若き日の・・・・


 昨日は川崎の練習を取材。
9月半ばからずっと連戦だったので、次の試合までに一週間準備できるのは本当にひさびさ。選手はフィジカルトレーニングに励んでいました。代表の期間中ということもあり、取材記者もかなり少なめ。なかなか一対一で聞けない選手ともじっくりと話すことができました。菊地選手のキャラクターは、わりと僕のツボかもしれません(笑)。

 そして今日は甲府の練習取材。
韮崎御勅使サッカー場だったのですが、今年二度目ですね。相変わらず、のどかな場所でした。

 練習後、大西選手と池端選手がフィジカルトレーニングで使用する器具をヤリ投げに見立てて遊んでました(競技の詳細は、ファンフォーレ編集長のブログをどうぞ)。

 ちなみに2人ともヤリがうまく地面に刺さらずに転がってしまい、記録なし。けっこう難しいみたいです、あれ。その後は、御厨選手が参戦して、最後は池端選手と棒でカンフーさながらの、ど突き合いを開始・・・小学生かいっ。

なんとものどかでしたね。

そんな帰りに、ヴェルディの高木監督解任のニュースにビックリ。さらに後任が、ユースの松田監督でもっとビックリしました。このタイミングでですかい。

 7試合限定であれば、トップチームの中村コーチ(あるいは柴田コーチ)を暫定的な監督とする選択肢もあったと思うのですが、ここで成績不振を理由に解任して松田監督を選択するということは、クラブの何らかの意思があるということなのでしょう。

 今年からユースの監督をつとめていました松田さんですが、自分としてはまだ去年までのベレーザの監督という印象が強いですね。結果にこだわるのはもちろんですが、サッカーの質に対しても一切の妥協を許さない方です。なにせベレーザが3冠全てのタイトルを取ったシーズンであっても、選手は一度も誉められなかったと言ってましたから。実際、リーグ優勝が決まった瞬間、ベンチにいる松田監督の表情を見て、ピッチにいたベレーザの選手全員が「やばい!」と思って喜ぶのをやめたというエピソードがあるくらい(笑)。

 クラブハウスのロビーでは、よく戦術ボード片手に練習メニューを考えてます。
たまに世間話させてもらいましたが、甲府の安間監督とはS級ライセンスの同期で、自由時間も一緒に行動していたらしく、すごく親しかったみたいです。僕が甲府の取材に行っていることを明かすと、「安ちゃん、元気にやってるの?」とよく聞かれました。

 もともとは富士通のプレーヤーなんですよね。
ここである方から提供していただいた、すげぇレアな選手名鑑の写真をどうぞ。

いしかわごうの「サッカーのしわざなのだ。」

 若き日の大木武と松田岳夫が隣同士に写っているという奇跡のショットです。

・・・・すごくないですか?

いや、何がって、このタイミングでブログに公開できる僕の手際が、ですけど(笑)。

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 高木監督には、今年いろいろと勉強させてもらいました。
非公開練習が多く、情報流出に厳しかったのは、担当記者泣かせではありましたけどね。先月、エルゴラの担当を離れることを報告すると、快く送り出してくれたのはうれしかったです。

 サッカーを続けていれば、またどこで会えるでしょう。本当にお疲れ様でした。

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