いしかわごうを囲む会。

 昨日の夜は、フロンターレサポーター(北部オヤジの会)の方々が、「いしかわごうを囲む会」を開いてくれました。
 刺身のおいしい水産系居酒屋だったのですが、僕の船出ということで「船型」になっている席を予約して祝ってくれるナイスな心使い。話題はほぼフロンターレ・オンリーでしたが、人生の先輩方からいろんな話も聞かせてもらいました。女っ気はゼロでしたけどね・笑。
 みなさん、この日発売されたジェシのインタビューが掲載されているエルゴラと選手名鑑を持参。
$いしかわごうオフィシャルブログ「サッカーのしわざなのだ。」
「記念にサインを」とのことでたくさん書かせてもらいましたよ。ジェシの写真のところにサインを書くのは変な感じでしたが。中には過去のエルゴラ選手名鑑数冊を持参してきた猛者まで・・・・ありがとうございました。
 ちなみに今日の練習後、ジェシにエルゴラを渡しました。
僕はポルトガル語が話せないので、インタビューが載っているページを開いて手渡すと「プレゼント?アリガトー」と嬉しそうに受け取り、大事に鞄に入れて、持って帰ってくれました。
 相変わらずのナイスガイ。自分のラストインタビューがジェシで本当によかった。... 記事を読む

本日のエルゴラ。

 予告通り、ジェシのロングインタビューが掲載されております。
「あの日々のことは、自分がこれから先、年を取っても一生忘れません」
いしかわごうオフィシャルブログ「サッカーのしわざなのだ。」
 サッカーについて、キャリアについて、フロンターレについてなどなど見開きで硬派に(たまにジョークを交えながら)たっぷり語ってもらってますので、読み応えあると思います。
 このインタビュー企画、最初の段階では違う選手の名前が候補に挙がっていたのですが、「どうしてもジェシのインタビューをさせて欲しい」と編集部にお願いして、ジェシで申し込ませてもらいました。
 フットボーラーとして、そして人として彼が大事にしているものが何なのか。サッカーに対して、もっと言えば人生に対してどう向き合っている人間なのか。普段の取材では聞けない部分までどうしても聞いてみたかったのです。わずかではありましたが、そこを垣間みることができてよかったです。
 そしてこれが僕のエルゴラ記者としてのラストインタビューでもありました。今までエルゴラのフロンターレの記事を読んでいただき、ありがとうございました。
なお、エルゴラ卒業にあたって、フロンターレサポーターから僕に寄せられたリプライを、でにむさんがまとめサイトとして作ってくれました・笑。
いしかわごうさん EL GOLAZO ご(う)卒業ツイートまとめ
もうすぐ1500view越えですね。ありがとうございます。... 記事を読む

