今日は天皇杯3回戦が開催されます。
フロンターレは、等々力でJ2の大分トリニータと対戦。試合でのポイントは、昨日発売のエルゴラに書いておきましたんでよろしく。
それ以外のところでも・・・大分とは今季初対戦なので、いろいろ調べていたのですが、やはり注目は今季から就任した田坂和昭監督ですね。実は相馬監督と同い年。聞いてみると「小さい頃から知ってますよ」とのことでした。監督対決について何か意識するところがあるのか探ってみましたが、案の定、「試合をするのは、選手なんで」とはぐらかされましたけどね。
田坂監督といえば、清水で長年コーチをしていた方でもあります。
清水に在籍経験のある矢島選手は「厳しい人でしたけど、言っていることは理解しやすかったですね」と評していました。あと「キビキビしないと怒られますね」とも・・・どうやら、わりと怒られていたクチだったようです。あはは。
そして田坂監督って広島県出身なんですね。
奇しくも、フロンターレの田坂祐介選手も広島出身。「広島県には田坂という名字が多いのか?」と気になったので、田坂選手に聞いてみると、「いや、高校に入るまでまわりに田坂という名字に出会ったことがなかったぐらいですよ」とのこと。「だから有名人も、この田坂(和昭)さんと、あと地方のアナウンサーさんでいるぐらいです」と胸を張って(?)いました。
さて試合はどうなるか。
フロンターレって、天皇杯でやたら延長戦までもつれてしまっている印象があります。今年の高崎戦はもちろん、去年は山形と横浜FC戦がそうでしたし、2年前の仙台戦・・・やっぱり延長戦が多すぎだよ!
まぁ、なんにせよ、勝ってくれればいいんですけどね。
勝利の祈りを込めた、応援ワンクリックよろしくです。
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北朝鮮戦の雑感。
北朝鮮に0-1で敗戦。
無得点というと「決定力不足」が叫ばれますが、決定力不足ではなくて、決定機自体を作れなくて負けた試合だったと思ってます。試合を冷静に試合を振り返ってみます。
布陣はいつもの[4-2-3-1]。ただスタメンはタジキスタン戦から半分近く入れ替え。GK西川周作 DF伊野波雅彦、駒野友一 、栗原勇蔵、今野泰幸 、MF 細貝萌 中村憲剛 、長谷部誠(cap) 、FW 岡崎慎司 、清武弘嗣 、前田遼一 。
攻撃面での原因としては、ワントップの前田選手が機能しなかった印象です。
彼のところでボールがうまく収まらなかった。もともと前田選手はロングボールを前線で身体を張ってキープできるタイプではないので、あれだけフィジカルを前面に押し出して守る北朝鮮相手に、その仕事を求め続けるのは酷。でも中盤に下がって引き出すタイミングはうまいし、左右に流れて起点になるのもうまい。そうやって動きをつけながらキープしてアクセントをつけられるのが、前田選手のよさ。ただこの試合ではそれもできずに潰され続けた。
その原因は前田選手だけの問題というよりも、チームとしてパスに工夫を出せなかったからだと思っています。特にその供給源となるダブルボランチの長谷部選手と細貝選手、そしてトップ下の中村選手には、立ち上がりから厳しくプレッシャーがきていたため、なかなか自由にボールがもてず、前田選手にもいいタイミングでパスが入れられなかった。
そこで感じたのが遠藤選手の不在。
彼がいると、味方が一回パスを受けてからボランチに戻して、そして動き直してショートパスを受け直したりという微調整が、中盤でできるんですよね。そうやって何気ないパス交換で相手の守備をズラしながら、チームとしていいタイミングでの縦パスが入るから、トップ下のケンゴ選手も受けてから前を向きやすいし、それが攻撃のいい展開につながっていく。この試合では、遠藤選手のポジションに入っていた細貝選手が、不自然なほど相手に削られていたこともあって、リズムも生み出せなかった。
ただここで見かねたザックがすぐ動いた判断はよかったと思います。
前半25分過ぎ、トップ下のケンゴ選手が、中盤の底に下がったトリプルボランチの[4-3-3]に変更。ケンゴ選手が、中盤の底でボールを持って前を向き、低い位置で裁きながら攻撃の組み立てをし始めました。これで少しリズムを掴んだ感じはありましたね。ザックのこのへんの臨機応変の決断は決して悪くなかった。
