最近読んだ将棋漫画「或るアホウの一生」の1巻。







どうも、いしかわごうです。

 最近読んだ漫画。

「或るアホウの一生」

1巻が出ました。将棋漫画で、監修はハッシーこと橋本崇載八段ですね。

主人公は、奨励会に通う17歳の高以来(たかいら)瞬。舞台は奨励会です。その奨励会三段リーグでもがいている青年です。

奨励会というのは、将棋のプロになるための養成機関です。プロサッカークラブでいう、ユースみたいな位置づけですね。ただサッカー選手は別にユース出身じゃなくてもプロになれますが、将棋のプロ棋士は、この奨励会の段位で四段まで昇段しないとプロにはなれません(※編入試験などの例外はあります)。

 そのプロになるための、最終関門が奨励会三段リーグです。ここで半年間リーグ戦を行い、上位2名だけがプロになれます。サッカーでいう、J2からJ1の自動昇格ですね。プロの一歩手前まできている実力者たちが星の潰し合いを行い、さらに厳しい年齢制限もあるため、悲喜こもごものドラマを生んできました。

 んで、この物語では、そういったプロを目指す青年たちの「プロになれるかどうかのモヤモヤした葛藤」を描いています。きっと作者が描きたいのは、そういうプロ(夢や目標)が叶う一歩手前にいる心情なのだと思います。

 作品の中で、主人公の高以来瞬は「プロになるってことは、一生将棋を指し続けるということ」だという、当たり前の事実に気づきます。プロ棋士のプレイヤー寿命はとても長いです。将棋を指すことが仕事になると同時に、それは棋士として生きることの決断でもあります。

 そういう意味では、何者でもない青年たちに、仕事や生き方に対する覚悟を問うてる漫画でもあるのかもしれません。

なお将棋の棋譜内容や戦法など専門的なところは深く掘り下げて描くわけではないので、将棋に詳しくない人でも読みやすいと思います。

(※ちなみに昨日のメルマガ!で紹介した伊藤嘉明さんの本はこちらです)

ではでは。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。





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