日曜日。


 昨日は等々力に取材へ行く前に、自宅で鳥栖対甲府戦をライブ観戦。
ひさびさに家で正座して試合を見たわ(笑)。テレビ観戦とはいえ、ワンプレー、ワンプレーに漂うお互いの緊張感がハンパなかったです。前半は甲府のリズムで、37分にマラニョンのカウンターから先制。前節、バーを越えてしまった場面とちょっと似ていたけど、追走するヤナギの前にボールを置く絶妙なトラップと、飛び出してくる相手GKを見て浮かす、この冷静さ。すばらしかった。

 後半は立ち上がりから猛攻を受ける展開。よく耐えていたが、やや軽率なファウルで相手に与えた遠目のFKで失点。島田選手のボールに、飛び込んだハーフナー・・・の背後にいたトジンにヘディングを叩きこまれた。その後も完全に鳥栖ペースで苦しいが、藤田健のアーリークロスにマラニョンがドフリーで飛び込んだり、エリア内で大西選手が倒れ込みながらシュートを放ったりと、ビッグチャンスもあった・・・と思ったら、左サイドをパックリ割られて、武岡選手にフリーでシュートを打たしてしまう。そんなどっちに転ぶかわからない勝負どころで飛び出た、キム・シンヨンのあのゴール。

・・・・えっ??
ネットが揺れた瞬間、目がテンになりましたね。キム・シンヨン本人も「あれ?」みたいな顔してたし。

 なにはともあれ、甲府はこの1点をむしゃらに死守して勝利。甲府は湘南を抜き、再び3位浮上。5位の鳥栖は残り4試合で甲府との勝ち点差が11となり、事実上の脱落となりました。

 しかしまさか鳥栖戦でこんな勝ち方をするとは思わなかったな。
というのも、去年から甲府は一度も鳥栖に勝てていなかった。それも、自陣での味方の空振りを拾われるとか、相手の胸トラップでボールの方向が変わって入ってしまうとか、「運が悪い」としか言いようのない失点で勝ちを逃していた。それが、この大事な一戦で「運がいい」としかいいようがない得点で勝利。

 そういえば、前節横浜FC戦翌日の練習後。
田原の劇的な一撃で鳥栖を下した湘南を例に出して、安間監督が「ウチは昨日の湘南みたいな、ああいう運が味方する勝ち方がまだないんですよね」とポツリとおっしゃっていたんです・・・まさかこんなすぐに訪れるとは。

 んなことを感傷に浸る間もなく、等々力へ移動。
川崎対広島戦を取材。日曜ナイターなので、締め切りの都合上、試合終了とほぼ同時にマッチレポートを出す即上げ原稿になる。試合が終わってから書いては間に合わない試合を見ながらひたすら原稿を書く。幸いにも、前半で得点が動き、さらに相手が退場したので、ある程度書く内容を固めることができた。

 ならば後半は一気にキーボードを叩いて、原稿をビルドアップ。もう後半の僕の目線は、ピッチ→パソコン画面→ピッチ→たまにコーヒーを飲む→パソコン画面みたいな順番。ただこの日は、原稿を書いてる間に、面白いように点が入っていく。広島の選手がちょっとかわいそうになってきたけど、川崎の選手は容赦しない。結局、7対0。原稿を出した後は、すぐに本紙に載せる監督と選手のコメント取りのため、ミックスゾーンに走る・・・無事間に合った。とにかく疲れたでございまする。

 ちなみに今日発売のエルゴラの見出しは「恐怖の川崎アタック」でした。

いしかわごうの「サッカーのしわざなのだ。」

今日はこれから某所でインタビューの仕事です。

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