ギンギラギン作戦。


 練習が休みなので、最近は家で川崎フロンターレのリーグ戦11試合とACL6試合を見直す作業をしています。

 試合が終わると、毎回映像を見直していたんですけど、日程の都合上、中二日、中三日での連戦もすごく多かったですからね。ある選手が「試合で出た課題を、練習ではなく試合をやりながら修正している状態」と話していましたが、僕自身も、練習取材→プレビュー→試合→マッチレポートという、ゲームに向けた取材サイクルがすごく短くて、試合によっては消化し切れないまま次のゲームを迎えている部分を感じてましたから。この時期を機会に取り込んでます。

 気分を高めるために、作業用のノートを新しく準備しました。こういう「自分へのさりげない盛り上げ」って、けっこう大事じゃないですか。僕はこれを「ギンギラギン作戦」と呼んでます(さりげないから)。

 使用しているのは、ACLでメディアに配られた、A5サイズのノートです。

いしかわごうの「サッカーのしわざなのだ。」

 ACLのロゴが入っていてカッコいいし、ピッチ図も印刷されているのでフォーメーションも書きこめるので、まさにうってつけ。攻撃面、守備面でのそれぞれ良かった部分、悪かった分、自分なりに感じたゲームのポイントなどなどを消せるボールペンで書いております。消せるボールペンは、システム上の齟齬や、マッチアップの相関図なども随時修正できるから、すごく便利ですね。

いしかわごうの「サッカーのしわざなのだ。」

 ようやくこれまでの全試合の半分ぐらいまでは作業し終わりました。なんとかワールドカップが始まる前には終えねばな。

 「この仕事にプロフェッショルとして真摯に取り組むならば、24時間自分のすべてを捧げる覚悟が必要である」とは、オシム監督の言葉。

 自分もサッカーに関わる仕事人のはしくれとして、しっかりと向き合い、日々精進していかねばなりません。

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