。そしてPK戦の末、ウルグアイが勝ち上がるという、劇的すぎる幕切れにしばし言葉を失いましたね。

 ワールドカップ史上に残る、あのプロフェッショナルファールをどう評価するかは、議論が分かれるところでしょう。もちろん、フェアプレーの観点から判断すると許されない行為なのでしょうけど、こういう「勝利への執念」が生んだ人間臭いファウルだからこそ、僕はありだと思いますけどね。そのあとギャンがPKを失敗してしまうところも人間臭いし、結局、そういうのがサッカーの醍醐味でもあると思うので。

 準決勝は、ウルグアイ×オランダですか。
決勝がウルグアイ×パラグアイになったらきついなー。そういえば、昔、そんな名前の漫才コンビが吉本にいました。誰も知らないだろうけど。

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