感謝、感謝。

 昨日のエルゴラに掲載された小林悠選手のインタビュー、多方面から反響いただき恐縮です。まぁ、多方面と言いつつも、主に川崎方面なのですが(笑)。前日に発売されたサッカーマガジンでもコバユウのインタビューが掲載されていたので、内容がかぶっていたらヤダなと思っていたのですが、セーフでしたね。読んでくれた方々、どうもありがとうございました。
 コバユウには、昨日の練習後、早速渡しておきました。
そのときにマリノス戦のことも少し話しました。1-2の場面で後半残り15分で出場し、ロスタイムには、サイドからのクロスを飛び込んだ菊地選手がヘディング。これは相手にブロックされたのですが、そのこぼれ球にコバユウが素早く反応し、ジャンピングボレー。本人は打った瞬間、「入った!」と確信したそうですが、惜しくもポストに弾かれてしまいました。しっかし、あそこでビッグチャンスが巡ってくるあたりがさすがというか、なんというか。
週末の福岡戦に期待ですね。... 記事を読む

今日のエルゴラ(小林悠&&中村憲剛インタビュー)。

お待たせしました。
今日のエルゴラには、見開きで小林悠選手のインタビューです。
いしかわごうの「サッカーのしわざなのだ。」
現在7得点。そのうち5点が後半からの出場で決めています。途中交代で出てきて劇的なゴールを決めているので、普通のサッカーファンからすれば、「また小林悠かよ!コイツは何者なんだ!?」と思うはずです。
 その声に応えるべく、あまり知られていない大学時代のこともじっくり振り返ってもらってます。高校時代はトップ下の選手だった彼がFWにコンバートしたきっかけや、3年次に特別指定選手としてプレーした水戸ホーリーホックのこと、そして前十時じん帯断裂の大怪我を負った4年次のリハビリ生活などなど・・・・FW・小林悠のルーツが垣間見れる内容になっております。フロンターレサポーター以外のサッカーファンにも読んでもらえると、うれしいですね。
 もちろん、過去だけではなくいまの自分についても、たっぷり語っています。ジュニーニョとの知られざるエピソードあたりは、今後の彼を見ていく上で、ぜひ読んで欲しいところです。6月1日の行ったインタビューが、紙面の都合もあって7月掲載になってしまったのですが、十分に読み応えあると思いますぜ。
 実は今日のエルゴラには、さらにもう1本(・・・ってテレビショッピングか!)、先日行った中村憲剛選手のインタビューも載っています。5月のガンバ大阪戦で見せた劇的なロスタイムフリーキック弾が、スカパー!の月間ベストゴールに選出されたので、その受賞インタビューです。後世に語り継がれるであろうケンゴラッソについて語ってくれています。
$いしかわごうの「サッカーのしわざなのだ。」
 ゴールシーンの解説なので、実際の動画を一回見てから振り返ってもらおうと思い、インタビューのときは自分のiphoneとipadを活用してみました。便利やなー。文明のチカラやなー。時代とともに自分のインタビュースタイルも少しずつ変化しておりますわ。
 なおインタビュー前にケンゴ選手に「もう100回ぐらいは見ましたよね?」と聞いたら、「落ち込んだときとか見るようにしている・笑」とか冗談なのかどうなのかよくわからない返答を受けました(笑)。
 あとは紙面には日曜ナイターだった神奈川ダービーも少しだけ載ってます。
負け試合のコラムですが、「それでも読みたいな」と思われるような原稿を書いていけるように頑張らねば。... 記事を読む

今日から7月。

 昨日は中村憲剛選手にインタビューをしました。五月のガンバ大阪戦で見せた劇的なロスタイムフリーキック弾が、スカパー!の五月月間ベストゴールに選出されたので、その受賞インタビューです。
ガッツポーズし過ぎた右腕が翌日筋肉痛になっていたりと、あの後世まで語り継がれるであろう「ケンゴラッソ」の後日談をたくさん聞かせてもらいました。リラックスした雰囲気でしたし、楽しくインタビューできました。近日中のエルゴラに載る予定なので、どうぞお楽しみに。
そして今日のエルゴラは、神奈川ダービー特集です。
いしかわごうの「サッカーのしわざなのだ。」
フロンターレからは山瀬功治選手、田中裕介選手にたっぷりと意気込みをうかがってます。マリノスの栗原選手、谷口選手の強いフロンターレ意識とのコントラストがハッキリ出ていて、なかなか興味深いです。
$いしかわごうの「サッカーのしわざなのだ。」
これは3ヶ月前半前に予定されていた第2節のエルゴラプレビュー。これを持っている方は、今回のと紙面を比較してみると、いろいろと面白いかもしれませんぞ。... 記事を読む

