ジャイキリ14巻が出た。


 今日のネタは、これでしょう。

ジャイキリの最新刊「14巻」が発売されました。

いしかわごうの「サッカーのしわざなのだ。」

 早速購入して読了。
この巻に収録されている「石浜のヴァンガード甲府、移籍問題」は、自分にとっても思い出深いエピソードです。

 まず、タッツミーの解説したヴァンガード甲府のサッカースタイルがツボでした。
なにせ「基本的な布陣は、4-3-3」、「やっているのは、いわゆるパスサッカー」、「狭いエリアで数的優位を作り、連動して攻め込んでいく」、「ハマッたら強いけど、同時にスキも生まれやすい。スペースが出来やすいから」、そしてしまいには、「面倒くさそうな戦術」・・・・いや、そのまんまヴァンフォーレ甲府じゃないですか、と(笑)。不思議な感覚で読んでました。

 そしてもうひとつ。
この話がモーニング誌上に掲載されていたのが、まさに自分自身もエルゴラの担当クラブがヴェルディからフロンターレに変わるタイミングだったんです。ものすごく悩んだ末に出した結論でした。もちろん僕はフットボーラーではないです。それでも、これだけお世話になって慣れ親しんだ場所から、まったく何も知らない環境に身を置いてチャレンジするというのは、自分にとってすごく勇気のいる決断でした。いろいろな事情もあってその経緯は明かせなかったのですが、この結論を尊重してくれた人もいれば、そうでない人もいた。憶測だけであれこれ言っている人もいて、悲しい気持ちになったりもした。

 そういうことがあっただけに、すごく感情移入して読んでいたし、たくさんのことを考えながら読み込んだエピソードでしたね・・・ほんの半年前の出来事なんですけど、懐かしいです。

 いしかわごうのそんな思い出もたくさん詰まった、ジャイキリ14巻です(←どんな宣伝文句だよ)。

GIANT KILLING(14) (モーニング KC)/ツジトモ
¥570
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それでは、週末はよいフットボールライフを。

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