今回はパターンGで。


 昨日は、埼玉スタジアムで取材。
浦和美園駅に着くと、メディアバス乗り場でスカパー!実況の下田恒幸さんと会いました。

 下田さんは、練習場まで足を運んで取材する熱心なアナウンサーで、フロンターレの担当試合では麻生グラウンドにも取材にきて、「ごうちゃーん」と気軽に話しかけてくれます。

 心地よいリズムの語り口からなる、どこか南米スタイルを漂わせる下田さんの実況。僕はこれが大好きで、一度「下田さんの実況、ブラジルサッカーの実況聞いてるみたいで好きなんですよ」と伝えると、「それは僕にとっては最高の褒め言葉なんだよー。ありがとう」とおっしゃってました。小学生時代にブラジルに住んでいたらしく、そこに実況スタイルの原点があるみたいです。

いしかわごうの「サッカーのしわざなのだ。」
 試合に関しては、残念ながら0-3で負け。
いやー、第1ラウンドに2発、いいパンチもらいましたわー(←ボクシング的な表現)。それが痛かったかな。オフサイドと判定されて取り消された井川選手のゴール、レナチーニョのPK失敗など追撃の1点が決まっていれば、そのあとの流れも変わっていたのでしょうけど、GKの山岸選手が当たってましたし、すべて「たられば」での話ですから。まぁ、惜敗ばかり続けるよりも、むしろ課題をしっかり認識させられるいい機会だと受け止めるしかありません。

 ちなみに日曜日夕方試合なので、エルゴラの原稿は即上げでした。
しかも試合前には、前日のJ1結果が引き分けばかりだった影響により、「エルゴラの表紙&見開きがこのカードになりました」と編集部からは衝撃の一言を言われておりました(笑)。この夕方の時間帯のゲームが表紙&見開きを飾ることは、こちらの編集作業の都合もあってまずないんです。なかなかのチャレンジです。原稿の締め切りは試合終了直後で、編集部からも「絶対に遅れないでください!」的な、すごいプレッシャー。うへー。

 抱えている原稿がマッチレポートであれば、最悪、試合の流れをなぞれば文字は埋まっていくのですが、あるテーマに沿って書くコラム原稿を試合直後に即上げするのは、かなりタイトな部類に属します。そんなにアドリブが利くタイプじゃないので、いろんな試合展開に応じて原稿を書き分けられるように、あらかじめ「パターンA」、「パターンB」みたいに下準備をしておきました。ただいざ試合が始まると、一番恐れていた「立ち上がりに失点してしまう」というパターンになったんですけどね・・・・たぶんパターンでいえば、Gぐらいに位置する展開です(笑)。冷や汗かきながらも、18:00にはコラムや採点寸評などのモロモロ含めて、原稿をすべて送信。まだ選手はピッチにいましたからね・・・ふぇー、疲れた。

いしかわごうの「サッカーのしわざなのだ。」
 試合後のミックスゾーン。
取材対応を終えた稲本選手と高原選手がずっと話しておりました。やっぱり仲がいいですね。

さて今週も頑張りましょう。

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