FOOT×BRAIN「サッカー映画ベストイレブン」

いまさらですけど、先週のFOOT×BRAINは面白かったですね。
 サッカー映画特集ということで、映画からサッカーの原点を伝えることに迫っていました。
これが映画評論家・柳下毅一郎氏の選ぶサッカー映画ベストイレブン。
$いしかわごうの「サッカーのしわざなのだ。」
ざっと紹介していくと・・・・
FWは、「少林サッカー」と「エリックを探して」の強力ツートップ
少林サッカー 【VALUE PRICE 1500円】 [DVD]/チャウ・シンチー,ヴィッキー・チャオ,ウォン・ヤッフェイ

¥1,500
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【初回生産版限定封入特典】エリックを探して [DVD]/スティーヴ・エヴェッツ

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柳下氏:エリック・カントナをFWに置かないと怒られる。少林サッカーもかなり強力なFWですから。
少林サッカーは、いいですよね。もう、あの突き抜けてしまった感じがいい(笑)。キャプテン翼を実写化したら、こういう感じにして欲しいですね。「エリックを探して」は番組オススメ映画の3本にも入ってました。
中盤はダイヤモンド。左に「マリアブラウンの結婚」、トップ下に「マラドーナ」、右に「ベッカムに恋して」、ボランチに「クラシコ」。
マラドーナ [DVD]/ディエゴ・アルマンド・マラドーナ エミール・クストリッツァ

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ベッカムに恋して [DVD]/パーミンダ・ナーグラ,キーラ・ナイトレイ,ジョナサン・リース・マイヤーズ

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マリア・ブラウンの結婚 [DVD]/ハンナ・シグラ,クラウス・レーヴィチュ,イヴァン・デスニー

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「クラシコ」は日本映画で唯一のランクイン。まだDVDになっていないので画像はありません。この映画はオスススメ映画1位に入ってました。故・松田直樹が加入する前の松本山雅と長野パルセイロの信州ダービーのドキュメントです。焼き鳥屋まるちゃん、やっぱり面白い(笑)。
原案になった宇都宮さんの「股旅フットボール」も紹介されていました。
股旅フットボール/宇都宮 徹壱

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DFは4枚。「ケス」、「僕のプレミアライフ」、「そして人生はつづく」、「シーズンチケット」。そしてGKは「ゴールキーパーの不安」。
ケス【字幕版】 [VHS]/デビッド・ブラッドレー

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ぼくのプレミアライフ フィーバーピッチ [DVD]/コリン・ファース

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そして人生はつづく [DVD]/ファルハッド・ケラドマンド,プーヤ・パイヴァール

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シーズンチケット [DVD]/クリス・ベアッティ,グレッグ・マクレーン,アラン・シアラー

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ゴールキーパーの不安 [DVD]/アルトゥール・ブラウス,ヴィム・ヴェンダース

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DFラインはイギリスを中心に構成されてます。「僕のプレミアライフ」、「シーズンチケット」はあたりは鉄板ですね。
そして最後に勝村さんのオススメ映画「勝利への脱出」を紹介。
勝利への脱出 [DVD]/シルベスター・スタローン,マイケル・ケイン,マックス・フォン・シドー

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ペレよりもオジーことアルディレスのほうを熱く語ってました。
こういう切り口で番組するのでFOOT×BRAINは面白いですよ。
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さてわたくし・いしかわごうの個人的なオススメは、「シーズンチケット」ですね。
シーズンチケット [DVD]/クリス・ベアッティ,グレッグ・マクレーン,アラン・シアラー

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イングランドのプレミアリーグ・ニューキャッスルファンの極貧の悪ガキ二人が、愛するクラブの「シーズンチケット」を手に入れるため、あれこれと奮闘する物語なのですが、これがとてもいい映画なんですわ。
 
