川崎フロンターレ、公式戦2連勝中です。いい感じですね。
あまりフォーカスされていませんが、実は2試合連続で小林悠選手がPKを獲得しています。仙台戦では相手のハンドを誘い、甲府戦では鋭い仕掛けで抜け出して相手のファウルを誘いました。あのシャープな動きに、最近の彼の調子の良さがうかがえますね。
しかし。
PKのキッカーを任されていないので、自分で取ったPKにもかかわらず、蹴ることはありません。仙台戦はレナトで、甲府戦は大久保選手でした。
チームでキッカーが決められているとはいえ、小林選手はストライカーです。さぞかし蹴りたいんじゃなかろうと思い、そのへんを聞いたところ、「勝っているときは蹴りたいですね」と本音をチラリ。ただ「この前(甲府戦)も自分で蹴りたいなと思ったのだけど・・・・すでに嘉人さんたちで相談してました。俺は入ってなかったです」と苦笑い。
つまり、相手選手に倒されて笛がなり、PKの宣告に「よっしゃ」と顔を上げたら、次の瞬間には、自分以外の誰が蹴るかで話が進んでおり、その相談に入り込む余地がなかったようです・笑。
「(蹴らせてもらえないのは)たぶん去年外したからですね」と去年の等々力の鳥栖戦でのPK失敗を悔いていましたが、あ-、そうなのね、あのときの失敗が響いているのね。
ただ過去フロンターレでは、チョン・テセとジュニーニョが「俺がPKを蹴る!俺のPKだ!」と試合中に喧嘩し始まるなんてこともありましたから、それを思うと、小林選手はもっと図々しくてもいいかもー、なんてことも思いますが。
なんだろうな。
昔、天才たけしの元気が出るテレビという番組で「勇気を出して初めての告白」というコーナーがありましたが、「勇気を出して初めてのPK立候補」的なコーナーを作りたいくらいですね。
成功すれば黄色いハンカチが出ますが、失敗すると黄色いカードが出る、みたいな。いや、よく意味が分からないですけど。
結局、最後は「普通にゴールします」と話してましたけどね・笑。
いろんな意味で、明日は小林悠選手に注目です。