湘南戦よもやま話。


 こんばんは。
今日は朝から甲府の練習取材へ行ってきました。この時期の甲府というと、カイロを持参して、震えながら練習を見学してることが多いんですけど、今日は思いのほか暖かかったですね。特に練習が終わった頃には、陽も出ていてポカポカでした。富士山もいい感じで見えましたぜ。

 湘南戦の振り返りも含めてモロモロと取材。
欧州サッカー全盛時代に南米サッカーマニアを自負する安間監督から、湘南戦のこんな裏話を教えてもらいました。

この試合に向けたミーティングで、安間監督はアルゼンチン代表がW杯本大会出場を決めたウルグアイ代表戦の試合映像を見せたそうです。1-0でアルゼンチンが勝利したのですが、その決勝弾は、右サイドで得たFKを中央で受けたヴェロンが豪快にシュートし、そのこぼれ球をボラッティが拾って押し込んだ形でした。

 そしてこの湘南戦では、池端選手が思い切りよく打ったシュートのこぼれ球から、大西選手のPK獲得につながるプレーが生まれました。「映像で見せていると、なぜかそのプレーが試合で出るから不思議です」と安間監督。「積極的にシュートを打てば何かが起こるものなんですよ」と話していました。イメージトレーニングじゃないですけど、やっぱり映像による刷り込みって大事なんですね。」

 それにしても、やはり業界(?)注目度のとても高い一戦だったらしいです。
試合後、安間監督のもとには、たくさんの知り合いから心配の連絡が来たそうです。それも「選手は大丈夫か?お前は大丈夫だと思うけど」という感じで(笑)。ちなみに大木さんというと、「おう!お互い守り合うJ1の試合なんかより、よっぽど見ごたえあったぞ」と、いつもの調子だったそうです(さすが)。

 J1もJ2もリーグ戦は残り2試合。僕も悔いを残さないように取材せねばな。

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