一方の北朝鮮は、多少ラフなロングボールであっても、チョン・テセ選手がフィジカルを生かしてキープして、そこからタメを作って攻撃の起点を作っていました。なのに、北朝鮮の監督はなぜか前半30分過ぎにテセ選手を下げる、謎の采配。
ただこの監督は、スタメンを前半途中でいじるというのは、わりとやる交代らしいです。しかもこれが機能する。代わりに入った7番は、テセ選手とは違い、小柄な俊足タイプなのですが、ロングボールを前線で競り合う屈強な10番の近くを衛星のように動き回り、日本守備陣をかき回していく。途中から入ってきたこともあり、DF陣も捕まえにくそうしていました。
実際、左サイドを崩され、40分、41分と右サイドのクロスに7番に飛び込まれ、あわやの決定機を作られています。44分にも同じように右からのクロスでピンチを招く。特にフリーでクロスをあげていた右SBの20番の対応が曖昧になってました。この20番のあがりは、たぶん岡崎選手が下がってケアする役割だと思うのですが、前半終了間際だとさすがに疲れていて戻り切れないときもありますし、さらに左ボランチの細貝選手がスライドできていなかったんですよね。結局、左SBの伊野波選手がボールに出て行かざるをえなくて、それで開いたスペースにクロスを挙げられました。それでもなんとかしのいで0-0で前半終了。
後半、現状をどう修正するかは後半の見所だったのですが、開始5分、ロングボールの競り負けから失点。その以後はあまり語ることはないです。内田選手を入れて[3-4-3]にシステム変更して巻き返しをはかるも、攻撃に推進力が出てこない。終盤には、相手が退場し、ハーフナー選手、李選手も相手の脅威とはならず、うまく逃げ切られて敗戦。
代表戦で負けていい試合なんてひとつもないですし、あの北朝鮮のアウェイで負けるなんてテレビの前でも悔しくてたまりませんでしたが、すでに3次予選突破が決まっていたことを思えば、ケガ人も出なかったようですし、まだマシな敗戦です・・・でもやっぱり悔しいですけどね。
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プロフェッショナル 仕事の流儀 本田圭佑
ここ最近の日本代表のドキュメント番組ラッシュ。
昨日は「プロフェッショナル 仕事の流儀」に本田圭佑選手が登場しました。
タイトルは「這い上がれ 世界の頂へ」
復活の舞台裏に密着とのことだったので、ひょっとして怪我(右ひざ半月版損傷)をしてから取材を始めたのかなと思っていたんですよ。でも取材自体は、ケガをする前の8月、札幌で日韓戦の行われた前後から始まっていました。
少し勘繰ると、番組としては11月のワールドカップ3次予選のこのタイミングにオンエアすることが決まっていて、あらかじめ3ヶ月間の密着取材だったと。ただその間に本田選手に大きなケガがあったので、撮影途中でメインテーマも軌道修正させていったんでしょうな。
番組の構成も、前半の部分はロシアでのプレーぶりやそのメンタルを中心に紹介しています。
例えば、日ごろのトレーニングでも周囲から際立っている意識の高さ。たとえクールダウンのランニングでも、味方と談笑したりしてリラックスするのではなく、常に先頭を走り、ときにはチームメートを周回遅れにするほど徹底。その理由も明かしてます。
「当然ゴールはここ(ロシアリーグ)じゃないし、ここで終わってはいけないと思っている。でもここで合わせてるといけないっていう自分がいて、ここにいることが当たり前って思ったらダメっていう時間でもある だから、わざとこいつらと走ったらあかんと思ってはいるんですよね」
そして本田選手といえば、やはりそのメンタルの強さ。そこから来るビッグマウスも有名ですが、その理由も明かしています。
「好きなんですよ。大きいことを言ったら、最初は笑われるでしょ? それで見返したときの周りの反応が好きなんです。たぶん本能でそれが楽しい。自分が真顔で答えているほうがおもろい生き方やなって思うんです」
自分にプレッシャーをかけて、自分を追い込み、そして跳ね返していくタイプなんですな。
そんな本田選手の挫折といえば、名古屋から移籍したオランダのVVVで経験した2部降格。
しかし2部リーグでは、ゴールだけにとことんこだわり、年間16ゴールを上げてMPVを獲得して注目を浴びています。番組内では「俺ならできる。俺ならできる」と呪文のように言い聞かせていたことも語っていますが、その点を取るプレースタイルにどうやって自分自身を「矯正」していったかを、本田圭佑が語っているインタビュー記事を読んだことがあります。
