今季ラストプレビュー。


 おはようございます。
今日の深夜には、来年ワールドカップの組み合わせ抽選会がありますね。そして日本の対戦相手の3ヵ国が決まった瞬間から、グループリーグ突破に向けた対戦シミュレーション特集が来年の6月までメディアを騒がせるんでしょうね。いやはや・・・日本はどうなるのかな。記者仲間との話題では、「開催国・南アフリカのグループに入ると、他の2か国も含めて組みやすいグループになりそう」という意見がやはり多いですね。ちなみに現地取材に行く某ライターさんからは、「アルゼンチンのグループに入りたい。だって試合後の監督会見で、マラドーナに質問できるかもしれないから(笑)」というミーハーな願望も。

 うわー、今から気になるな~。
たぶん日本国民としては、「えなりかずきがフルート奏者と破局していた!」の次ぐらいに、目が離せないニュースになるんじゃないかな、と思ってます。

 さて、長かった09年シーズンも明日で最後となりました。
この最終節を、来季や天皇杯につなげる戦いに位置づけるクラブが多い中、自分がエルゴラで担当している2クラブは、「今年の」J1優勝とJ1昇格を目指してラストマッチを戦うことになりました。すでにJ2降格の3クラブがすべて決まり、J1昇格も2クラブも決定した状況で可能性が残っているわけですからね・・・なかなかの確率だと思います。知り合いの記者さんからは、「今、日本で一番忙しいサッカーライターなんじゃないの?」と言われましたが、よくぞまぁ、こういう巡り合わせになるもんだな、と我ながら感心しますね。

 当然、今日のエルゴラでも両者の扱いは特大です。渾身の力を込めてプレビューを書きました。どちらも見開きです。

いしかわごうの「サッカーのしわざなのだ。」

<川崎:日立台でドラマを起こす>

いしかわごうの「サッカーのしわざなのだ。」

<甲府:小瀬に歓喜を引き寄せる>

 もう言葉はいりません・・・買って読んでください。

 川崎Fは天皇杯がまだ残っていますが、今年の甲府の試合プレビューはこれが最後となりました。

 今年、J2は全部で51試合ありました。単純に計算しても、一週間1度は試合をしている計算になりますからね。さらに甲府は天皇杯を3試合こなしているので、年間54試合です。実際のシーズンは賞味9か月ですから、本当に試合日程が過酷でした。僕は全51試合を現地で取材したわけではないですけど、エルゴラのプレビューは毎週欠かさず練習場には足を運んで全試合執筆しましたからね。しかも最近、編集部に聞いてわかった事実なのですが、今年のエルゴラJ2紙面で、プレビューとマッチレポートを含めて大きく扱った回数の一番多かったチームは、たぶん甲府だそうです(笑)。

 ついでにいえば、9月まで担当していたヴェルディも第38節の徳島戦のプレビューまで担当してましたからね。38試合って・・・この時点でJ1のリーグ戦試合数よりも多いんですけど(笑)。

 9月からは川崎F担当になったんですけど、J2よりは日程的に楽なJ1とはいえ、川崎FはACLとナビスコ、さらには天皇杯、あと16分の再開試合とか休む間もなく試合が続いていきました。J1昇格争いの渦中にいる甲府も負けられない試合が続くし、9月からの3ヶ月は本当に苦しかったですね。

 肉体的な負担はもちろんですが、精神的にかなり苦しかったこともありました。サッカーを見るのが大好きで始めた仕事ですが、こんなにつらいと思ったのはこのときが初めてです。でも、「ここで頑張らんでどうすんねん!」と思ってやり切りました。
 

 明日の結果がどうなるかわかりません。
でも、自分が担当している2クラブが、こういう状況で最終節を迎えられるのも、ここまで頑張ってきた自分へのご褒美なのかもな、とは思っています。だって、そう思ったほうが、人生楽しいし。

 それでは。
今日も練習取材に行ってきます。

みなさん、明日は、よいフットボールライフを。

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