季刊エルゴラ、出ました。

 どうも。
アバンの使途・いしかわごうです。
「マツコの部屋」が終わってしまいました。
なんだかんだでけっこう長かった番組ですよね。2年ぐらいは放送してたのかなーと思ってたら、1年半とのこと。特にプッチンプリンのCMに絡んでいたなんかは、本当にやりたい放題で、破壊力ありましたわ。最近ではすっかりマツコもお茶の間の人になってしまいましたけど、ついつい深夜に観てしまう番組でした。DVDはさすがに買わないけど(笑)。
季刊エルゴラが発売されてます。
$いしかわごうの「サッカーのしわざなのだ。」
今回のテーマは「スタート or リスタート」。今シーズンに懸けるフットボーラーの物語を、エルゴラの担当ライターが紡いでいます。ちなみに自分はというと、「きっとみんな移籍した選手の原稿を書くんだろうなー」と予想して、その逆をチョイス。あえて「移籍しなかった選手」にフォーカスしようと思い、「中村憲剛選手」を取り上げることにしました。
$いしかわごうの「サッカーのしわざなのだ。」
 それ以外にも、特別企画として特集がいくつか組まれています。
オススメは、人気サッカー漫画「GIANT KILLING」の原作者(現在は原案)網本将也氏のインタビュー「僕が野津田とフクアリに看板を出したわけ」。網本さんがジェフサポーターなのは有名ですけど、オシム監督でのジェフの躍進をサポーターとして目の当たりにして「監督だけでサッカーってこんなに変わるんだ」と思ったことが、ジャイキリが生まれたきっかけになったと明かしています。へぇー、初めて知りました。
 ちなみにこの「季刊エルゴラ」は、雑誌校了のタイミングが震災前だったとのこと。なのでリーグ戦を中断している現状に読むと、多少の違和感もあるかもしれないですけど、そこはご了承を。580円です。コンビニや駅売りではなく、本屋さんのサッカー雑誌コーナーにありますよ。
せっかくなので、併せて今日のエルゴラも。
表紙は、カズさんです。カッケぇー。
$いしかわごうの「サッカーのしわざなのだ。」
 僕はJ選抜に選出された中村憲剛選手と小宮山尊信選手についての選手コラムと、Jジャーナルで川崎フロンターレの練習再開レポートを書いております。
$いしかわごうの「サッカーのしわざなのだ。」
練習レポートについては、練習内容そのものを書くと言うよりも、練習を通じて感じた「サッカーができる喜び」をコラムとして書きあげております。
それではー。... 記事を読む

アバンのしるし。

俺の部屋には、こんなアイテムがあります。
 アバンのしるし。
$いしかわごうの「サッカーのしわざなのだ。」
漫画「ドラゴンクエスト ダイの大冒険」に出てきたアイテムですね。
ダイの大冒険を知らない人は何のこっちゃかもしれないので、わかりやすく説明すると、卒業の証としてアバン先生からもらえるペンダントです(←わかりやすくなってないじゃねーか・笑)。
 こんなときだからなのか。思わず、手にとってじーっと眺めてしまいましたよ。
 漫画に出てくる架空のグッズっていいですよね。
$いしかわごうの「サッカーのしわざなのだ。」
もしホイポイカプセルがこの世界にあったら、楽に救援物資を送れるのに・・・なんてことも思ってしまいます。
それでは。... 記事を読む

やれることから。

 今日は、フロンターレの街頭募金活動を取材してきました。
$いしかわごうの「サッカーのしわざなのだ。」
 今回の募金活動は、川崎フロンターレだけではなく、大相撲の春日山部屋、川崎新田ボクシングジム、NECレッドロケッツの合同で、スポーツという枠を超えて行いました。フロンターレの選手の隣には力士とボクサーも並んでいる。こういうのっていいですよね。
 取材記事はブロゴラにアップされております。
[川崎]相馬監督が「これはまだ第1歩」  サッカー専門新聞 エル・ゴラッソ web版 BLOGOLA
なお今日の募金結果は、
新百合ヶ丘駅192万3049円
武蔵小杉駅で201万3080円
Mind-1ニッポン復興支援活動「街頭募金活動・募金箱・義援金口座」ご報告(3/18現在)
2時間で400万円弱集まりました・・すごいっ!
寒い中、参加した選手、協力してくれたサポーターの方々、募金してくれた方々に感謝です。
来週22日(17:30~19:30)にも、2回目の合同募金活動を武蔵溝ノ口駅と新百合ヶ丘駅で行う予定です。通りがかった方は、ぜひ協力を。
やれることから、やっていくべしっ。... 記事を読む