 日本においてシーズンチケットといえば、「一試合あたりだいたい○○円になるから、年間通じると約××円だけ得することになるのか・・・・なら買っておいた方がいいのかな。」などと、ついつい金銭の損得だけを計算する対象になってしまいがちです。しかし、イングランドではちょっと違うんですよね。入手困難で高価なシーズンチケットを保有するという行為は、社会的なステータスを付随することにつながるんです。
 だから映画の冒頭で、主人公である悪ガキ二人は、こう言い切ります。
 「シーズンチケットといっしょに手に入るものなんだと思う? みんなからの“敬意”だ。」
 そう。貧しい家庭環境で社会からつまはじき者にされている二人にとって、みんなから「敬意」が払われるシーズンチケットというのは、まさに自分たちの世界を変えてくれる夢であり、憧れの対象。だから、普通のチケットではなくて、シーズンチケットをどうしても手に入れたいのである。
 そんな雲の上の存在であるシーズンチケットを求めて、悪ガキ二人のストーリーは展開していきます。
 もちろん、スタジアムではなければ絶対に味わえない熱狂的な雰囲気、このクラブではなくてはならないというこだわり・・・そういうサッカーファンの共感を呼ぶ部分もきちんと描いていますし、ニューキャッスル所属のアラン・シアラー選手本人も出演してたりします。なにより、彼ら二人は、夢のシーズンチケットを手に入れることができたのだろうか・・・・???
 見終わったあとはシーズンチケットを持つということの意味についていろいろ考えてしまうと思いますね。サポーターにはぜひ見て欲しいDVDですね... 記事を読む

コラソン。

コラソン5巻。
$いしかわごうの「サッカーのしわざなのだ。」
6月に出ていたらしいのですが、昨日買いました(笑)。一応、最新刊です。コラソンって新刊コーナーに平積みされていないので、つい買い逃し過ごしてしまうんですよね。オーストラリア代表戦の決着がついてます。漫画ヤンマガを読んでいないので、この試合のラストはけっこう意外でした。ジャッジに左右される試合を描きつつ、戌井の成長をさらに促すための展開ともいえますかね。
 帯には「日本代表GK川島永嗣選手も愛読!!!」もついてました。
「リョウガの貪欲さにリアルに自分を重ねてしまいます。先生、早く次が読みたいです(笑)」
$いしかわごうの「サッカーのしわざなのだ。」
おまけ漫画でベルギー弾丸応援ツアーのレポートもあります。川島選手取材の様子をいろいろ描いてます。塀内先生の漫画といえば、このコーナーがないとね。
コラソン サッカー魂(5) (ヤングマガジンコミックス)/塀内 夏子

¥580
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書評:サイドアタッカー”キンタ流”突破の極意

どうも。
サッカーライター兼サッカーブック・ソムリエこと、いしかわごうです。
今回紹介するサッカー本は、こちらです。
$いしかわごうの「サッカーのしわざなのだ。」
サイドアタッカー”キンタ流”突破の極意
出版芸術者さんが献本してくれました。Sさんありがとうございまーす!(そして書評書くの遅れてごめんなさい)
 日本リーグ時代、サイドアタッカーとして名を馳せた金田喜稔さんの本です。
サイドアタッカーとしての心得、サイドアタッカーの突破術、日本でサイドアタッカーが育たない理由、そしてメッシ、C.ロナウド、ロッベンなど現代の超一流ドリブラーの分析など、サイドアタッカーに関してとことんまで語り尽くしています。
 川崎フロンターレにはサイドアタッカーが多いですから、読んでいて勉強になる発見も多かったですね。技術的なポイントでいえば、ドリブラーならではのファーストタッチの置き所や、仕掛けのプロセス、相手の逆の取り方であったりは、目からウロコがボロボロと。今度からはそういう細かい部分にはまで注意してプレーを見てみてみようと思いましたもん。
 でもね・・・本書読んでいて一番感じたのは、「金田さん、アツイ!」ってことなんですよ(笑)。
 この本からは、金田氏のサイドアタッカーとしての強い責任感と強烈なプライドがビシビシと伝わってくる。「サイドアタッカーたるものこうあれ!」という思いが込められているということですね。
「究極は1対1で勝てばいい」、「個人の力の差を埋める努力をせず、システム論や戦術論に逃げても一生勝つことはできない」などなど、個を伸ばすことの重要性を本当に熱く説いています。当たり前ですが、1対1に突破できるアタッカーがチームにいれば、それは立派な戦術になり得ますからね。組織論でサッカーを語りがちな現代だからこそ、響くものがありました。
 日本サッカー永遠の課題として指摘されている「決定力不足」。その解消には常に「ストライカーの育成」が叫ばれておりますが、シュートが決まるストライカーと同じぐらい、局面を打開できるサイドアタッカーも育てないといけないことに気づかされます。
幸い、ザックジャパンでは[4-2-3-1]の『3』にはまるアタッカー陣が豊富ですからね。香川選手がその筆頭ですが、先日の韓国戦では、セレッソの清武選手という収穫もありました。今後サイドアタッカーはますます注目されていくのではないかとい思います。
サイドアタッカー―“キンタ流〟突破の極意/金田 喜稔

