自宅から歩いて5分ぐらいに大きな映画館があるので、空いた時間にふらっと映画を見にいくことがたまにあります。
「今日は映画館行っちゃうもんねー」とか肩肘はらず、あくまでコンビニ感覚で自然体で映画館に寄ってしまうのがポイントで、近くにあるファミレスとか喫茶店にこもって原稿を仕上げた後に、2時間ほど見て自宅に戻ります。意外とこれが、いい気分転換になってるんですわ。
見るのはだいたい邦画が多いですね。
こないだは、松本人志の「しんぼる」を見ました。ただこの映画は・・・ノーコメントです(苦笑)。松本人志、監督二作品目でもうそれをやるかって思いました。娯楽性が極めて低いです。人にはオススメできません。だからブログでも感想を書かなかったんですけど。
昨日は公開されたばかりの「カイジ 人生逆転ゲーム」を鑑賞。
http://www.kaiji-movie.jp/index.html
休日だったのでほぼ満席でした。原作が原作なので、客層は同世代の野郎が多いのかなと思っていたのですが、アニメ効果なのか、男子中高生が目立ち、そして藤原竜也と松山ケンイチの効果なのか、女子の中高生もすごく多かったですね。限定ジャンケンを中心に描く作品なのかと思ったら、そこはあっという間に終わり、ブレイブメン・ロードとEカードも盛り込んだ内容でした。そのため、ものすごい駆け足で進んでいくストーリー展開になっていたのですが、それでいて破たんなく折りたたんでいて、ちゃんと面白かったかなというのが感想です。ブレイブメン・ロードは実写ならではの緊迫感があったし、ものすごく重厚に作られていたEカードも雰囲気ありました。まぁ、鉄骨上の極限状態で藤原竜也と松山ケンイチのやりとりをしているくだりは、「この映画、ナニノートだよ」とか思いましたが。
カイジ役の藤原竜也と利根川役の香川照之もいい味出してました。特に藤原竜也がビールを飲み干した後の、「悪魔的だ」のフレーズは、今後の日常生活で使おうと思います(ぜひ「カイジかよっ」とっこんでください)。あと僕は天海祐希が好きです(←誰も聞いてません)。
映画館でカイジグッズがいろいろ販売されていたのですが、その中のひとつに、どでかい文字で「勝たなきゃゴミ!」と刻印されている秀逸なキーホルダーがありました。記念に・・・・いや、買わなかったけどさ(笑)。うーむ、実にカイジらしい一品です。
http://www.ntv.co.jp/shop/kaiji-movie/
(↑これ)
原作でのオススメは、「限定ジャンケン編」ですね。初めて読んだとき、「この作者、天才だな」って思いましたから。もう10年ぐらい前の話ですけど。映画公開に伴い、コンビニで限定ジャンケン編の廉価版が売ってるので、ぜひ読んでみてください。オモロイよ。
さて。
試合ラッシュも終わり、ようやくひと段落できると思ったのもつかの間、今度待ち構えていたのは原稿ラッシュでした。明日発売のエルゴラがJ1優勝争い特集になったので、それのフロンターレ側の原稿に追われ、2本ほど執筆。さらに週末の大宮戦で大宮のオフィシャル・マッチディプログラムに掲載されるプレビュー原稿の依頼も受けたので、合い間を見つけてそれも取りかかっております。今週は、通常の仕事原稿のほかに、週末締め切りの原稿がもう一本ありますからね。大変だが、言い訳せずにやるしかない。
では。