右肩に手を当てて考えてみた話。







 どうも、いしかわごうです。
毎週、ひっそりと配信しているメルマガでは、大木武監督との思い出について書きました。タイトルは「大木武監督が教えてくれた、逆転の発想と挑戦する勇気」。

唐突に大木さんのことを書いたわけですが、実はきっかけもありました。

それは2週間前の等々力競技場で天皇杯3回戦川崎フロンターレ対京都サンガ戦を取材したことでした。

 試合は3-0でフロンターレが勝利したのですが、その試合後のミックスゾーン(取材エリア)で、京都サンガの選手にいた懐かしい顔に声をかけました。

 田森大己選手です。
自分がサッカー専門新聞エルゴラッソでヴァンフォーレ甲府の担当記者をしていた時代に、よく取材していた・・・・というか、雑談していた選手です(笑)。

 有名な選手ではないと思うのでざっと紹介しておくと、守備的なポジションの選手で、物腰が柔らかくて大人しい性格で、あだ名はもちろん「タモリ」、「タモさん」。

 サンフレッチェ広島のユース出身で、田坂祐介選手の2つ先輩にあたります。法政大学からヴァンフォーレ甲府に入団。そこから愛媛FCを経て、現在は京都サンガでプレーしています。若手だと思っていた彼も30歳を超えて、すっかりベテランになってました。

 「久しぶり」と挨拶して試合のこと・・・・アンカーとして先発していたので、両脇のエリアをどうケアしていたのかなどを聞きつつ、川崎フロンターレの印象も聞いてみました。

「いやぁ、上手かったですね。J2だとウチがこんなにボールを回されることはないんで…後ろは足をつっていた選手もいましたし」

「これだけボールを大事にするフロンターレのサッカー、大木さんのサッカーとも似てると思うけど、どう?」

 というのも、田森選手はヴァンフォーレ甲府と京都サンガで、大木武監督の元でプレーしていたからです。

彼は「あー、似てるかもしれませんね。出して、動くを繰り返すところも。ただ大木さんのサッカーはサイドチェンジしませんけど(笑)」と笑ってました。

そういえば、大木監督が率いてた京都サンガから川崎フロンターレに移籍してきた森下俊選手も、ボールを大事にすることや、ハーフコートのミニゲームが多かったりと、風間監督の練習が大木監督と似ていると話してくれてました。

 そんなこともあって懐かしくなり、大木監督の思い出について書いてみました。

 このシーズン終盤になると、大木監督がよく言っていた「右肩あがり」というフレーズを思い出します。毎日や1試合での成長というのは、なかなか目に見えにくい部分があります。でも1年前やシーズンの始まった頃に比べたら、どうなのか。

「1年前と比べて直線を引いて、シーズンが終わりの頃には、以前よりはちゃんと成長していて、右肩あがりになっているようにしたいよな」

 大木監督は、そんなことをよく言っていたんです。

結果はもちろん大事です。当たり前ですけど、プロは試合に勝つためにプレーをしているわけで、そこに目をそらして評価してはいけません。

 でも、その結果を論ずるためには、「じゃあ、どれだけ成長しているのか」という部分もちゃんと見極めなくてはいけないと思ってます。勝つためには、成長しないといけないからです。

 これは何もサッカーに限った話ではなくて、自分の仕事や人生にもそれぞれ言えるかもしれませんね。

1年前に比べて、自分はちゃんと「右肩あがり」になっているのか。

そんなことを考えるわけですよ。

10月も終わりで、2015年もそろそろ終わりが見えてきました。

胸に手を当てて・・・というより、右肩に手を当てて考えてみるのも良いかもしれません。

ではでは。今日はこの辺で。

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なお自分の右肩に手を当てて考えてみると・・・今年は3冊の本出版に携わり、3冊共無事に重版がかかりました。よし、ちゃんと上がってますね!来年も頑張るぞ!





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