「まず自分の過去を全部否定したんです。いままでのプライドを含め、全てを変えようとした。名古屋グランパスや星稜高校には失礼やけど、過去を全部間違っていたものとした。意味がなかったことにした。とりあえずゼロから始めようとした。
で、どうするんやと考えたとき、点を取りに行くスタイルを確立することを思いついた。そのためには、メンタルを改造する必要がある。綺麗事じゃダメだと頭を洗脳することから始めた。でもやっぱり今までのプライドとかポリシーが邪魔をする。とりあえず、そんなのいいからと、自分が間違っていたことにした。
では点を取るためにはどうすればいいのか。前に走らないといけない。基本ですよね。超基本。ボールを出したら、すぐに前にダッシュした」
こういうことをひたすら毎日自分の心に言い聞かせて、トレーニングし続けていたそうです。そのプロになるまでの成功体験を含めて「過去を全否定する」という覚悟に驚いたのを覚えています。
番組の後半は、モスクワダービーで負傷した右ひざ半月版損傷からのリハビリの様子です。
アスリートにとって「負ってしまったケガとどう向き合うか」は重要な分岐点だと思います。本田選手なりの答えが、またらしかったですね。
「ケガして思ったのは・・・・僕、チャンスやなと」
・・・なんで?
「遠い試合に向けて自分を作り直せる。今まで、こういうケガをしたことがなかったから、チャンスだと思っている」
なるほど。
「チャンスはピンチの顔をしてやってくる」とも言いますけど、彼にとっては今はそういうチャンスなのですね。
「人生ってサッカーもそうだけど、谷がないと山の喜びって感じられなくないですか?喜びに慣れてしまうと、喜びを喜びとして感じられなくなるんじゃないかな。誰しも山を狙った結果谷へ行ってしまう。でも這い上がろう這い上がろうとして、そこに新しい発見があり喜びがある」
そして最後は、この質問。
―――プロフェッショナルとは?
「自分らしく生き続けることがプロフェッショナルなのか分と向き合って、自分と格闘して、自問自答して、自分らしく生き続けることが、自分に与えられた使命」
本田選手が世界一のサッカー選手になれるかどうかなんて、誰にもわかりません。
でも、世界一のサッカー選手を目指すこととはどういうものなのか。
実際にそこに向かって行動している男が発する刺激的な言葉を、たくさん聞けました。
復活が楽しみですね。
本田選手の思考法がわかる濃いインタビューが載っています。
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アジアカップでの活躍。大事な場面でど真ん中に蹴ったPKが印象的。
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情熱大陸・長谷部誠。
「情熱大陸」の2週連続サッカー日本代表特集。先週の李忠成選手に続いて、今回は日本代表のキャプテン・長谷部誠選手でした。
長谷部選手の魅力が伝わる、いい内容でしたね。
「選手として突出したテクニックはない」と自身を評価する彼が、なぜドイツ一部リーグで活躍できるのか。ピッチ内での振る舞い、ピッチ外での過ごし方から、「凡人のキャプテンシー」に迫っていました。番組の紹介と感想でも。
練習では、外国人の体格差のハンデを工夫しながらトレーニングに励み、練習後はファンサービスをテキパキとこなし、チームメートを食事に誘ってコミュニケーション。そして3LDKの自宅でくつろいでいる姿を紹介していました。
本邦初公開という秘密の長谷部ノートも公開。
・トレーニングノート・・・・日ごろのトレーニングを書いておく。イラストや図もふんだんに盛り込んでいる。
・監督ノート・・・引退したら、サッカーの監督をやりたいという目標があるため、その準備として2年前から開始。自分が出会った監督が、チームをどうマネジメントしているのかを記録。他の選手に聞いた他の監督の練習方法や本屋テレビで見たサッカー以外のスポーツの練習方法も記録。自分の価値観を一番強く揺さぶったのは、マガト監督だそうです。
・読書ノート・・・読者していて印象に残った思った文、好きなフレーズを記録。自分が何を感じ、何を考えたかも一緒に書いている。
「(監督ノートとトレーニングノートは)たぶん何十年後かに読み返すノートですね」
――なぜそこまでやる?
