コールリーダー・海人さんにインタビューしたぞ。






 どうも、いしかわごうです。
ようやく少し仕事が落ち着き始めたので、ブログ再開です。

 ここ数週間は、8月20日発売の「将棋ファンあるある」(TOブックス)の校了作業、8月28日発売の一冊丸ごとフロンターレ特集となる「フットボールサミット」の原稿執筆ラッシュ(間もなく校了間近です)が重なって、いやはや、かなりタフな進行が続きました。

 先日、「フットボールサミット」の企画で、コールリーダーをつとめる川崎華族の海人さんにインタビューさせてもらいました。

 今年になって新メインスタンドが出来たことで、試合中の応援にどんな影響が起きているのかを知るためである。というのも、メインスタンドとバックスタンドが分かれていることで、等々力全体の一体感が生まれにくくなっているのではないか、という声もチラホラ聞こえているからだ。

「メインスタンドが高くなったので、最初は応援の声は今までより反響するのかなと思っていました。でもホーム開幕戦のハーフタイムに、メインスタンドの人たちから、『声が全然聞こえないよ』と伝えられたんです。てっきり届いていると思っていただけに、これはショックでしたね」と海人さん。そこから、どんなアプローチで応援の改善策や、スタジアムの雰囲気作りに取り組んでいるのか。いろいろと聞かせてもらいました。

 コールリーダーならではの、いろんな話もついつい聞いてしまいました。
例えば、試合中に歌うチャントやコールはほとんどがその場、その場での判断で決めているものだとか。

「決まり事があるのは、試合前ぐらいです。川崎市民の歌を歌って、『川崎!川崎!』と二回コールする。そしてFRONTALE 20000。一呼吸置いてFRONTALE RABBIT、そこから選手コールをしてレッツゴー、レッツゴーで、またFRONTALE 20000ですね。その先は決まっていないです。ほぼアドリブですね」

 もちろん、反省も多いそうで、例えば守りのコーナーキックのときに歌を歌い続けて失点してしまったときは、「歌を一回止めてGKのコールに切り替えるべきだった」と自分のコールの判断を反省したりするのだとか。振り返りの思考が、選手がプレーを振り返るときと似てますね。

 あと、これは「川崎フロンターレあるある」にも書いたネタですが・・・試合中に痛んでいる選手がいたら、コールリーダーはすぐにその選手名をコールを送ってます。選手が遠くで倒れている場合など、双眼鏡で確認しなければどの選手なのか判別しにくいと思うのだけど、あれは選手が履いているスパイクの色で見分けているそうです。

 つまり、「あの色のスパイクは○○選手だ」という情報が、海人さんの頭の中には入っているわけである。なるほど、外見や背番号ではなく、スパイクだったのか・・・もっとも、最近は黄色やオレンジの選手が多いので、区別がつきにくくなっているそうですが・笑。

 他にも「ナンバーワン野郎」は、太鼓のリズムがなく、手拍子と声だけで歌い続けるチャントなので、その声量で「今日の応援は声が出ているなー」とか「あれ?やべぇな」など応援の調子を判断するバロメーターにもなっているのだとか。へぇー。

 記事には、そんなコールリーダー裏話も少し紹介しています。サポーターの方はぜひ「フットボールサミット」を読んでみてくださいね。

表紙画像がアップされました。カッコいいですね。

またジワジワ売れてます。こちらもどうぞ。

そして満を持して「将棋ファンあるある」が来週20日に発売します。

amazonの予約段階では将棋部門の1位を獲得しました。よろしくです。

ではでは。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。





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