森谷賢太郎選手にインタビュー。

 昨日更新した「エルゴラ卒業」に関して、ものすごい反響をいただき、大変恐縮しています。ブログではコメントを受け付けていないのですが、ツイッターのほうではたくさんの温かい言葉もかけていただき、感謝、感激、雨、嵐でございます(そんな歌、あったよね)。
 特にフロンターレサポーターからは、返信しきれないほどたくさんのリプライをいただき、本当にありがとうございます。自分の卒業に対して、みなさんから寄せられる激励の数々を読んでいると、気分は前田敦子になってました。頭の中ではずっとフライング・ゲットが流れてました。残念ながら途中からはキンタロー。が踊ってましたが。
 本当にありがとうございました。
誰かまとめサイトを記念に作ってよって言いたいぐらいでした。
 フロンターレの取材に関してはこれからも続けていきます。掲載媒体も確保できそうですし。
 ちなみに昨日は、練習後に森谷賢太郎選手のロングインタビューをさせてもらいました。
 今年から横浜Fマリノスから移籍してきた森谷選手ですが、プライマリー、ジュニアユース、ユースと小学生の頃からマリノスの下部組織でプレーしていたのですから、まさに生粋のマリノス育ちなんですよね。ここまでの「生え抜き」も珍しいと思います。
 ちなみにサッカーを始めたきっかけはお兄さんとの影響とのことでしたが、お兄さんはフロンターレのユース出身で、最近までフロンターレのスクールでコーチをされていたそうです。クラブスタッフによれば、今年、森谷選手がフロンターレに加入することになった際には、お兄さんがクラブハウスを訪れて「賢太郎をよろしくお願いします」と挨拶しに来られたそうです。
ユースからはトップではなく筑波大へ進学。2年生のときに風間監督が就任します。当然、そのときの話をたくさん聞かせてもらったのですが、その内容は本編で書きますから、たぶんカットするであろう、筑波大での後輩だった山越享太郎選手のこぼれ話でも・笑。
ある年の総理大臣杯、前半開始すぐに山越選手が信じられないようなミドルシュートを決めた試合があったそうです。森谷選手いわく「かなりエグいやつです」とのこと。
 ミドルレンジで強烈なシュートを打つイメージがあんまりないもので、思わず「えー、彼はそんなミドル持っているの?」と驚いてしまったのですが、「実は持っているんすよ、アイツ。エグかったですよー」とのこと。
ただこの話にはオチがあって、その後の山越選手のプレーがあまりにも酷かったらしく、まだ前半にも関わらず、風間監督から途中交代を命じられたそうです・苦笑。筑波時代の風間監督は、前半途中でも躊躇なく選手交代すると言われてましたが、本当に容赦しなかったんですね・・・。
近いうち、山越選手にそのときの思い出も聞いてみようと思いますが、「ゴール決めたけど出来が悪くて前半だけで交代」って、エルゴラだったら、採点にすげぇ困りますわ。
(この試合ですかね?早稲田側のレポートですが)
http://www.wasedawillwin.com/report/article/090615_ashiki.html
風間監督の筑波大時代のエピソードは、このへんの書籍に詳しいです。
「 1対21 」 のサッカー原論 「 個人力 」 を引き出す発想と技術/二見書房

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エルゴラ卒業のお知らせ。

報告です。
このたび、サッカー専門新聞エルゴラッソの記者を卒業することになりました。
これからもサッカーライターとしての取材活動は続けていくのですが、エルゴラッソの川崎フロンターレ担当記者としては区切りをつけることになったので、その報告ということで。
思えば、エルゴラッソが現在の番記者制度を置くことになった2007年からの6シーズン、東京ヴェルディ、ヴァンフォーレ甲府、そして川崎フロンターレの番記者として得難い経験をさせてもらいました。自分を成長させてもらったエルゴラッソには、ただただ感謝の言葉しかありません。
自分で決めた卒業ではありましたが、スクワッドで山田社長、川端編集長、編集部のお世話になった方々に挨拶しにいったときは、さすがにちょっと涙ぐんでしまいました。編集長からは「卒業ってAKBかっ!」とつっこまれてしまいましたけど。
今後はサッカーライティングだけではなく、企画制作、構成といったサッカーコンテンツを中心としたプランナーとして活動していきます。
詳しいことはまだ言えませんが、テレビやラジオ、雑誌などで「いしかわごう」のクレジットを見かけたら、「頑張ってるなー」と思ってもらえると幸いです。
自分にとっての新しいチャレンジに、勇気を持って、ワクワクしながら踏み出していきたいと思います。
これからのいしかわごうも、どうぞよろしくお願いします。
PS.今週の金曜エルゴラにジェシのロングインタビューが掲載される予定です。
そして「笑ってはいけない」、「ツッコんだら負け」と評判のエルゴラ選手名鑑も絶賛発売中です。
エルゴラッソ Jリーグプレイヤーズガイド2013 2013年 03月号 [雑誌]/著者不明

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エルゴラ選手名鑑、出ました。

週末はとあるプロジェクトで大阪に行っておりました。
いしかわごうオフィシャルブログ「サッカーのしわざなのだ。」
日本一長いらしい天神橋商店街の通りで見た看板。
$いしかわごうオフィシャルブログ「サッカーのしわざなのだ。」
ガンバ大阪をもじったのか、素でガンバレと伝えたかったのか・・・ある意味、新鮮でした。
日曜の夜に無事東京に戻ってきました。充実した三日間でした。
16日には、今年のエルゴラ選手名鑑発売されましたー。
$いしかわごうオフィシャルブログ「サッカーのしわざなのだ。」
持ち運びに便利なコンパクトサイズです。フロンターレからは大島選手が表紙に登場。僕はいつものように「プレースタイルの説明は最低限、必要のない情報を最大限」という構成ですね。この時期の風物詩のように楽しんで読んでもらえたらと思います。
エルゴラッソ Jリーグプレイヤーズガイド2013 2013年 03月号 [雑誌]/スクワッド