2011.3.11

東北地方太平洋沖地震におきまして、被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。被災地の一日も早い復興を心より祈念いたします。
エルゴラッソでは、3月16日発売の本紙の中から東日本震災に関する6ページ分をPDFにて無料で配信しています。一人でも多くの方々に読んでいただきたけたら、と思います。
[3/16臨時号PDF配信のお知らせ]「フットボールを通じ、我々は、共にある」
 自分のことも書いておこうと思います。
 3月11日のあの時間、自分はフロンターレの練習取材に向かっていました。
エルゴラのプレビュー原稿はすでに発売されていたので、この日は練習場に足を運ぶつもりはありませんでした。ただマリノスとの神奈川ダービーは日曜日開催。締め切り時間の都合上、エルゴラのマッチコラムは試合中に書かなければなりません。その原稿を書く準備として、前々日の実戦形式のトレーニングで取り組んでいたことが実際の試合でどう反映されるのかをしっかり見ておこうと思い、足を運びました。
練習開始は14:30.
地元駅からの電車に一本乗り遅れてしまったものの、新百合ヶ丘駅からタクシーに乗って麻生の練習グラウンドに向かいました。異変に気付いたのは、練習場のある丘が見えてきた道路を走っているときのことです。道すがらにあるセブンイレブンから、血相を変えて駐車場のほうに飛び出してきたお客の姿が目に飛び込んできました。
「なんだろう?」
最初はそのコンビニに強盗でも入ったのかな、と思いました。車内の外を光景を見ていぶかしがる僕を見て、タクシーの運転手さんが言います。「大きい地震ですね。すごく揺れてますよ。いま、私もハンドルが大きく持っていかれそうになりました・・・ここまでは初めてですよ」
タクシーの車内にいた自分は地震にまったく気づきませんでした。車内に流れていたラジオ番組が、すぐに地震速報に変わります。
「宮城で震度7」
震度7って・・・
自分は北海道根室市出身です。道東地方は地震が多く、中高校時代には釧路沖地震、東方沖地震なども経験しています。だから、地震には慣れているつもりです。それでも、体験したのは「震度5」でした。「震度7」なんて聞いたこともありません。
 丘を登り、麻生グラウンドに着きました。
記者陣はみな情報収集に追われていました。選手たちはグラウンドで練習をしています。もちろん東北地方で大地震があったことなど選手は知る由もありません。グラウンド上でも揺れは感じたそうですが、特に支障はなかったのでチームは紅白戦もきっちりと実施していました。自分もこのときはまだJリーグは開催されると思っていたので、選手の動きやチームの狙いを把握しつつ、地震の情報収集をしていました。その間、何度も余震が起こりました。
 最初は「仙台対名古屋戦は延期かもしれない」ぐらいに思ってましたが、時間がたつにつれて被害の大きさ、ことの重大さが明らかになっていきます。通話機能は完全に麻痺。ワンセグで被害映像を確認し、ツイッターのタイムラインには対応策の情報で埋め尽くされていました。ツイッターでエルゴラッソ仙台担当・板垣記者の「とりあえず無事です」というつぶやきを発見したときの安堵感は何事にも変えられません。
 練習後、広報さんから「間もなく正式にリリースされますが、週末のJリーグは全カード中止の方向です」との旨が報道陣に伝えられました。それを受けて、エルゴラの編集部からは週明けの月曜号を休刊にする方向で調整しているとのメール連絡も入っていました。
 帰宅する何人かの選手に話をききました。