「臆病なんじゃないですか。そういうディテールにこだわってやっておこないと自分が納得しない。強くない人間なので、コツコツやらないと」
ちなみにこのノートの存在は、今年発売した著書「心を整える。」にも触れています。
休日は、近所のカフェにいき朝食。
最近始めたという日ごろの行動表をチェックス。朝食をiphoneで撮り、栄養士に写真を送りって管理してもらっているそうです。そこまでの徹底した自己管理を行う理由について。
「普段の生活とかそういうものが自分の芯になるところ。自分が変わればサッカーも変わっていくと思ってやっている」
後半は、日本代表のチームメート(川島選手、内田選手、吉田選手)との食事会。そこで明かされる長谷部誠のこと。
川島「彼女いたら毎日連絡する?」
長谷部「する。メールも電話も毎日する。しないほうがおかしいだろ?」
一同「・・・シーン」
川島「日本代表のキャプテンは落ち着いている人、というイメージがある」
吉田「でも長谷部さんは、後輩からもいじられている。おれはいじってないですよ」
内田「優しさのなかに厳しさがある」
そして最後に、長谷部誠自らがキャプテン像を語っていました。
「日本代表のキャプテンと言うと、しっかりしていて、完璧な人というイメージがあった。自分はそれはなれないなって。それにチームメートはみんな自立した選手ばかりなので、自分は特に何もしなくてもいいな、と思ってた。
それよりも、一歩引いてチームを客観的に見て、チームが緩んでいるなって思ったときは少し声をかけたり、他の選手と話してみるっていう、チームを調整する、調律する役割が自分にあっている。
グイグイ引っ張っていくタイプではないので。今までの日本代表のキャプテンはみんなすばらしいけど、自分は自分らしくやっていけばいいのかな」
ほー、なるほど。
そういうタイプのキャプテンなのね。周りを強烈に引っ張るというよりも、全体を見てその潤滑油になる。こういうタイプなのね。もしかしたら、なかなか表立って評価されにくいのかもしれませんが、その重要性をわかっている人にはとことん重宝されるタイプですよね。なるほどね。
こんな感じで「長谷部誠を構成しているもの」がよくわかる内容でした。
放送後、思わず本棚にあった「心を整える。」を引っ張り出して、また読み始めてしまいましたよ・笑。いわずと知れた今年のベストセラーですが、Jリーガーでも詠んでいる人は多いと思います。フロンターレの選手に聞いても、読んでいた選手は本当に多かったです。オススメです。
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来年の長谷部選手のカレンダー。これから売れるんでしょうな。
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今年1月にカタールで行われたアジアカップ。チームがつまずいた序盤、長谷部主将がチームを引き締めたことが、その後の躍進、そして優勝にもつながったと言われていますね。
そして長谷部選手が「心を整える。」の中でオススメしていた本。
本田宗一郎夢を力に―私の履歴書 (日経ビジネス人文庫)/本田 宗一郎
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悩む力 (集英社新書 444C)/姜 尚中
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人間失格 (集英社文庫)/太宰 治
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アインシュタインは語る/著者不明
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サッカー日本代表の・・・・
最近、日本代表選手のドキュメント番組ラッシュですけど、いつも遠征の移動時などで選手が着用しているスーツがあるじゃないですか。
(これは先週の情熱大陸にて)
この日本代表のオフィシャルスーツ。調べてみたら、ずっとダンヒルが提供しているんですね。2000 年から提供しているとのことなので、今年で11年目だそうです。
カッコイイですよね。
もちろん、誰でも購入できます。仕事柄、自分はスーツを着る機会が少ないですけど、たまに着ると気持ちが引き締まります。僕はスポーツアスリートではないですけど、男には日常のなかで勝負の瞬間はありますから。大事な商談とか大事なインタビュー取材とか大事な回覧板を届けに臨むときなど、みな着用する勝負服を持っているかと思います。