¥1,050
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なお、サッカー本の書評依頼は、go_ishikawa55@yahoo.co.jp までお気軽にどうぞ。... 記事を読む

書評:「名将への挑戦状 ~世界のサッカー監督論」

どうも。
サッカーライター兼サッカーブック・ソムリエこと、いしかわごうです。
今回紹介するサッカー本は、こちらです。
$いしかわごうの「サッカーのしわざなのだ。」
「名将への挑戦状 ~世界のサッカー監督論」。
雑誌『ワールドサッカーダイジェスト』のコラムを書いているヘスス・スアレス氏と小宮良之氏の共著。13人のフットボール監督の手腕を、スアレス氏がさまざまな角度から論評しています。
登場する監督は、この13人。
ジョゼップ・グアルディオラ
ファビオ・カペッロ
ウナイ・エメリ
ルイ・ファン・ハール
ホセ・アントニオ・カマーチョ
マルセロ・ビエルサ
ミカエル・ラウドルップ
ビセンテ・デルボスケ
ドゥンガ
ラファエル・ベニテス
ビクトール・フェルナンデス
アーセン・ベンゲル
ジョゼ・モウリーニョ
いやー、面白かった。
スアレス氏はスペクタクル論者で、その信念は清清しいほどブレがないです。だから、結果至上主義の指揮官を酷評するスタンスも一貫しています・笑。鋭く、かつ理路整然としているし、何よりその内容が刺激的。読み応え十分でしたわ。
スペクタクル論者としてのポリシーを、スアレス氏は本文の中でこう主張しています。
「 フットボールは『ゲーム』であり、そこには夢や希望や娯楽性がなくてはならない。勝利すること、そこに固執する者たちが多くなれば、たちまち味気ないスポーツになり下がることだろう。
 勝者と敗者。
そんなものは日常にありふれている。ボールゲームで人々を楽しませ、観客の予想を裏切る、そのために果敢に挑戦する指導者こそ、一流と呼べるのではないだろうか。 」

 だから、カペッロとかドゥンガとか現在のモウリーニョなどに対しては、本当に容赦ない。特にカペッロに対しては、「なんのシンパシーも感じない」、「史上最悪の悪役的勝利者。彼こそ、モダンフットボールに居場所を与えるべきでない男なのである」とか、痛烈にぶった切ってます。
 例えば、カペッロはレアル・マドリードを2度率いて2度とも優勝に導いている。それでも「『とにかく優勝したからカペッロを認めるべきじゃない?』とは陳腐な認識だ。マドリッドには優勝の流儀というものがあり、勝てばいいというチームではないのである。」と一蹴。その理由もこんな表現で語っている。

「スペインにおける中盤は、レストランの厨房のようなもの。レストランでもっとも大事な場所である。店構えや内装、ウェイターの給仕も大切だが、厨房で作られる料理でレストランの質が決定すると言っても過言ではない。ところが、カペッロはそこを簡略化してしまう。店の売り上げを高めるのに、広告活動と客を離さないサービスだけで利益を上げようとする。だが、私や多くのスペイン人は、そんな『カペッロ・レストラン』に足を運ぶ気はない。なぜなら、スペインのフットボールファンは、あくまで『シェフの料理』を楽しみにしているからだ。 」

 ちなみにカペッロ批判は、ベンゲルの章でも触れている徹底ぶりです・笑。

「いかに勝利し、いかに敗れるか。そこにフットボールの醍醐味は存在している。勝ち続けてきたといわれるファビオ・カペッロなどは、私にしてみれば『退屈を与える拷問者』でしかない。(中略)イングランド代表監督として戦った10年南アフリカワールドカップがどれほど無様だったか? 敗れ去ったカペッロは何も残らず、抜け殻同然だった。」

