等々力取材備忘録。


 昨日の夜は等々力取材に。
グランパス師匠も駆けつけてくれました。
$いしかわごうオフィシャルブログ「サッカーのしわざなのだ。」
 試合は1点リードのまま、試合をクローズしにかかったものの、逃げ切りに失敗。どうなることかと思いましたが、山本真希選手による起死回生のミドルシュートで勝ち越す劇的な展開で勝ちました。
 あのミドルシュートの弾道、前にも等々力で見たことがあるなと思っていたのですが、そうだ!2010年、ナビスコカップ準々決勝鹿島戦の2mdレグで、中村憲剛選手が等々力で決めたミドルシュートですね。代表帰りながら後半途中から強行出場して決めた一撃です。あれと似ていた気がします。
 あとはキャプテン翼に出てくる松山くんが放つ北国シュートもあんな感じですよね・笑。
思えば彼は昨年北海道(コンサドーレ札幌)にいましたから、踏ん張りの利かない雪原の中であのシュート力に磨きをかけたのでしょう(違います)。
「出たー、ヤマモトくんの地をはうシュート、マサキミドルだー!」とか実況の方が叫んでいたとかいないとか・・叫んでいませんけどね。
 勝ち越してからも最後までヒヤヒヤ。
ジェシを中心とした守備陣の頑張りが光りましたが、選手全員が魂を込めて戦い続けていました。そしてなにより試合終盤の等々力を包んでいた、フロンターレサポーターのあの「勝たせたい空気」も凄かったと思います。サポーターがピッチで本当に観たいものというのは、案外、こういう姿なのかもしれませんね。
・・・こんな感じで締めたいのですが、サッカーライターなので・笑、サッカー的なポイントも少しだけ。
 レナトとノボリという左サイドにおける攻撃のストロングポイントを失った状態で攻撃の形をどう構築していくのか。ここはポイントのひとつだったと思うのですが、名古屋戦では出ている選手たちが自分の特徴を生かしながらやり始めてきた印象を受けました。
 具体的に言うと両サイドハーフです。例えば左サイドハーフにいる大島選手は、レナトとは特徴が大きく異なります。「レナトのようにドリブルで突破しろ」と言われても無理なわけです。そこでどうするのか。
 この試合前日、憲剛選手に攻撃のイメージについて聞くと、こう話していました。
「僚太がサイドのポジションだけど、そこに張り続けている必要はない。相手のボランチの背中であったり、サイドからどんどん顔を出して中に入っていい。僚太が中に入ってきたら、それに合わせて自分も動くし、2人で攻撃の時間は作れると思っている。そこで悠と嘉人、ヤジでゴール前に勝負させていきたい」
 名古屋戦ではその言葉通りの形が何度もみられました。サイドに張り続けているのではなく、積極的に中に顔を出しパスワークの潤滑油になったり、トップ下のような位置からゴール前に現れたりして、攻撃に厚みやアクセントを与えていました。FC東京戦ではまるで「らしさ」を出せなかった彼ですが、左サイドで出場したときの自分の役割がクリアになっていたと思います。
 右サイドにいる小林選手もしかりです。得点は運も味方したヘディングによるものではありました。ただ前半は逆サイドにいる大島選手やダブルボランチからの配給を信頼して、相手の背後にナナメから入る込む動きで最終ラインを何度も脅かしていました。彼も左サイドハーフでの動き方に何かコツを掴んだのではないでしょうか。
 それにしても・・・全治4週間とリリースされたのに、2週間で復活して出場してしまったレナト。前日に練習を観てビックリしました。憲剛選手は「ジュニーニョもそういうことがよくあった」と苦笑いしてましたけど、戦闘民族サイヤ人ならぬサッカー民族ブラジル人の身体は、ほんとにどうなっているんでしょうか・笑。

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