日韓ワールドカップ日本対ベルギー戦から10年。


 今日2012年の6月4日は、2002年の日韓ワールドカップの日本対ベルギー戦から、ちょうど10年だったんですね。スラムダンク的にいうと「あれから10年後」ですね。
 懐かしいですね。
鈴木隆行選手が身を投げ出して押し込んだつま先での同点弾、稲本潤一選手がパスカットからのオーバーラップで決めた豪快な逆転弾、どちらも素晴らしいゴールでした。
 特に鈴木隆行選手のあの同点弾は、日本人のいろんな思いが凝縮されたゴールだったなぁ。
まず後半にベルギーに先制された瞬間、日本人の頭によぎったのが、4年前、フランスワールドカップの悪夢でした。
 だって、フランスワールドカップでの日本は3戦全敗。
相手に先制された試合は全て負けていたんです。ワールドカップで同点に追いついた経験もなければ、逆転した経験もなかった。今思うと笑われるのかもしれないけど、まだ3試合しかワールドカップを戦ったことがなかった日本人のサッカーファンにとっては、本当にフランス大会の経験が全てでした。だから本当の「あー、またダメかも・・・」って思ったんです。
 それを救ったのが、鈴木隆行のあのつま先ゴールでした。
失点直後の泥臭い同点弾。写真で見たら、本当にその身を全て投げ出して、さらに全身を精一杯伸ばして、つま先に当てて押し込んでいる。決して美しいゴールじゃなかったんだけど、ものすごい執念ですよ。「最後の最後まであきらめずに頑張る」という彼の姿勢が表現されているようで、なんだか胸が熱くなったのを覚えていますね。
 でもそれが日本を救った。大袈裟に言うと、あの一撃でワールドカップの呪縛から解き放たれて、日本サッカーは救われたんです。
$いしかわごうオフィシャルブログ「サッカーのしわざなのだ。」
 実はいまだにその写真は切り抜いて手帳にスクラップしています。そのぐらい自分の中では名シーンです。なんだろうな・・・なんかこの鈴木選手の姿を見ていると、「お前は、本当に最後の最後まで、つま先まで精一杯伸ばして頑張っているのか?」と問いかけられているような気がしますもん。サッカーを超えて、いろんなメッセージを感じるプレーでした。
 なお、ワールドカップ日本人第2号となるゴールを決めた鈴木選手が、あのとき雄叫びのまま抱きつきに向かった相手は、ベンチにいる日本人初ゴールを決めた中山雅史選手でした。ゴール決めたら、いくと決めていたそうだ。なんかいい話だよね。
 ちなみに逆転ゴールを決めた稲本選手は、ベンチにいた親友・小野選手に飛びつきにいきましたが、その直前で小野選手の隣にいた秋田豊選手に先に抱き疲れてしまったというオチがあるそうです・笑。
機会があったら、イナさんにこのときの話もそれとなく聞いてみよう。
 当時の日本代表に密着したドキュメンタリー。名作です。
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