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将棋とサッカーの話。

先日、将棋プロ棋士の野月浩貴さん、西尾明さん、佐藤和俊さんと、サッカー元日本代表の波戸康広さんの食事会にお邪魔してきました。
漫画「ナリキン!」の監修をされている野月さんはもちろん、西尾さん、和俊さんもかなりのサッカー好き。波戸さんは将棋初段のサッカー元日本代表。僕も将棋好き(一応、有段者です。免状を修得したのは10年以上前ですが・笑)のサッカーライターということで。
将棋とサッカーの話題ばかりで4時間ほど盛り上がり、ボチボチ将棋でも指しましょうということになり、波戸さんと西尾さん、僕は和俊さんと対局させてもらいました。そしてその模様を横で野月さんが棋譜を見つつ、ツイッターで中継してくれてました・笑。
いしかわごうオフィシャルブログ「サッカーのしわざなのだ。」
アマチュアの場合、普通はプロが飛車や角を落とす「駒落ち」で指してもらうのですが、なんとハンデなしの平手で指すことに。プロ棋士相手に平手で指してもらってしまったぜい。
サッカーも将棋も攻撃的なスタイルが好きなタイプなので、少し強引でも攻め続け、和俊さんがその攻めにおつき合いして守勢に回ってくれて、途中は連動した崩しもありかなりいい感じになったのですが・・・・最後はもちろん、負けました。
ただ感想戦では、僕が竜をタダ捨てして王手していれば、詰み筋もあったことを教えてもらいました。もっとも、そう指していたら、和俊さんはそうなる前に千日手に持ち込む手に変化して指し直ししていたそうですが・・・ごめんなさいね、完全にサッカーファンを置いてしまってます・笑。
将棋とサッカーといえば、野月さんが今回のサムライサッカーキングで将棋とサッカーの共通点を語っています。
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さらにはザックジャパンの戦術を角代わり腰掛け銀戦法のイメージで語っていたりもしてます。銀は中村憲剛選手を起用してましたよ・笑。
野月さんと西尾さんは、最近、アマチュアの方が初段を目指す指導をyoutubeで始めたので、興味ある方はこの動画を覗いてみてください。棋譜を送るとそれをもとに指導してくれるんですぜ。
将棋連盟公式チャンネル について
http://www.youtube.com/user/ShogiAssociation
サッカーファンのみなさん、将棋って面白いですよ。
まずはこの漫画から。
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ナリキン! 02 (少年チャンピオン・コミックス)/秋田書店

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野月さんのインタビューが載っているサムライサッカーキングは、カズさんの表紙が目印です。
SAMURAI SOCCER KING (サムライサッカーキング) 2013年 03月号 [雑誌]/講談社

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おみくじの話。

どうも。いしかわごうです。
先日、ひさびさにおみくじを引いたんですよ。
たぶん2~3年ぶりぐらいかな。
毎年、わざわざ引くまでもないですからね。
なんでかって?
僕の場合は、常に大吉を引いてますから。
ホント、常に「大吉」、「大吉」の人生だったんで。
「このおみくじ、大吉しか入ってないでしょ?」って言いたくなるぐらい連続で大吉を引いてきましたから。
もうね、「いしかわごうが引けば大吉が出る」っていうことわざを作って欲しいぐらいですよ。
犬も歩けば棒に当たる、的な感じでね。
大吉を引くってわかりきっているのだから、それを確認するのなんて、時間の・・・もっと言えば、人生の無駄使いじゃないですか。
だったら、毎年わざわざ引く意味がありますか?ってことですよ。
そんな気持ちになりつつ、たまにはいいかな、と思って久々におみくじ引いたりましたけど。
2~3年ぶりぐらいですか。
気持ち的には「どれどれ、あの子も大きくなったかな?」みたいな感じですよ。
いしかわごうオフィシャルブログ「サッカーのしわざなのだ。」
まさかのでしたけど。
思いっきり、って印刷されていましたけど。
そこで思いましたね。
たまには吉もありかな、って。
逆に、逆に吉もありだな、と。
逆にというか、「あえて吉」みたいなところを出すのもいいのかなって。
どれどれ・・・読んでみると、
「難しい問題や困難に立ち向かうときは心理的に不安な状態が続くものだがあなたは大丈夫。たとえ虎の尾を踏むような危険を冒してもかならず目標を達することができるようになります」

