等々力取材。パスとドリブルと心強さと。


 天気がよかったですね。
やはり5月の天気は好きです。サッカー観戦日和が多いですから。
$いしかわごうオフィシャルブログ「サッカーのしわざなのだ。」
ナビスコカップ大宮戦は2-0で勝利。
両チームとも週末のリーグ戦を見越して、主力を何人か落としたメンバー構成でした。そういう意味では、条件は一緒だったかもしれません。
 注目はパトリックとアン・ビョンジュン選手の2トップでした。
アン選手は公式戦初出場です。前日の練習で主力組に入っている姿を見て、「おおっ!」となりました。まだ復帰間もないのですが、ここで出番が巡ってきました。
2人とも狭いエリアで足元勝負するというよりは、スペースに抜け出してゴリゴリとゴールに向かったり、シンプルな空中戦で勝負したほうが持ち味を発揮しそうなタイプです。
 なので、攻撃の組み立ても少し変わるだろうなと思っていたら、ピッチ上でもそこの狙いがしっかりと徹底されていました。福森選手のロングフィードであったり、背後を突くと見せかけて田中裕介選手がミドルレンジの鋭いパスをアン選手の足元につけたりと、中盤を飛ばしたダイナミックな組み立てはなかなか見応えがありました。序盤、福森選手のフィードで裏に抜け出したパトリックの放ったシュートは、先制点のCKにもつながりましたね。
 
 チームとしても、大宮の高いラインの背後を狙うことで相手を少し間延びさせ、中盤のプレッシャーが緩ければ、パスとドリブルを織り交ぜてボールを運んでいくリズムができていました。
 風間フロンターレが攻撃でいいリズムのときというのは、実はボランチやサイドバックの選手が中央でドリブルしていく回数が多いんですよね。足元のパスカットを狙う相手の体勢を見て、「ドリブルで外して」ボールをスイスイと運んで突破していってしまう。パスだけで引いた相手を崩すのはどうしても難しいですから。
 楠神選手が移籍してからというもの、今年はドリブルで運ぶという選択肢がチームの中でなりを潜めていたのですが、ここにきて大島選手や田中裕介選手、實藤選手あたりがそれをやり始めてきました。いいテンポでボールを動かす試合運びができていたと思いますし、いい傾向だと思います。
 そしてキレキレに戻ったレナトというのは、それだけ戦術になってしまいますね・笑。圧巻の追加点でした。
 守備陣にとっても完封は自信になったことでしょう。
完封自体はナビスコの清水戦でもありましたが、0-0でした。完封勝利は今季初めてです。大宮は、長身の長谷川悠選手にロングボールを集めてくる時間帯もありましたが、それほど深いラインになりすぎず、課題であったクロス対応含めて及第点の出来だったかと思います。
チームとしての大崩れが無くなり、パフォーマンスにも安定感が出てきました。この好調ぶりをこのまま中断期間まで維持したいものです。

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