2nd第7節神戸戦展望:勝利へのヒントは1st第4節新潟戦にあり?






「より正確に、より丁寧にやらないと、サッカーにはならないと思っている」

 本日の神戸戦に向けて、中村憲剛が口にしていた言葉です。
ゲームが行われるノエスタは、ピッチ状態が相当酷いと言われております。オーナーである三木谷氏がスタジアム変更を口にするほどですから、実際に酷いのでしょう。「だから、いつものサッカーが出来ない」と考えるのではなく、「だからこそ、より正確に、より丁寧にやっていつものサッカーをやる」という発想で捉えているのが中村憲剛らしいですね。前節、チームは珍しく無得点に終わった点も気にしてましたが、「そこまでネガティブには捉えていない」とも言ってました。まずは芝を言い訳にせずに、いつも良い上にやるべきことを丁寧に心がけて行うこと。それが前提です。

 試合のキーを握るのは、先発出場が予想される杉本健勇と森谷賢太郎でしょう。ネルシーニョ監督のことですから、たぶん中村&大島のダブルボランチコンビを狙い打ちにしながら、チームとしても前がかりになってボールを奪いに来ると思います。後ろがそのプレッシャーをかいくぐりつつも、森谷賢太郎が空いたスペースを見つけながらボールを引き出してポイントを作る、あるいは、杉本健勇がロングボールの収めどころになって前線でポイントを作る、という仕事をしてくれれば、相手の陣形をうまく混乱させられるはずです。連戦ですから体力的にもフレッシュな2人に期待です。

 大久保嘉人は杉本健勇のコンビについて、「ホームの新潟戦みたいなイメージでやれるように。あの試合では良かったし、あいつもうまくハマったから」と、杉本健勇が初ゴールをあげて4-1で大勝した新潟戦を挙げていました。確かに、あれだけ前がかりにプレッシャーをかけてくるのは、新潟と神戸ぐらいかもしれません。そういえば、森谷賢太郎もこの新潟戦が今季初出場でした。そういう意味では、今日の神戸戦は第4節の新潟戦のようなイメージでやれるかどうかが、勝利へのヒントかもしれません。

ではでは。

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最後まで読んでいただき、ありがとうござました。





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