・・・良いこと書いてあるじゃないか!!吉のわりには。
吉、万歳。
今年も頑張るぜー(←決意表明が遅い)。
たまにはこういうネタもね。
※ちなみに小学生のときに「神様はサウスポー」という漫画を読んでからというもの、実は一番好きなのは「末吉」だったりします(超マニアックな話題ですまん)。
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オフロスキーに川崎フロンターレが登場。

 昨日、川崎フロンターレが登場した「オフロスキー」のかぞえうた。麻生取材に行く前にバッチリ見ておきました。
 麻生グラウンドに現れて踊るオフロスキー。
その後ろでは、明日開幕してもいけるぐらいの鋭いキレ味を見せるセンターの「なかむらけんご」せんしゅ、右で、少し照れながら踊る姿がキュートな「おおしまりょうた」せんしゅ、左では、いつものスマイル全開で踊る姿に好感が持てる「ジェシ」せんしゅというトリオでした。

 実に微笑ましかったですね。
昨日の午前練習後、ジェシ選手をみかけたので「ダンス、グッドだったよ」と話しかけてみました。「ダンス?」みたいな表情をしたので、近くにあったオフロスキーのポスターを指差すと伝わったみたいでちょっと照れてました。
 大島選手にはインタビューの載っているエルゴラを渡すことに精一杯で、渡すときにオフロスキーの話題を振るのをうっかり忘れてしまい反省。
憲剛選手とはタイミングが合わなくて取材できず。オフロスキーファンだというお子さんたちもすごく喜んでくれたんじゃないでしょうか。
 ツイッター上での反応を見ていると、サッカーに詳しくないオフロスキーファンは、「なんでサッカー選手が?川崎フロンターレ?あっ、フロだから?」で、たまたま見ていたサッカーファンは「フロンターレが『また』コラボしてる!!」みたいな反応でしたね。さすがはNHK。反響がすごいですね。
そもそもですが、今回出演したオフロスキーとは、3年前からオフシーズンに行っている「いっしょにおフロんた~れ」という企画の一環でのコラボです。
例えば川崎市にある銭湯・高津湯さんは、中村憲剛選手がオフロスキーの弟分・オフロンスキーに扮して、銭湯内がその仕様になっています。
$いしかわごうオフィシャルブログ「サッカーのしわざなのだ。」
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この銭湯企画のいきさつについては川崎フロンターレプロモーション部・天野部長の特別エッセイ集「クラブ名にフロがつくのはウチだけなんです」という小冊子にまとめられてます。
$いしかわごうオフィシャルブログ「サッカーのしわざなのだ。」
僕が構成を協力させていただきました。
例えば今回のオフロスキーとのコラボ企画までのいきさつも、どこよりも詳しく語っています。ほんの一部ですが、「なぜ憲剛選手がオフロンスキーになったのか」の部分を紹介しますね。