ベストバウト。

テレビをつけたら、さいたまテレビでアニメ「はじめの一歩」が流れていた。
鷹村守VSブライアン・ホーク戦の試合前の過酷な減量ストーリでした。ついつい見入ってしまい、結局、自宅のひかりTVで続きも一気に見てしまいました。
いしかわごうの「サッカーのしわざなのだ。」
 いや、この対戦はやっぱり熱いね。
鷹村が初の世界戦で挑んだ相手は、最低最悪の世界王者・ブライアン・ホーク。凶悪な性格に加えて、また憎らしいほど強い。ノーガードで上体をそらして相手のパンチをかわしながら、打ち込んでくる。「分類できん!・・・下から殴られた!?」と、その非常識ボクシングスタイルに驚愕する鴨川会長。
最初は、オーソドックスなスタイルで応戦するも歯が立たない鷹村。本来の持ち味であるインファイトな超攻撃的スタイルに切り替えて打ち合いを挑むがそれでも分が悪く、無敵を誇る鷹村がKO寸前まで追い込まれる展開、そしてそこからの逆転劇・・・燃えるね。
鷹村守VSブライアン・ホークは、個人的なベストバウトですわ。
試合前、鴨川会長が言う「努力した者が全て報われるとは限らん。 しかし、 成功した者は皆すべからく努力しておる!!」も名言だな。... 記事を読む

今日のエルゴラ(1028号)。

今日のエルゴラです。
いしかわごうの「サッカーのしわざなのだ。」
予告通り、表紙からの~見開きをいただきました。タイトルは「奇跡の必然」。
$いしかわごうの「サッカーのしわざなのだ。」
 僕が担当した原稿は2本。
試合展開については、川崎F視点で振り返ったコラムを一本。そしてバユウこと小林悠選手のコラムもあります。コバユウコラムでは、同点劇の影にはある選手の言葉があったことを触れております。MOMは、キャプテンマークを巻いて奮闘したあの人です。土曜日の興奮を余すところなく伝えておりますので、ぜひどうぞ。
 そうだ。
長らくお待たせしている小林悠選手のエルゴラインタビュー掲載日が決まりました。
来週の水曜日(7月6日)です。インタビュー実施日から掲載までかなり時間が空いてしまったので、その間の彼の活躍ぶりについて触れた特別コラムも掲載します。話題のコバユウを見開きでどどんと紹介しますので、どうぞお楽しみに。... 記事を読む

鹿島対川崎F戦。

土曜日は、カシマスタジアムへ。
$いしかわごうの「サッカーのしわざなのだ。」
 相変わらず遠かったっす。そして涼しいというよりも、上着がいるぐらい寒かったですね。おかげで、モツ煮込みを美味しく食べたけどなっ!
 試合は、10人になったフロンターレが怒涛の反撃で0-2から同点に追いつく劇的な展開。
しかも一度はゴール認定されたかと思った89分の同点弾が、鹿島側の抗議で取り消されながらもロスタイムに追いつくというしびれる展開でしたからね。G大阪戦のケンゴラッソといい、清水戦の終盤の決勝弾といい、ここ最近のフロンターレが見せる勝負強さには、ただただ脱帽させられてしまいます。
 とはいえ、あのノーゴールの判定を受けたときも「いやいや、もう一度何かあるかもな」と記者席では不思議と冷静な自分がいたんですよね。なんとなくこのままでは終わらない雰囲気が感じられました。
 それは取り消された判定に執拗な抗議をせず、すぐに気持ちを切り替えて再開しようとしていたフロンターレの選手たちの光景が目に入っていたからかもしれません。ああいう風に、選手がピッチに集中できているときって、やはりいいプレーが起きやすいですからね、うん。そういう意味では、フロンターレサポーターの「応援の切り替え」も見事だったと思います。チーム全体で「次だ、次!」になっていたんだろうな。
 とかいいつつも、本当にコバユウが決めた瞬間は、隣で見ていたライター・江藤さんと、「うわわぁぁーーーー!!」と声を出してしまったんですけどね。あはは。ほんと興奮させられましたわ。
 まぁ、試合の詳細は明日発売のエルゴラ(※表紙だぜ!)に書いているので、ぜひ買って読んでくださいませ。
 んでその原稿を鹿島の某ホテルで書いていたわけですけど、前節清水戦のときもそうだったのですが、アウェイ遠征でホテルにこもって原稿を書く場合は、自宅とは違って試合映像の確認ができないので、ちょっとストレスがありますねー。試合数時間後では、ネットの動画にもあがっていないので、スポーツニュースのダイジェストを待って、それでもろもろの場面を映像で確認するしかないです。特に今回の試合はオフサイドでの取り消しなどもありましたから、細かい部分の確認もしたかったのですが、それがなかなかできず、もどかしくもありましたわ。アウェイ連戦で原稿を書いたので、ちょっとそんなことを思いました。
 翌日は、お昼までかかって原稿を書き上げてから、高速バスで東京へ。
5連戦がようやく終わって、バスの中でもホッと一息でした。選手のキツさにはかなりませんが、原稿を抱える僕も何気にタイトでしたわ。よく頑張ったわ、おれ。
 次は一週間後に日産スタでマリノス戦です。
神奈川ダービーでもあり、2位・3位の直接対決でもありますね。注目を集めそうです。
それでは。... 記事を読む