試合に向けた話を聞こうと思っていたのですが、全試合が中止になったのだから、それどころではありません。練習中に起きた地震だったこともあり、被害状況を把握している選手もほとんどいません。選手はみな慎重に言葉を選びながら、現在の心情を話してくれました。主将の井川選手は、「寝ていて揺れを感じたと思ったら、父親が覆いかぶさってきて・・・」と、幼いころに体験した阪神大震災について話してくれました。今後のことについては「できることがあれば考えていきたい」とコメント。相馬監督も「事態を知れば知るほど、試合中止は当然の決定だと思います。被害に遭われた方に対して何て言葉をかけたらいいのか・・・言葉が見つかりません」と複雑な表情で言葉を並べていました。
 取材が終わると、辺りはすっかり暗くなっています。
本来ならば帰宅する時間のはずなのですが、自宅に帰ろうにも、JRは終日運休をすでに発表。利用している小田急線も復旧の見込みが立たずとの情報が流れていました。都内は大渋滞しているので、車で送ってもらうわけにもいきません。タクシーを呼ぼうにも、電話がつながらないのだから呼べません。仕方がないので自宅までの約20キロほどの道のりを歩いて帰ろうかとも思いましたが、帰宅難民が二次被害を受ける可能性もあるとのニュースを目にして思いとどまりました。首都圏から通っている記者陣はクラブハウスで待機して様子を見ることになりました。
 だが時間がたっても、一向に状況は変わりません。
近くのコンビニに買い出しに行っても、すでにお弁当やおにぎり、パン類が早々に棚から売り切れていたとのこと。クラブスタッフや寺田周平コーチがコンビニで買った肉まんとカップめんの差し入れを記者陣してくれました。本当にありがたかったです。
 深夜になると一部の私鉄が動き出したこともあり、クラブスタッフが最寄り駅まで報道陣を送ってくれることになり、首都圏に住んでいる何人かの記者さんは駅からの徒歩を覚悟で帰宅していきました(深夜2時過ぎにみなさん無事着いたそうです)。自分は乗り継ぎが多いことと、利用している電車がどちらも復旧していなかっため、帰宅はあきらめ、クラブハウスに宿泊させてもらうことになりました。
 川崎市周辺では停電のあった地域もあったそうですが、クラブハウスでは停電もなく電源もネット環境も確保できていたので、プレスルームでノートパソコンでNHKのUSTを流しながら、仕事をしていました。「お風呂も入ってください」との好意もいただき、選手が普段使っている大浴場を利用させてもらいました。でもなかなか眠れなかったので、頼まれていた書評原稿を書いたり、インタビューの文字起こし作業をして、4時ぐらいまで起きていたのかな。さすがに横になろうと思い、記者会見やミーティングを行っている大部屋にふとんを敷いて3時間ほど寝ました。
$いしかわごうの「サッカーのしわざなのだ。」
 朝、麻生グラウンドに出て目に飛び込んできたあの眩しい日差しは一生忘れないことでしょう。本数は少ないながらも朝から電車も動いており、無事自宅に帰宅することができました。自宅の被害は少なく、ライフラインも問題ありませんでした。フロンターレのクラブスタッフさんの心使いで、普段の生活と変わらず過ごさせてもらいました。本当にありがとうございました。
 今日で地震発生から7日目に入りました。
本当にあの日以来、日本の日常はガラリと変わっています。自分が住んでいる地域は計画停電地域なので、日常生活でそれなりの影響を受けていますが、バッテリーの充電があるので、ノートパソコンも使えます。コンビニに行けば、米やパンはなくてもお菓子はあるし、水道水もちゃんと出る。被災地の方々の苦労に比べたら、無に等しいもんです。
 Jリーグ再開の見込みもたっていない状況ですが、もしかしたら、「サッカーのチカラ」が試されているのかもしれません。自分に何ができるのかはわかりませんが、サッカーに携わる者のはしくれとして、前を向いて活動をいきたいと思います。
少しずつ、少しずつ右肩あがりにしていきましょう。... 記事を読む