ピンク色のオフロスキーがいるのならば、水色のオフロスキーがいたら、オリジナリティが出る。実はNHKとの最初の打ち合わせのときに、オフロスキーを水色に変えて、顔をケンゴに変えた合成写真を忍ばせていた。そして「ン」の文字を入れた「オフロンスキー」を展開していきたいと。
ただこれにはNHK担当者が難色を示した。水色をよしとすると、いろんな色のオフロスキーが出てしまう可能性がある。そういう前例を作ってしまうわけにはいかない。しかし結局、オフロスキーとオフロンスキーが番組内で共演しないという条件付きでOKがもらえた。
 次にこのキャラクターを誰がするのか。
ここはミスター・フロンターレこと中村憲剛しかいないでしょう。実はケンゴは今年でフロンターレに入って10年目。つまり、僕と2人でいろんな取り組みを始めて10年になる。そこで「面白いことやろうよ。AmanoとKengoの爆笑企画の10年目だから、AKB10をやろうよ、オフロスキーを絡めてさ」と伝えてね。すると、ケンゴがオフロスキーの大ファンで、「子供も大好きです!オフロスキーの弟になれるの?やる、やる」と喜んでくれて、話はトントン拍子に進んでいった。ケンゴには小さい子供が2人おり、奥さんも含めてみんな「みいつけた!」の大ファン。中村家あげての企画実行完全バックアップ体制が整った。
 改めて思うけど、中村憲剛の誰にでも愛されるあのキャラクターは天性のものがある。
彼がフロンターレに入団した2003年、背番号26番の頃からその要素を持っていたし、誰に対しても親しげな性格は変わっていない。新人時代の商店街回りから年配者から親しげに話しかけられていたし、サポーターからは早くも「ケンゴ」と下の名前で呼ばれていた。自然に人を引きつける力があるんだろうね。
僕の企画に協力してもらうときも、たまに「アマノ企画はこわいよー」と言いってくるけど、目的と理由をこちらが説明すればちゃんとやってくれる。それにクラブの「長老」である彼がやると、下の世代もそれを見てしっかりとやる。「サッカー選手はサッカーだけやっていればいいわけじゃない」ということをケンゴが示してくれている。どんなにいい企画でもそれを成功させるのは体現する選手あってのもの。プロサッカークラブは強化と事業の二輪車で動いてくれる事をしっかりわかってくれているケンゴは僕のよき理解者だ。
 さて。
ケンゴ扮するオフロンスキーの登場は決まったけど、着用する水色の衣装は自分たちで製作しなくてはならない。最初はNHKの衣装部に作って欲しいとお願いしたのだけど、かなりのコストがかかることがわかった。さすがにその金額は無理だ、予算がない。
ならば、どうするか。そんなとき、フロンターレに救いの手を差し伸べてくれるのは、地域のネットワーク。フロンターレのクラブイベントをいつも助けてくれる西丸小学校・元PTAの大枝さんに相談。イッツアスモウワールドの餅つきや、ファン感謝デーのときに出店した相馬直樹監督の走馬灯アロマキャンドル企画にも協力してくれた、すごく人脈のあるお母さんだ。早速、手芸が得意なお母さんたちに声をかけて、即席の「衣装部」を結成してくれた。
採寸から型取り、縫合すべてを担当してくれて、世界にひとつしかないオフロンスキーの衣装が完成。そのクオリティの高さにケンゴも「すごく動きやすいしカッコイイ!」と大絶賛。衣装制作費もたいした額はかかわっておらず、すばらしいの一言!
 手芸を手伝ってくれたお母さんたちは、サッカーのことは全然知らないし、フロンターレの試合も来たことはない。今回の企画でフロンターレと触れた事でクラブに興味を持ち、2013年のフロンターレ後援会員に入会してくれた。企画を通して関わった方々がフロンターレに興味を持ってくれることほどうれしい事はない。お金だけの関係からでは生まれないものがそこにはあるから。

これ以上紹介するとあれなので、ここでやめておきます・笑。
ちなみにこの小冊子は非売品。川崎市にあるオフロンスキー仕様の銭湯・高津湯さんのすぐ横にあるフロンターレサポートショップ・鉄板焼き「縁ぐま亭(えにぐまてい)に置いてます。そこで読めるので、料理を注文している間にでもぜひ読んでみてくださいね。「もっと沢山のお店に置けばよかったー」と天野さんが悔やむほどいい出来です・笑。
天野部長は企画の本も出しているので、興味ある方はぜひどうぞ。
僕がバナナを売って算数ドリルをつくるワケ (単行本)/小学館

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そしてオフロスキーグッズってこんなたくさん出てるんすね。びっくりした!
NHKDVD みいつけた! よんだ?オフロスキー/日本コロムビア

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みいつけた! なっちゃおうオフロスキー/セガトイズ

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オフロンスキー・中村憲剛選手の本も。
永遠のサッカー小僧 中村憲剛物語/森沢 明夫

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中村憲剛のスルーパスの極意 (トップアスリートKAMIWAZAプレミアム)/中村 憲剛

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