どうも、いしかわごうです。
本日は麻生取材に。
練習後、大久保嘉人に少し話を聞きました。
聞きたかったのは、あまりフォーカスされなかったナビスコカップ仙台戦、前半終了間際の得点場面についてです。相手のクリアっぽくなったボールを、DFとGKが譲りあったような状態になった瞬間を見逃さずに決めた形でした。
あの得点シーン、普通は焦ってそのままダイレクトでシュートを打ってしまい、ゴールキーパーにブチ当ててしまいがちなんですけど、そこはさすがですよね。あえてシュートを打たず、ワントラップして横に流れることで、ゴールキーパーを交わしてから右脚で打っているんですよ。
そのへんのトラップに切り替える判断をどう考えていたのか本人に聞いたら、「なんだろう・・・ゴールキーパーがちょっとだけ前に出て来た感じに見えたから、トラップしてから確実にシュートを打ったんだよね」と本人。
確かに、キーパーが一瞬、前にでかかってますね。いつもですけど、ゴールキーパーの動きを最後の最後まで本当によくみているのが、大久保嘉人なんですよね。もちろん、その動きを確認してから、次の瞬間に自分のプレーを変えてしまう判断力と、それを実行できる技術があってものですが、やっぱり凄いと思います。Jリーグ2年連続得点王は伊達じゃないですわ。
ちなみに今日の囲み取材は、右脚の回復状態の流れで、大久保嘉人の脚の話題に。ハーフパンツ姿の本人は、「ここも(手術で)切ってるからー」と言いながら、脚に刻まれている過去の傷を色々と教えてくれるので、思わずまじまじと見てしまいました。「これが、この2シーズン、Jリーグで一番ゴールを決めているストライカーの右脚かぁ・・・」と思いながらね。
普段、身近に取材させてもらっていても、なかなか選手の脚をじっくりと見れる機会なんて、そうないですからね。なんか貴重な経験でした。
ではでは、今日はこのへんで。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。