特別な相手。特別な闘い

 本日発売のエルゴラ。
見開きで神奈川ダービーのプレビューを特集しています。「特別な相手。特別な闘い」
$いしかわごうの「サッカーのしわざなのだ。」
川崎Fには山瀬選手と田中祐介選手、横浜FMには谷口選手がいるということで、その3人を大きく扱った紙面になっております。試合の見所のほかに、フロンターレ担当の僕が谷口選手について、マリノス担当の藤井くんが山瀬選手について記事を書くという、プレビューではちょっと珍しいトライをしております。「そこにタニ」について熱く書いておきました。
もう一人の移籍組である田中祐介選手については、彼の意気込みをミニインタビューのような形で掲載されてます。田中裕介選手はしっかりとした口調で丁寧に話すタイプなんですよね。サッカーについて聞いても、自分の言葉できちんと説明できるので、話を聞いていて好感が持てました。
読み応えあると思うので、よろしくお願いしますね。
では、世界で一番どうでもいい、いしかわごうのプライベート情報です。
今日は最近買ったもの・・・「バクマン。」の12巻が出てました。
$いしかわごうの「サッカーのしわざなのだ。」
表紙は平丸。僕はバクマンの登場人物の中では、彼のキャラクターが一番好きですねー。仕事場からすぐ逃げ出したり、「やだよー。もう辞めたい」と泣きながらも、編集部にうまく転がされ続けながら仕事をしていて、なんか人間臭くていいじゃないですか。作画の小畑先生は、この平丸タイプらしいですね(笑)。
それでは。... 記事を読む

安間カターレ、[3-3-3-1]システムの余波。

 どうも。
昨日は練習後、予告通り、中村憲剛選手にインタビュー
もともとは、来週(かな?)に発売される開幕特集の季刊エルゴラで、ケンゴ選手に関する長めの原稿を書いたところ、編集部から「面白い」との評価をいただいたのがきっかけでした。だったらこのベクトルでインタビュー企画をできないかなと思いお願いすると、快諾してもらいトントン拍子で実現。
 リラックスしすぎて雑談が多かった気もしますが(笑)、楽しくお話を聞かせてもらいました。このインタビューは、エルゴラッソ本紙に掲載されますので、お楽しみに。
おれ、「今年の中村憲剛」は、これまでとは一味違うと思ってますからね。
 さて昨日発売したエルゴラでは、富山の[3-3-3-1]システムについて原稿を掲載させてもらいました。
$いしかわごうの「サッカーのしわざなのだ。」
 その見慣れない並びに目が行きがちですが、このシステムの本質は、ピッチを「前線・中盤・最終ライン」ではなく、「左・中央・右」を縦に割って考えるという安間監督の発想。そこにフォーカスした原稿を書きました。さらにこれが[3-3-3-1]というシステムありきではなく、チームの現有戦力から導き出した戦法でもあるということが、安間監督のコメントからもわかると思います。
 エルゴラ編集部のナイスな計らいで、破格ともいえる多めの文字数をいただいたのですが、書きたいことが多すぎで3分の1も伝ーわらない、という純情な感情でしたけど、読んだ人からたくさんの反響をいただき恐縮です。やはりみんな注目しているんですね。
 文字数の関係で原稿には盛り込めませんでしたが、守備の面で面白いと思ったのはサイドチェンジに対する意識ですね。「相手はサイドチェンジしてこようとしますが、そのスライドを早くする練習はしてます。それにサイドチェンジされても、ウチのほうが数的優位になっていることのほうが多い」と安間監督。相手がサイドチェンジしてくれると、実は逆に富山のチャンスにつながるというわけです。
 例えば、前半開始3分での場面がそうでした。
自陣の右サイドでボールを持ったファビオが、大きくサイドチェンジを展開したが、逆サイドで佐藤選手がトラップした瞬間、そこには富山のボランチの西野選手とCB足助選手の2人が素早くスライドして待ち構えていました。サイドチェンジされても、富山が1対2の数的優位を作っているわけです。佐藤選手に前を向かさずにボールを下げさせて攻撃をしのぐと、今度はそのクリアを拾った黒部選手が左サイドへと大きくサイドチェンジ。朝日選手が落としたボールに苔口選手がすばやく裏に抜け出し、あわや一点かという、富山のビッグチャンスにつながっていました。
 そういうところに目を配ってみてみると、富山のサッカーは面白いです。
ただわかって欲しいのは、戦術や机上の発想だけが全てじゃないということ。昨年J2で18位というチームですから、そもそも個々の能力や戦力的にも劣っているわけです、相手に主導権を握られる時間帯も多いし、それ以外のいろんな要素も多分にピッチでは絡んでくる。実際、富山の失点は横浜FC・柳沢選手のなんとも泥臭いチェイスにクリアミスをしたものです。ヤナギらしい気持ちのこもったアプローチでしたし、こういう戦術うんぬんを越えた感情的なワンプレーが、試合を動かすことも多いのがサッカーの面白いところ。そしてこういう失点から、選手がメンタル的に下を向いてしまい、チームとしての機能性がガクンと失われてしまう試合も去年の富山は多かった。「システムに命を吹く込むのはお前らだ」(安間監督)というわけです。
 攻撃面では、サイドを起点にしたロングボールで、苔口選手が最終ラインに仕掛けていく形が目立ちました。決勝弾になるPKにつながったわけですが、「苔口のPKを取ったシーンは本当に意図的。まずサイドで決めて、最終ラインに対してプレーしろとは常々言っていますし、それをしっかりと具現化できたのがすばらしいです」と監督会見で言っています。
 安間監督のことですから、日ごろからショートパスをつなぐ訓練を富山でやっていると思います。でも現時点ではそこで崩せるほどの技術や連動性はまだなく、苔口選手を生かしてできる攻撃を割り切ってしかけているようです。その姿勢に対する安間監督のコメントも秀逸でした。エルゴラにも一部掲載しましたが、試合後に聞いたらこうおっしゃってます。
「後ろで行ったり来たりのボール回しをしているぐらいなら、相手の最終ラインにどんどん仕掛けろと。ウチはお客さんが、二千人から三千人しか入らないチームなんだから、後ろでボール回していてもお客さんは増えないよ、前にいけって言ってます」。
・・なるほどね、と思いましたよ。
【J2:第1節 横浜FC vs 富山】安間貴義監督(富山)記者会見コメント[ J’s GOAL ]
ちなみに昨年の安間カターレの戦いぶりについてはこちらで分析しています。
富山の[3-3-3-1]システムを読み解いてみる
無料で読めますよ(笑)。... 記事を読む

