内容よりも結果が全てのワールドカップ最終予選。
オマーン代表に3-0で勝ちました。上出来の船出でしょう。
ここでそんなにガッツリと書くつもりはないのですが、オマーンの守備は、前田選手と本田選手に起点を作らせない狙いだったんでしょうかね。
4バックの意識を含め、かなり中央に絞った対応をしていた印象でした。その分、サイドに対してはわりとルーズになっていて、ボールを持った日本は両サイドバックが高い位置を取れました。立ち上がりから右サイドを内田選手が「ウィングか?」ぐらいの位置で受けて、効果的に突いていけた。開始10分はその右サイドからジャブを放っていき、12分の先制点は、ほとんど使っていなかった左サイドを揺さぶった場面から。左での細かいパス交換から前田選手→長友選手のクロス。最後は中央で本田選手がズドンでした。ゲームの入り方もよかったですし、先手を取って試合の主導権を握る意味でも、いい時間帯での先制点でした。なにより、ワールドカップ最終予選のピッチを覆っていたプレッシャーも少し軽くなったと思います。
その後もあまり前に出てこない、かといってベタ引きをするわけでもないオマーンを攻め立て続け、1-0で前半終了。岡崎選手のダイビングヘッドなど追加点を取れるチャンスはあったものの、決め切れませんでした。後半はもっとオマーンが捨て身で前に出てくるのかと思ったのですが、後半も日本が圧倒し、早い時間帯に前田選手と岡崎選手の得点で畳み掛けて3-0。前田選手のゴールは厳密にはオフサイドでしたし、岡崎選手がゴールが決めた後は、ワッキーがアメトーークでやって欲しいと言っていたビヨヨヨーンのパフォーマンスをやってました・笑。
その後も攻め続け、攻めているときの後ろのリスク管理も問題なし。オマーンは、公式記録でシュートゼロですか。交代カードも、酒井選手、清武選手、細貝選手と、どちらかといえばテストモードでしたな。残念ながら、中村ケンゴ選手の出番はありませんでした。
もちろん欲を言えば、4-0,、5-0にするチャンスもありましたが、そこはアルハブシの好セーブを褒めるべきか。しっかりとしたゲームの終わらせ方をしての勝利でした。勝たなければいけない試合をしっかり勝ったこと。しかも完勝で。うむ、上出来でしょう。
次は8日にヨルダン戦です。
ここでもしつかり勝って勝ち点6にしてオーストラリアに乗り込みたいですな。
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