 あと読んでいて印象に残ったのは、ビエルサかな。
スアレス氏も「最も攻撃フットボールに対する強迫観念が強い」と評価している一方で、「生か死か。そこまでの潔さがビエルサの戦い方にはある。しかし彼のチームが頂点を極めるには、『神風が吹く』必要がある」とベップのバルサにように現実策も盛り込むべきではないかと、理想だけを追い続ける完璧主義者の姿勢にはやや疑問を投げかけている。
 しかしビエルサはそれでも変えない。
「私は決してカウンターアタックを採用しません。受け身の戦いを可能性を模索することなど愚策です。なぜ、私が凡愚に成り下がらねばならないのですか?自分にとってのフットボールとは、ボールの主役になることです。ボールを所有し、主導権を握る。そこに信念があるのです。にもかかわらず、相手にボールを渡した状態を想定した戦い方をトライするなど笑止千万。真に偉大なチームというのは、相手によって戦い方を変えるものではないのですよ」
 最後には「彼は厳しい戦いを承知で攻撃に打って出る。終始一貫したその姿勢は、勝敗などという枠組みを超えている」と言い、「 攻撃フットボールにカウンター戦術を取り入れれば無敵の指揮官になると思っている。しかしアルゼンチン人指揮官は信条を守り通すだろう。それが”LOCO(クレイジー)”ビエルサという男なのである。」と締めている。うーん、興味深い。
 バルサとレアルの2大指揮官については、バルサのスタイルを「至高の創造的フットボール」、モウリーニョのレアル・マドリードを「究極の破壊的フットボール」と評しています。最初のチャプターでベップ、最後のチャプターでモウリーニョという構成なのも、わざとでしょうね。その対比を楽しめるようになっている気もします。
名将への挑戦状 ~世界のサッカー監督論~/ヘスス・スアレス

¥1,500
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「見ていて楽しいサッカー」が好きなファンはもちろん、「つまらなくても勝てばいい」と思っているファンも一読する価値のある本だと思います。名将への挑戦状、オススメです。... 記事を読む

書評:サッカー戦術とは何か?が誰でも簡単に分かるようになる本

どうも。
サッカー本・ソムリエこと、いしかわごうです。
今回紹介するサッカー本は、こちらです。
「サッカー戦術とは何か?が誰でも簡単に分かるようになる本」
$いしかわごうの「サッカーのしわざなのだ。」
・・・タイトル、ながっ!
いしかわごうの中学生時代、「愛のままにわがままに。僕は君だけを傷つけない」、「別れましょう私から。消えましょうあなたから」、「愛を語るよりもくちづけをかわそう」などと、やたら長いタイトルのJポップが流行っていたのですが、それを彷彿とさせるようなタイトルの長さですね。
 実はこれ、ライターの北健一郎くんと池袋で飲んだときに手渡しでもらった本なんですよ。読み終わって本棚に入れていたら、書評を更新するのをすっかり忘れてしまいました。でもいい本だったので、ちゃんと書評書きたいと思います。
 
 「戦術本」といえば、近年ではチームの志向する戦術やそのメカニズムを明らかにする内容であったり、試合での両チームのシステムのかみ合わせを解説するものが主流になってますが、この本はどちらかといえば、「個人の戦術」に比重を置いて解説しています。監督目線と言うよりも、選手目線での戦術を機能させるポイントを読み取る本ですね。
 例えば、「プレッシング」という戦術ひとつをとってみても、「グループとして連動しているかどうか」ではなく、個人がボールに寄せるタイミングはどうはかればいいのか、プレスにいくかどうかの判断はどうやって見極めるべきなのかなど、その選手個々の局面判断を磨く上で必要なコツがわかりやすく書かれています。セオリーがちりばめられている良書でもあるので、実戦書としても役立つと思います。よく「高い戦術眼を持っている」だの「頭のいい」と言われている選手というのは、戦況に応じたプレーの判断が早くて正確であったり、その選択の引き出しが多いわけですが、これを読めばその理由もうなづけるのではないかと。あと、過去の実例を出しながら、解説に厚みを加えていく西部さんの戦術ストーリーも、読み物としても面白いです。
 巷に出ている戦術本で勉強し、そのチームの戦い方の狙いを把握できるようになったと思った人は、次に読むなら、この本がオススメですね。戦術面でのぶつかりあいで生まれる局地戦、そこでの選手同士による駆け引きに注目できるようになると思いますよ。
サッカー戦術とは何か?が誰でも簡単に分かるようになる本/西部 謙司