地球上で一番どうでもいい情報

 松山メアリが、松山メアリが好きなんですよ。
倉敷さん司会の今は亡き番組「シンガタ」に出ていた時に見てやられましたねぇ。先週は、HEY!HEY!HEY!に出てました。昨日はしゃべくり007とツボ娘に出てました。カワユスでした、はい。さっきはあえて2回言いましたけど、本当はあと5回ぐらい言いたいぐらい好きです。
 まぁ、そんな「今、地球上で一番どうでもいい情報」を全世界に向けて発表したわけですけど。
今日は、フロンターレの練習取材に。
週末の横浜Fマリノスとの神奈川ダービーに向けて、いろいろと取材してきました。楽しみなポイントが多いので、今週はこまめに麻生に足を運ぶ予定です。エルゴラプレビューでも大きく扱う予定ですので、お楽しみに。
 ちなみに明日はエルゴラのインタビュー。
$いしかわごうの「サッカーのしわざなのだ。」
パーソナルDVDを見直して、彼の頭の中を探っております。いいインタビューになるよう、しっかり準備して臨みたいと思います。... 記事を読む

はじまったよ。

カズさんの著書「やめないよ」風のタイトルにしてみました・・・だって開幕しましたからね、Jリーグが。土曜日は等々力での川崎F対山形戦、日曜日はニッパツでの横浜FC対富山戦を取材してきました。
 川崎Fは、山形相手に幸先よく勝利。開幕戦のプレッシャーからか、矢島選手のゴールが生まれるまでは少しぎこちなかったですけど、先制点の後はすぐに追加点が生まれ、そこからは今季目指すサッカーを随所に披露。終わってみれば2-0での完勝でした。見ごたえあるゲームだったと思います。ちなみに始球式にきた小森純のスコア予想は2-1。はずれたけど、川崎Fのスコアは当ててますね。よしとしてあげよう。
$いしかわごうの「サッカーのしわざなのだ。」
 今日発売のエルゴラでは、川崎F対山形戦の原稿を書かせてもらっております。
見開きでどーーーん。マッチレポートに加え、相馬フロンターレの特徴、そしてノボリのコラムと3本ほど原稿を書かせてもらいました。両チームの採点寸評やコメント起こしもあるのでタイトだったのですが、無事やり切りました。翌朝の締め切りに追われながら大量の原稿を書き終わったときの、充実感もひさびさでしたわ。
 エルゴラ本紙のトピックにも載せましたが、フロンターレの選手バスが入ってくるときの等々力沿道を埋め尽くしたサポーターの光景は本当にすごかったです。試合後は、どの選手も「あれでテンションがあがった」と触れてましたから。僕も思わず写真をパシャリとしてしまいました。
$いしかわごうの「サッカーのしわざなのだ。」
 そして原稿を仕上げて一息つく間もなく、今度はニッパツの横浜FC対富山戦取材に。
お目当ては、カズさんではなく安間監督が採用している富山の[3-3-3-1]です。去年の安間監督が指揮を執ってからの全9試合を分析しましたが、映像と見ることとピッチで俯瞰してみるのとでは、また印象が違いますからね。富山の試合はなかなか現地で見る機会もないですから、楽しみにしていました。水曜エルゴラに原稿を一部書かせてもらえることになったので、それに取材も兼ねていました。
