本日のエルゴラです。
表紙にチョン・テセ~のぉ、見開きで川崎~のぉ、です。僕はゲームのマッチレポートとストライカー2人に関するコラムを書かせてもらいました。
川崎の3得点は、何度も見てもすごい。
だからこそ、FWの2人には「なんであんな難しいゴールを決めてPKが決まらないのかね?」と問い詰めたくなるんですけどね。なお3点目を決めた後にテセ選手が、コーナーフラッグ付近で片手を突きあげながらジャンプするパフォーマンスをしていたのですが、あれは「昇竜拳」とのことでした。リュウとケン、どっちをイメージしたものなのかは知りません(笑)。
昨日、清水が大分に負けたことで、残り5試合で川崎がJ1首位に躍り出ました。
勝ち点差1で4チームがひしめく大混戦ですから、まだまだひと波乱、ふた波乱はあると思いますけど・・・川崎は残り試合全部勝てば優勝なんですよね・・・うぅ、経験ないので緊張するわ。
昨日のエルゴラには、栃木対甲府戦のマッチレポートもJ2メイン扱いで掲載されています。
原稿は栃木担当の杉山くんですけど、彼の車に便乗させてもらって僕もグリーンスタジアムにいました。
試合は13時キック。でも打ち合わせのため11時にはスタジアム入りしなければならないので、8時に千葉の某所に集合。朝の4時まで川崎戦の原稿を書いていたので、結局、一睡もしないで朝の6時に自宅を出発。すげぇ眠かったー。
試合は大苦戦の末に、2-1で勝利。
反省とすれば失点シーンの前後でしょうか。早い時間帯に大西選手のゴールで先制して、いいリズムで試合を進めていたと思うんですけど、時間がたつにつれて一休みをしようとしたのか、相手をいなそうとする意識が出てしまい、ちょっと中盤でのボール回しが多くなりました。この状態について、安間監督は「DF4枚に対して仕掛けるのではなく、その前の6枚(FW2人と中盤の4人)を相手にするサッカーをし出してしまった」という表現をされています。そうなると前線にボールが来ないので、トップ下の藤田選手と大西選手の二人とも中盤の低い位置まで下がってきてしまい、よりボールが前に運べなくなる悪循環になってしまうんですよね。
失点シーンもそんな状態でのパス回しでのボールロストがきっかけでした。奪い返そうとしてファウルを犯してしまい、相手ボールでのリスタートで守備のポジショニングがややハッキリせず、そこを通されて河原選手にズドン。第1クールのグリスタでは右45度でしたけど、第3クールのグリスタでは左45度からすげぇ軌道で決められるとは・・・・ボールがブレながら落ちてましたからね。つーか、あんなシュート、J2で打っちゃいかんですよ(笑)。
同点に追いついてからの栃木は、予想通り、これまでの2戦同様、自信を持って甲府攻略のサッカーをしてきました。
特に見事だったのは、バーに当たった若林選手のシュートまでの流れでしょうか。最終ラインからのビルドアップで甲府の両ウィングバックを食いつかせながら、左サイドから縦に速いボールを入れて3バックの一人を引っ張り出す。そして最後は逆サイドに大きく揺さぶり、フィニッシュへ。バーに嫌われましたが、あれは完全に栃木が狙い通りの崩しだったんだろうな。ただ甲府としてもバーに救われたのは確かですが、あの短い時間で戻って最後のところをカバーしていた石原選手のプレーが地味に効いていました。
後半はなんとか巻き返し、終盤にマラニョンの決勝弾で勝利。
入ったばかりの片桐選手からのクロスを、下がりながらのバックヘッドで合わせるという、実に難易度の高いゴールでネットを揺らしました。栃木での過去2戦ともありえないはずし方をしているマラニョンだけに、「なんであんな難しいゴールを決めて、簡単なのが決まらないのかね?」と問い詰めたくなりますけど。しっかし、よく決めましたわ。甲府は残り試合全部勝てば昇格です。昇格争いなら僕も経験してますけど、やっぱり手に汗握る緊張感がありますな。
緊張といえば、44試合フル出場していたGK荻選手の離脱により、この日は阿部選手がゴールマウスを守りました。キャリアがある選手とはいえ、このシチュエーションで今季リーグ戦初出場ですからね。本人も「10年ぶりの試合か」と思うくらいの感覚に襲われたらしく、試合中「やっべー、おれ緊張してるわ」と思わず笑ってしまったそうです。あと地味にウェベルトンが初めてのベンチ入り。出番はなかったけど、試合後のドーピング検査には指名されたそうです(笑)。
帰りは甲府サポーターのバスに乗せてもらい東京に帰りました。
サポーターの方から「いしかわごう」のネ-ムステッカーをいただく。
ありがとうございます。ノートパソコンに貼って使う予定です。
いやー。今日のブログは読みごたえ、あったべ?
それでは。