スフィーダ世田谷、入れ替え戦取材。

 昨日は西が丘でスフィーダ世田谷を取材。
なでしこリーグとチャレンジリーグの入れ替え戦の第1戦でした。わりとサラっと書いてますが、Jリーグでいえば、J1とJ2の入れ替え戦に相当するビッグマッチですからね。
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 試合の告知ポスターも気合いが入っております。
 最寄り駅に向かう途中、ダイドーの自販機で缶コーヒーを購入しました。
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 当たりが出ればもう1本。年に一回ぐらいのペースで当たるんですが・笑、この日は「1111」がそろって大当たり。ついてますねー。なんか良いことがありそうな予感です。
 西が丘、よい天気でした。
メインスタンドはぎっしり。有料試合にもかかわらず、1200人以上が入っておりました。
 西が丘にはザックも来ていましたよ。
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日本代表のザッケローニ監督じゃなくて、J:COMのマスコットゆるキャラのZAQ(ざっくぅ)のほうですが。しかし頭、でかいな。
 試合については東京偉蹴というサイトでマッチレポートを書かせてもらったのでそちらをどうぞ。“プレッシャーとの戦い”でしたね。
 マッチレポで触れられなかったところで、少し気になったところは、社納選手のボランチ起用でしょうか。これは驚きました。
 川邊監督は「彼女は運動量が豊富。中盤からの飛び出しを期待していた」と狙いを明かしていており、14分には、中盤からの飛び出しで前線を追い越すなど、攻撃にアクセントをつける動きがありましたからね。狙いはよくわかります。ただいかんせん、この日は中盤の主導権を相手に握られる展開が長過ぎました。「中盤でボールを回せなかったので、飛び出しも何も出来なかった。守備に奔走させられてしまった」と川邊監督も悔やんでおり、このへんは想定外だったみたいです。
 内容的には、納得の敗戦です。
でも、ほんの1点差ですからね。監督も、選手も第2戦に向けて、冷静かつ前向きでした。スフィーダはチャレンジャーですし、アウェイでの第2戦は思い切って向かって行って欲しいと思いますね。
もし昇格したら、ベレーザに次いで2番目となる東京の女子サッカーチームが、なでしこリーグに参戦することになるのか・・・それはそれで、楽しみでもあります。
 試合会場に取材に来ていた松原渓さん。
少しだけ雑談させてもらいました。彼女が出した女子サッカーの本には、スフィーダのこともちゃんと書いているんですよ。
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千原ジュニアのサイン会に行ってきました。

 本日は渋谷で千原ジュニアのサイン会に。
先日発売された「千原Bros」のサイン会です。Jリーグがない週末なので行けました。
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 女性ファンが多かったですけど、男性ファンもわりと多かったです。チハラトークでよく見ている生ジュニアですけど、目の前でサインしてくれるとやはり緊張しますねー。「チハラトーク、よく行ってます」とだけ伝えました。
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ジュニアの生サインです。せいじのサイン会も四して欲しいですね。
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 ちなみにサイン会まで時間があったので、千駄ヶ谷で降りて将棋連盟に寄りました。
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新しい将棋の駒が前から欲しかったので、売店で購入することに。駒を買い替えるなんて何年ぶりだろうか・・・今まで使っていたものより、ちょっと高価なものにしました。なかなか良い感触です。これで将棋の勉強をよりいっそう頑張ります。
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ウォーズまんを食べました。