¥1,470
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最近買った漫画。

$いしかわごうの「サッカーのしわざなのだ。」
・グラゼニ
タイトルは「グラウンドには銭が埋まっている」の略。主人公は年俸1800万円の中継ぎ投手。選手目線でカネについて語りまくるという、ちょっと新しい切り口のプロ野球漫画ですね。
野球業界の内情もどこまで本当かわからないけど、その周辺のこともあれこれ書いております。自分はサッカー畑で活動しているライーターですが、プロスポーツの世界として理解できる部分もあり、野球はこうなんだーという違いの発見もあったりで、ふむふむうなづきながら読んでしまった。
・ヘタッピ漫画研究所R
昔、鳥山明が「ヘタッピ漫画研究所」という本を出していて、小学生時代に読んだ記憶がある。これはその復活版らしいです。
冨樫義博が登場したときに語っていた漫画の作り方を立ち読みしたときすごく面白かったので、そのページだけを読みたくて購入。
映画や短編小説の分析から始まり、「大きいウソにいかに説得力を持たせるかに力を注いでいる」、「漫才形式のネーム作成法」など冨樫義博のリアルな創作秘話が紹介されていた。ここだけでも買って読む価値がありましたな。
 漫画ネタといえば、フロンターレのHPの選手アンケート見ていると、「スラムダンク」を好きな漫画として挙げる選手って多いですよね。
 最近、横山選手にスラムダンクの好きな場面を聞く機会があったんですけど、彼は「桜木花道が安西先生に、『オヤジの全盛期はいつなんだよ?』って聞くところですね」といってました。「全日本のときか? おれは、いまなんだよ。」っていう、山王戦のベンチでのやりとりですよね。確かにあそこは名シーンだ!
・・・と盛り上がっていたら、「ほんと、いまなんですよね。今、頑張れなかったら、この先も頑張れないですから」とケガで治療中の自分に言い聞かせるように語ってくれました。
間もなく復帰できると思いますが、悔しい思いをしている分、8月からは巻き返して欲しいですね。
おれも、今だよ!いま頑張るわ!!8月頑張ろう。
グラゼニ (1)/森高 夕次

¥570
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ヘタッピマンガ研究所R (ジャンプコミックス)/村田 雄介

¥400
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千原ジュニアの「すなわち、便所は宇宙である」を読了。

千原ジュニアの新刊「すなわち、便所は宇宙である」、読了。
$いしかわごうの「サッカーのしわざなのだ。」
 「週刊SPA!」連載のまとめです。
発売してからすぐに買って、ずいぶん前に読み終わっていたのだけど、ブログにアップするのを忘れていました。移動中に読んでいたのだけど、いや-、「ページをめくる手が止まらん!」っていうぐらい面白かったわ!
松本人志の大ベストセラー「遺書」を思い出させてくれるような感じを受けましたね。ジュアニが普段、頭の中でどんなことを考えているのか、そのエッセンスがわかる内容が盛りだくさんです。紹介したいページが多すぎてピックアップし切れないぐらい。そのぐらい自分の中ではヒットしましたわ、この本。
 ちなみにジュニアは、南アフリカワールドカップでサッカー観戦にハマッたそうです(笑)。全然興味なかったのに、お店でカメルーン戦を見たときに野生爆弾のロッシーが、サッカーのルールをお笑いで例えてくれたのがよかったみたいです。
ジュニア:「オフサイドって何?」「
ロッシー:「これはMCが振ろうとしているのに、先にボケを言うてもうて、MCとかぶってもうたみたいなこと」
ジュニア:「何でこいつは守備に行かへんの?」
ロッシー:「この選手は大喜利でいうところの大ボケなんで、まだ行かないでいいんです」
・・・ロッシー、例えうまいな(笑)。そしてカメルーン戦後には、ブブゼラ吹いてお店にいたお客さんみんなとハイタッチしてたジュニアさん(笑)。
なお本の中では、正月休みはスペインでレアル・マドリードを見る予定と書いてました。人生で見るサッカー3試合目が「レアル」というのは、本人も言ってましたが、かなりの飛び級。「離乳食」、「離乳食」、「ふぐちり」みたいな。トランプで大富豪を覚えたというヨーロッパ旅行は、このときだったのかな。
 さて。
明日は、フロンターレの取材で名古屋に行ってきます。車内で読む本を物色せねば。
すなわち、便所は宇宙である/千原ジュニア

¥1,260
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サッカーのチカラ 〜FOOTBALL WRITER'S AID〜