個人的にも一着欲しいのですけど、さすがに値段が・・・ネクタイなら頑張れそうかな。
ちなみに、このスーツの「勝負服」コンセプトを元に現代アーティストの天明屋尚氏が描いたイメージがこちら。
スーツを纏い馬にまたがった選手たち。鎧をまとっているのがザッケローニ監督とのこと。
一応、このアートポスターは、1枚 20,000円(税込み)で全国のダンヒルのショップとダンヒルのオフィシャルホームページで買えます。購入金は、NPO法人ピープルズホープジャパンを通じて東日本大震災の義援金として寄付されるのでご安心を。
ってなわけで日本代表番組ラツシュなので、たまには彼らが着ているスーツを紹介してみました。興味ある方は、ダンヒルのホームページまで。
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FOOT×BRAIN「川崎フロンターレ 驚きのプロモーション活動」
リアル11巻、出ました、
「リアル」の最新刊が発売されました。
今回で11巻です。2011年11月11日に出たのが11巻というのが、シャレオツですねー。
最新刊は、東京ライトニングスのトライアウトに挑む野宮の話が中心です。
思えばトライアウトって、興味深い舞台ですよね。参加している選手には、いろいろな過去や、それこそなんらかの「傷」がある。そんな彼らが人生をかけて挑んでいるわけで。
・「今日の君は嘘か? いつの君が本当なんだ?」
・「人は打ちのめされたときに真価が問われる。 下を向くのか。 前を向くのか。あきらめずにチャレンジし続けるのか。 それが 才能や経歴に隠れて見えないが、一番大切な・・・・」
などのセリフは印象的でした。
緩急のつけたストーリ展開にも引き込まれますね。そしてこれまで明かされてなかった、野宮の少年時代も描かれています。
あと読み進めていたら、描き下ろしイラストカードが挟まっていました。
こういうサラサラっと描いた井上先生のタッチ、好きだったりします。手帳カバーの表紙にはさむことにしてみました。
いつものことですけど、次の巻の発売は来年の秋です・・・ながーい。
なので、一気読みちゃうのもオススメできる漫画です。興味ある方は、検討してみてください。
REAL 11 (ヤングジャンプコミックス)/井上 雄彦
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リアル 1-10巻 コミックセット (ヤングジャンプコミックス)/井上 雄彦
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サッカー批評に書評が掲載されてます。
どうも。
誰が言い出したのかは知らないですけど、最近は「サッカー本ソムリエ」として世間にも定着し始めてるじゃないですか。
・・・・いや、「誰が言い出したのかは知らないですけど」とかウソです。自分から「サッカー本ソムリエ」と言い出しました、ごめんなさい。
とはいえ、おかげさまで「サッカー本ソムリエ」として仕事の依頼を受けるようになったのも事実でして、実は今回、雑誌「サッカー批評」さんでサッカー本の書評を執筆させてもらいました。西部謙二さんの著書「戦術リストランテ」の書評を書いてますんで、僕のソムリエっぷりをチェックしてみてください。
戦術リストランテ/西部 謙司
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サッカー批評は、クラブ経営や移籍問題など、サッカーを取り巻く問題に関する骨太の記事が多いので、業界読者率も高い雑誌ですね。
今号のテーマは「Jリーグの戦術力を問う」。Jリーグクラブが採用する戦術を監督や選手のインタビューを交えながら、詳細に分析しています。
読み応えのある雑誌なんで、まだパラパラとしか眺めてませんが、ふと目に止まったのがJリーグの全監督に聞いた戦術アンケートのコーナー。
そのなかで「自分のチーム以外で、戦術的に優れている、もしくは面白いと思うチームは?」という質問項目があって、多くの監督が「バルセロナ」と答えている中、富山の安間監督は「ベンフィカ」と回答していました。思わずニヤリ。理由は「とにかくゴールを目指し、挑んでいくから。かと言って、守りもおろそかにしない」。納得です。
よろしくです。
サッカー批評(53) (双葉社スーパームック)/著者不明
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