 本日も前日練習の取材で麻生に。
思いのほか寒かったですね。だって11月だもん。そしてリーグ戦のホームゲームは、明日を含めて残り2試合。
 明日対戦する清水は、シーズン序盤はなかなか勝てずに苦しんでましたが、ラドンチッチと大前選手がシーズン途中から加入してチームも少し立て直した感じはありますね。
 ラドンチッチといえば、小宮山選手が「自分がフロンターレに来て最初の試合が韓国でのACLで、そのときに対戦してますね」と話していました・・・懐かしいですね。チームを率いていた高畠監督が、「ラドンチッチって怪獣みたいな名前やな」と苦笑いしていた覚えがあります。
 ちなみにこのときラドンチッチが所属していた城南一和は、その年のACLで優勝してクラブワールドカップに出てますからね。そして今年、消滅危機が起こって、結局市民クラブになるようですが・・・なんだか激動ですな。
 そして今日の夜は、ファミマで限定発売されている「ウォーズまん」なるものを買いました。
 じゃーん。
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 キン肉マンに出て来る超人・ウォーズマンをモチーフにした中華まんです・・・ウォーズまんて。そこにいくかー。いいねぇ。あえてウォーズマンをチョイスするあたりが。挑戦するねぇ。ベアクローでバッファローマンに向かって行くような、そのチャレンジ精神を買いですよ。逆に。
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 こういうのはネタみたいなものなので、味にはあまり期待しないのですが、「一体、何味なんだよ?」と思い、パクッといくとブラックカレー味!!しかも想像以上に美味でした。普通にオススメできます。
 なおレジのお姉さん(メガネをかけた真面目そうな女性に)「すみません、ウォーズまんください」と言うと、「はっ?」と怪訝そうな表情をされて、買うのはちょっと恥ずかしかったです。
そうですね。次はロビン・メロンマスクとかも発売して欲しいですね。
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味スタ取材〜やるかやられるか。サイドの攻防。

 日曜日は味スタに。
J2の東京ヴェルディ対カターレ富山戦を取材してきました。試合は2-1で富山が勝利。
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 メンバーが戻ってきたこともあり、富山はシーズン序盤に採用していた[3-1-4-1-1]システムで久々に臨みました。
 この独特のシステムが機能するかどうかの肝は、やはり中盤にあります。そしてこの日は、これがかなりハマリましたね。アンカーに大西容平選手、中央にソ・ヨンドク、キム・ヨングンこの3人がグルグルと入れ替わりながらボールに顔を出して引き出し、ボールを受けて散らして、ボールを動かして・・・を繰り返して、彼らを中心に円を描くように攻撃が循環していきました。面白かったですね。
・・・って、こんなことを書くと、たぶん「お前は一体、何を言ってんだ?」と思われるかもしれないですけど・笑、実際にそういう狙いでボールを動かそうとしているチームなので、その視点で見ると面白いと思いますよ(スカパー!の試合映像ではあまり伝わないのが残念ですが)。
 特にこの日は、狭いエリアを打開する中央のつなぎに固執することなく、サイドを縦にシンプル突いたり、一発のロングボールで白崎選手や苔口選手を走らせていくような、大きな揺さぶりも繰り出していて、とてもリズム良く展開できていました。本当にシーズン序盤の良いときのカターレ富山のサッカーだったと思います。
 驚いたのは、この試合の3バックの左が木村勝太選手だったことです。
元々の彼は、FWやサイドアタッカーなど攻撃的なポジションの選手です。最近の試合でサイドバックはやっていましたが、ここにきてセンターバックですか。
 ここはゲームのポイントだったと思います。
なにせ対面するヴェルディの右サイドは突破力のある森勇介選手です。右サイドから徹底的に仕掛けられ続けたら、かなり厳しいマッチアップになっていたはず・・・試合後、安間監督に「あそこのサイドって勝算はあったんですか?」と聞いたところ、「やられるかもしれないけど、勝太をあそこに置いておければボールを動かせるので」と明かしてくれました。
つまり、森選手の突破力に対応するために、守備力に秀でた選手をぶつけるのもひとつの策ですが、森選手に守備をさせることでその突破力を消してしまえという策もあるわけで、安間監督は後者を取りました。
 もちろん、どちらも一長一短があります。実際、同点弾となるCKを獲得したプレーは、森選手の右サイドの突破でしたからね。富山は左サイドを「やられた」わけです。
 しかし決勝弾となる2点目を生んだ起点は、実は木村選手でした。
彼が森選手がボールを奪いにきたことでできたスペースに顔を出したソ・ヨンドク選手に後ろから縦パスをスパッと入れたことで、攻撃のスイッチがカチッと入りました。ゴール前では白崎選手と苔口選手の崩しばかりに目がいきますが、安間監督の言う「ボールを動かせる」木村選手がセンターバックにいたからこそ、あそこであのタイミングで縦パスを通すことができたわけです。
 とはいえ、木村選手のフォローとしては左サイドには守備の頑張れる舩津選手をちゃんと配置して、中盤での森選手との引っ張り合いをさせていましたけどね。ここの思惑や駆け引きは面白かったです。
 一方のヴェルディは、持ち味が出せなかった試合でしたね。
個人的には、佐藤優也選手という、あれだけ最後尾で自信を持って足元でさばけるGKがいるのに、それをチームとして生かせないのがもったいない気がしました。
 足元の巧さに定評があるのは知っていましたが、彼をじっくり観察していると、最終ラインがボールを持ったら、自分とゴールマウスとの角度をあまり気にせず、まずは味方のボールを受けにいくポジションを取るんですよね。完全に現代型GK の動きです。
 そして自分のところでFWからプレッシャーをかけられても、当たり前のようにプレスを外して味方の足元にボールを渡してしまう。普通に考えたらGKのところで相手を一人外してくれたら、次の展開というのは格段に楽になると思うのですが、残念ながら、ボールを受けた味方が次のプレーを描けていないのか、攻撃が進まず・・・とてももったいないですね。
 そんなところでしょうか。
ちなみに富山はこの勝利で、残り3試合で最下位・鳥取との勝ち点差が12差になったため、残留が決定。下から二番目の入れ替え戦の可能性がまだ残っているだろ、と思っていたのですが、町田が2位以内に入らない為、それはないんですね。おめでとうございます。
 監督会見後、ついつい話し込んでしまったため、選手のミックスゾーンに行けませんでしたが、
久しぶりに安間監督とも立ち話させてもらえてよかったです。
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ナビスコカップファイナルに見る、決勝戦の戦い方。