今週22日、ある電子書籍が発売されます。
「サッカーのチカラ ~FOOTBALL WRITER’S AID~」
【内容】
東日本大震災の被災地支援のためにサッカーメディア界の人間が垣根を越えて手を取り合い、総力を結集して生まれたチャリティー企画。総勢107人のサッカー界を代表する書き手が集い、「サッカーのチカラ」という共通テーマをそれぞれの価値観で綴るサッカーファン必見の電子書籍。
出版の詳しい経緯は中林さんのインタビューでどうぞ。
<東邦出版編集長に訊く「サッカーのチカラ」 >
http://www.qoly.jp/index.php/topic/148-201104/3482–football-football-writers-aid
【電子書籍タイトル】
サッカーのチカラ
【著者名】
FOOTBALL WRITER’S AID
【定価】
税込1200円(うち諸経費・手数料分を除いた1000円を寄付)
【販売先】
honto(http://hon-to.jp)
【寄付先】
財団法人日本サッカー協会
(被災地のサッカー協会等を通じて復興支援に充てられます)
【発売】
4月22日(金)
【購入方法】
パソコン、iPhone&iPad、docomoスマートフォンのいずれかから
(無料の会員登録が必要です)
執筆陣がまた豪華です。リストをどうぞ。
1.青山知雄
2.赤沼圭子
3.秋元大輔
4.浅田真樹
5.安藤隆人
6.安藤正純
7.飯田留美
8.いしかわごう
9.石倉利英
10.井芹貴志
11.伊藤寿学
12.いとうやまね
13.岩本義弘
14.上野直彦
15.牛木素吉郎
16.内田知宏
17.宇都宮徹壱
18.江藤高志
19.えのきどいちろう
20.江橋よしのり
21.大住良之
22.岡田康宏
23.奥間翔
24.小澤一郎
25.オスカル草葉
26.小田尚史
27.小野寺俊明
28.海江田哲朗
29.籠信明
30.粕谷秀樹
31.片野道郎
32.金子裕希
33.上岡真里江
34.神谷正明
35.川内イオ
36.河治良幸
37.川端暁彦
38.川端康生
39.川本梅花
40.菊地正典
41.菊地芳樹
42.北健一郎
43.熊崎敬
44.倉敷保雄
45.後藤健生
46.五味幹男
47.小室功
48.是永大輔
49.斉藤健仁
50.斎藤慎一郎
51.サカクラゲン
52.佐藤拓也
53.佐藤円
54.佐山一郎
55.澤山大輔
56.島崎英純
57.島田佳代子
58.清水英斗
59.下薗昌記
60.下田哲朗
61.白瀬まゆ美
62.杉江由次
63.祐保博美
64.鈴木潤
65.鈴木智之
66.鈴木康浩
67.壽山知里
68.高村美砂
69.多岐太宿
70.田中滋
71.田中直希
72.土屋雅史
73.戸塚啓
74.豊福晋
75.中倉一志
76.長坂英生
77.永田淳
78.中田徹
79.中野和也
80.西岡明彦
81.西部謙司
82.馬場康平
83.早草紀子
84.原田公樹
85.ひぐらしひなつ
86.平床大輔
87.平山佳代
88.広瀬一郎
89.黄慈権
90.藤村仁美
91.前島芳雄
92.松尾真一郎
93.松原渓
94.ミカミカンタ
95.武藤文雄
96.元川悦子
97.森哲也
98.森雅史
99.守本和宏
100.矢沢彰悟
101.矢内由美子
102.山本浩
103.湯浅健二
104.吉崎エイジーニョ
105.頼野亜唯子
106.六川則夫
107.ロナウジーニョ
※敬称略、五十音順
どうですか?
この107名の、そうそうたる執筆陣。
豪華ですねー。
まぶしいっすねー。
マブイっすねー。
特に背番号8は注目ですねー。
微力ながら参加させてもらいました。
要チェックですね。
どんな内容を書いたのか気になる人は、購入してみてください。
電子書籍での発売です。
目指せ、1万ダウンロード(約1000万円寄付)!
よろしくお願いします。
なお107番は、まさかの本人登場だそうです(笑)。
※こちらは中林さんのブログ。
FOOTBALL JUNKY 【多角的サッカー日記】
http://footballjk.exblog.jp/16130246/... 記事を読む