 前半は横浜FCの積極性に押されて受け身になってしまい、クリアミスから失点。しかしその後、ズルズルとくずれなかった。すると新加入の大西選手の果敢なフォアチェックでボールを奪い、ショートカウンターで苔口選手が決めて同点。後半は、富山の[3-3-3-1]が完ぺきにはまる展開になり、横浜FCの攻撃はなす術なし。後ろから苦し紛れのロングボールを蹴るしかなくなっていました。逆に富山は、狙い澄ましたロングボールを何度もDFラインの背後に狙い続けて、その一本が結実。抜け出した苔口選手が相手GKに倒されてPKを獲得につながりました。これを誕生日の黒部選手が決めて2-1。これを粘り強く守り切り、昨年18位の富山が、昇格候補の横浜FCに逆転勝ちをおさめました。すげぇーー。
 試合後、会見を終えた安間監督とひさびさにお話。
「おーー、ごうさんじゃないですか」と喜んでくれました。近況報告をしつつ、試合中に疑問に思った部分を質問すると、[3-3-3-1]システムのメカニズムをレクチャーしてくれました。何がすごいって安間さん、わざわざ僕の取材ノートに図を書いて説明してくれますからね。試合後にそんなことをしてくれるJリーグの監督、絶対にいないですよ(笑)。
$いしかわごうの「サッカーのしわざなのだ。」
 これが[3-3-3-1]の秘密だーーー・・・・まぁ、これ見ただけ絶対にじゃわからないので、公開しているんですけどね。一応、去年の9試合を全部研究してるんで、「ここはこういう狙いでやっているんですよね」などと確認したら、「よく知ってますねー。なんでそんなに詳しいんですか?」と笑われてしまいました。おかげで水曜エルゴラでいい原稿が書けそうです。
 
 この後、テレビの生中継が入るとのことで広報さんに連れ去られていきました。アフターゲームショーの出演だったみたいです。
 ミックスゾーンでは、池端選手、大西選手にじっくり話を聞けました。
3人とも元気そうでよかった。現在のサッカーに関する手ごたえ、あとは富山での生活とかもいろいろ聞かせてもらいました。池ちゃんは相変わらず面白いですし、大西選手は相変わらず真面目。まぁ、カズさんのフェイントを止めてファウルを与えた場面も突っ込んだら、さすがに笑ってましたけどね。昨年18位で、なかなか勝てないチームが逆転勝ちできた要因については、キャンプで行ったプレシーズンでの手ごたえが大きかったとのこと。プレシーズンでも悪いゲームはなかったので、先制されてもそれを跳ね返すだけの力があると思っていた、と。Kリーグの城南一和やJ1の広島、J2のFC東京など力のあるチームと対戦を組んでいたんでしょね。そのへんの経験が自信になっていたようです。
 そして最後に出てきた足助選手。
他の記者さんの囲み取材が終わった後、そっと話しかけると、すげぇ驚いてくれました。今年富山のキャプテンですからね。ヴェルディ時代から試合に出られなくてもコツコツやっていた彼が、富山で報われる姿を見ていると、なんだかこっちもうれしくなります。「[3-3-3-1]をまわりがすごく注目しているけど、やっている選手としてはどういう心境なの?」と聞いてみたら、「新しいことにチャレンジしているので、やりがいがありますよ」とのことでした。安間さんのもとでの練習も、毎日充実しているようです。
 そういえば、エルゴラ(&J’s GOAL )の富山担当・赤壁さんと記者室でひさびさにお会いしたのですが、僕がかなり以前ブログで書いた足助選手の記事を、あの美人過ぎるピッチリポーター豊田麻衣さんが読んで感激してくれたそうだ。なにぃー!
 そんな嬉しすぎるライター・いしかわごうでした。... 記事を読む