中村憲剛選手の隠れた好プレー。

ようやく勝ったぜ、日本平。
いしかわごうの「サッカーのしわざなのだ。」
 
 もうほんと、「コバユウ様々」って感じでしたね。小林選手の得点自体は、コーナーキックの二次攻撃から生まれたものでした。こぼれ球を拾った山瀬選手がクロスを挙げて、それを菊地選手がヘディング折り返して、ワントラップした小林選手がヒールで「えぃっ!」って流しこんだ形です。これで6得点目。後半途中出場が多い選手なので、驚異的な得点力です。
試合については、今日のエルゴラでも見開きでバッチリ書いてます。取材後、静岡のホテルにカンヅメで原稿2本を書き上げました。
$いしかわごうの「サッカーのしわざなのだ。」
 ドタバタの試合展開についてのマッチコラムと、ようやくJリーグ復帰弾を決めた稲本選手のコラムです。稲本選手の移籍後初ゴールネタは、去年、待てど暮らせど書く機会が巡ってこなかったですからね。いやー、長かった。Jリーグでは01年以来、10年ぶりのゴールだそうです。最近、話題沸騰中のMOM(マン・オブ・ザ・マッチ)の寸評もぜひどうぞ。
 さてあの清水戦の決勝点を見ていて、すごく不思議に思ったことがあったんですよ。
それはあのコーナーキックを獲得する前のプレー。映像が見れる人はぜひ確認して欲しいのですが、田中裕介選手からのスローインに反応したのは中村選手でした。思い切り良く飛び出して、そこから高い位置での仕掛けによって獲得したのが、あのコーナーキックだったわけです。
 そもそもこの時間帯、フロンターレで10人となって相手に押し込まれていたわけで、勝ち点1でも悪くない状況でもありました。実際、この直前には高木選手のミドルシュートがバーを直撃するなど肝を冷やしています。そんな流れの直後に、あえてボランチの選手が中盤の持ち場を離れるリスクを背負って、攻撃に出て行った。その結果生まれたワンチャンスだったわけです。
・・・なんで中村選手はあんな勇気ある飛び出しができたのか。あの決断というのは、勝算というか、理屈ありきで下したプレーだったのか。それとも、いわゆる「ゴールが匂った」という本能的なプレーだったのか。すっごく気になるわけですよ。
 試合後のミックスゾーンで聞くつもりだったのですが、他の選手を取材しているときに中村選手が出てきてしまったので、残念ながらタイミングが合わなくて捕まえられず。そして昨日の練習後、ようやく聞くことができました。
 「あれは隠れた好プレーだったと思うんですよ」と中村選手に伝えると、「実は誰もそこに触れてくれなくて・・・」と笑顔。そしてあのときの判断については、こう語ってくれていました。
「今年は、チームとしてああいうチャレンジをしているので、自分が前に行っても誰かがカバーしてくれると思って出て行きました。それに誰かが大きな動きをしないと、チャンスも生まれないと思ってました」
 つまり、勇気を持って前に出て行くという、相馬監督になってからずっと取り組んでいた姿勢が生んだ、根拠あるプレーだったということです。普段の意識付けがあったから、身体が反応してあの飛び出しにつながった。もちろん、あの勝負どころを嗅ぎ分けることのできる中村憲剛という選手個人の優れた状況判断も加わってのものだったとも思いますけどね。
 うん、こういう風に選手に直接話を聞くことで、彼らの思考を垣間見ることができるし、自分のなかに抱えていた疑問が解消されると、すごくうれしくなりますわ。サッカーライターをしていてよかったなと実感するときですわ。ちなみにこのとき、「そこまでちゃんと見てくれているのは、いしかわさんだけですよ。ありがとうございます」と中村選手からお褒めの言葉までいただいてしまいました・・・ふふふ、恐縮です。
 
 さて明日・・というか、今日は鹿島で取材です。5連戦をいい形で締めくくれたらいいですな。... 記事を読む