書評:長友佑都選手の「上昇思考」。


こんにちは。
サッカー本ソムリエ・いしかわごうです。
今日は日本代表対オーストラリア代表戦ということで・・・・今回紹介する本はこちら。
いしかわごうオフィシャルブログ「サッカーのしわざなのだ。」
 長友佑都選手の「上昇思考」。
以前にも少し紹介した日本代表・長友選手の新刊です。
 「エリート」、「天才」などと表現されたことのない長友佑都選手が、どうやってビッグクラブであるインテルにまで登りつめて、レギュラーを掴んだのか。
 もちろんサッカーのトレーニングをめちゃくちゃしたのは間違いないのですが、そっちにはあまりフォーカスせず、メンタルコントロール、ポジティブシンキング、コミュニケーション、目標設定の方法などなど、長友佑都を作っている「思考」を紹介しています。サッカーにそれほど詳しくない人が読んでも読みやすい構成です。そういう意味では、長谷部誠選手の「心を整える。」や澤穂希選手の「夢を叶える」、川島永嗣選手の「準備する力」などの系列と同じかもしれませんね。
 長友選手自身、もともと自己啓発の本が好きでよく読んでいるそうです。
今年、情熱大陸に長友選手が出演していたときにもその本棚にけっこうそういう本が並んでいました。一流のアスリートになればなるほど、心の持ち方を重視しているということかもしれません。
本書では、メンタルコントロールの部分で、インテルのチームメイトであるサネッティのエピソードがたくさん出てきます。サネッティのメンタル面がいかに優れているのか。そしてどうやればサネッティのようになれるのか。非常に熱く語っています。長友選手、サネッティにほれ過ぎですね・笑。超一流であるインテルのプレイヤーから日ごろからどんな刺激を受けているのか。そういう生の証言が読めるのは貴重です。
 日本代表の練習やFC東京時代、ミックスゾーンでの長友選手の取材対応を見たことがありますが、非常に対応が丁寧なんですよね。「メディア対応だから」ということで肩肘を張っているのではなく、真面目で自然体で対応しているのに、とても物腰が柔らかい。それでいて優等生な発言ばかりではなく、場が盛り上がるようなリップサービスもしてくれるので、記者受けもよかった印象です。インテルのレギュラーになった今でも、日本のメディアで、長友選手の(パフォーマンスはともかく)取材対応に不満や悪く言っていた話は聞いたことがないですからね。傍目から見ていても、そういう姿勢も立派だな、と思いますね。
 ちなみにこの本のタイトルは、上昇「志向」ではなく上昇「思考」なのがポイントですね。彼は冒頭で自らの上昇思考についてこんな風に言っています。
「僕は人生の選択肢にぶつかったときにも、正解を選択しようとするよりも”自分の選択した道を正解にしていくこと”をいつも考えている。信念にもとづいて道を選択し、そのプロセスのなかで最大限の努力ができたと言い切れるなら、必ずそこで成長ができ、大きな成果を手に入れることができるからだ。」 
 正解を選ぶよりも、自分が選んだ道が正解になるように精一杯頑張る。そんな長友佑都選手の頑張る思考のメカニズムを知りたい方は、オススメです。
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「情熱大陸」に長友佑都選手が出演したときのブログエントリーです。自宅の本棚に置いてあった本も紹介しています。
「情熱大陸・長友佑都」

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