第12節ガンバ大阪戦〜機能しなかった中盤のエンジン。そして最後は高さで解決の巻。



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 どうも、いしかわごうです。
第12節ガンバ大阪戦は1-1のドロー。

 現在、チームが抱えている問題があります。それは去年から中村憲剛&大島僚太というエンジンで動いていたフロンターレですが、ここにきてセット稼働が難しくなってきていることです。

 前節はガンバ戦では大島が負傷により離脱。風間監督は、中村憲剛をトップ下、谷口彰悟と森谷賢太郎をダブルボランチにした「違うエンジン」を試そうとしていますが、前半はこれがスムーズに動きません。

 原因は、ハードワークして圧力をかけてくるガンバに、後ろのビルドアップがつかまってしまったこと。あとはピッチに散水された影響かどうかはわかりませんが、前半は足を取られる選手がいたりと、少しボールを動かす作業にとまどっている印象でした。なんにせよ、いつもよりも高い位置で攻めの起点を作って試合を進める狙いはうまくいかず、結局、中村憲剛がボランチに下がってボールを動かすことに。中村憲剛&大島僚太のボランチコンビだったため、低い位置でもボールを握れていることを前提に試合を考えてしまいますが、いざ相手からフルパワーで強い圧力をかけられ続けると、違うエンジンではなかなかうまくいきません。さらに最終ラインも安定しないため、谷口彰悟を下げて、後ろを3バックにした布陣でようやく攻守が安定しました。前半40分に宇佐美貴史に決められますが、よく1失点でしのいだ、という前半だったと思います。

 ただ後半は、前半から飛ばしてきたガンバは、その代償として運動量がガクッと落ちました。
フロンターレがボールを保持する展開で有利に働いてくるのが両チームのシステムの齟齬。3バックの一角の井川祐輔と谷口彰悟がボールを持ち運んだり、両サイドの車屋紳太郎やエウシーニョが高い位置で攻撃の起点を作るので、完全に相手を押し込む展開に。リードしているガンバは引いてカウンターに徹してきますが、パトリックの抜き出しをみなが集中して対応してました。中村憲剛が抜かれたら責任を持って追いかけたり、谷口彰悟&角田誠の粘り強い球際を見せたり、新井章太が飛び出しでケアしたりと、反撃の目を潰す意識が素晴らしかったですね。

 60分過ぎからは、ハーフコートマッチに近い状態だったと思います。
疲れて来るとよく「足が止まる」という表現をしますが、実は「止まる動き」も出来なくなるんですよね。こちらのボール回しに対して、ガンバの選手は簡単に食い付いてくるようになります。そうなれば、フロンターレは背中を取ってエリアを攻略していくだけです。

 あとはどうこじ開けるか、というところ。
後半から船山貴之に変わって杉本健勇が入ったことで、チームには「高さ」というオプションが生まれます。これを使わない手はありません。レナトと車屋紳太郎の仕掛けがつぶれて、そのこぼれ球を谷口彰悟が中央にクロス。最後は杉本健勇の「高さ」で解決したゴールになりました。

 前線にいる選手の特徴によって、「高さ」と「低さ」の違いはありますが、サイドからのクロスでゴールが奪えてきているのは良いことだと思います。フロンターレと対戦する相手は、まず中央を頑に閉じてきますから、外を使えるようになってきていると警戒されると、また中も生きてきます。

 そもそも風間監督は「どんな局面でも、より確率の高い選択を選べ」という現実主義者なので、「相手DFがたくさんいるけど、イチかバチでも良いんでクロスボールを入れろ」とか「シュートを打てば何かが起きるでしょ。だから、何も考えずに、とにかくシュートだ!」みたいなプレーはさせません(でも入れば、結果オーライでOK)。観ている方は、ギャンブル的な選択はドキドキして楽しいので、もっと観たいですけどね・笑。気をつけたいのは、中が崩せないからと言って「最初から」諦めてしまって、サイドからの攻撃一辺倒になってしまうことですが、そこらへんのサジ加減は、今後も大丈夫でしょう。

 ふと気づいたのですが、この杉本健勇に限らず、ガンバ戦の得点ってなぜか高さで解決してしまうパターンが多いですよね。例えば去年のリーグ戦での等々力では2対1で勝利していて、決めたのは、ジェシと大久保嘉人ですが、いずれもヘディング弾(アウェイでは0−1で負けました)。

 ナビスコカップ準決勝での対戦では、万博でロスタイムに田中裕介がヘディングゴール。等々力では、大久保嘉人とジェシがヘディングで決めてますよね(3点目の森谷賢太郎は足元で流し込みましたが)。

 今週はナビスコ山形戦とリーグ鳥栖戦とホームゲームが続きますね。

ではでは。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


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