 ナビスコカップ決勝は自宅でテレビ観戦。
決勝戦でも「いつも通り」の戦い方で臨んだ浦和レッズに対して、柏レイソルは「カップ戦の決勝戦」という舞台を意識した戦い方をしていたように感じました。試合は、1-0で勝利した柏が優勝。
 
 浦和の攻撃に対する噛み合わせ方や、ボールを保持したときの選手の出方を観察するに、前半の柏は失点しないことにかなり軸足を置いたゲームプランだったように感じました。言い換えれば、前半は0-0でもOKぐらいの慎重な試合運び。そうやって浦和をじらしたところ、ネルシーニョ監督は後半に勝負を仕掛ける算段だったと見ています。
 そんな中、前半ロスタイムに藤田選手のクロスに工藤選手が合わせる形で柏が先制。ネルシーニョからすれば、リードしてハーフタイムを迎えるという、願ってもない展開だったのではないかと。
 後半の柏はさらに重心を低く構えて、カウンター狙いに徹していました。ただ浦和の圧力も予想以上だったのか、柏もかなり低いラインになって対応していました。
 ロスタイム直前、柏のクリアボールの跳ね返りがこぼれ球となり、それをゴール前で詰めていた興梠選手が決めて同点・・・かと思いきや、これがオフサイドによって取り消し。この判定が下されるまでには、少し時間がかかりました。浦和の選手が歓喜の輪を作ってからのゴールの取り消しだったので、現地は困惑していたようにも見えました。
 この場面、興梠選手は、決めた後に山口副審の旗が上がってなかったのを確認してから歓喜の輪を作っていました。「オフサイドの旗は上がっていない」と判断して喜んだのだと思います。でも山口副審はゴールを認めるスプリント(ハーフラインに向けたダッシュ)をせず、ジャッジを保留していました。おそらく副審の位置からは、興梠選手の位置はオフサイドだけど、柏のクリアがどの選手に当たって、そこにこぼれたのかまでは判断できなかったんでしょう。あの瞬間、エリア内に選手が密集していましたからね。
 逆に扇谷主審の位置からは浦和の選手に当たったのはわかっていても、興梠選手がオフサイドだったのかどうかまではわからなかったのだと思います。扇谷主審が副審のもとに確認しにいき、最終的にノーゴールといいう判断になりました。そしてこれは正しいジャッジとなりました。
 この判定、もちろん一発でオフサイドと判定することがベストであるのは間違いないです。でもそれが難しかった場面でどうするのか。審判団が取るべき行動としては、これはベストといえるナイス判断だったと思ってます。現地で生観戦していた方達には、何が起きたのかよくわからかったこともあったためか、試合後の審判団は大ブーイングを浴びたそうですが、ちょっとお気の毒でもありますね。
 柏はこれで11年にリーグ、12年に天皇杯、そして今年はナビスコカップと3年かけて3大タイトルを取りました。10年にJ2に降格してからですから、やはりこれはネルシーニョ監督の手腕が大きいですよね。
 今日のネルシーニョ監督が見せた「決勝戦の勝ち方のお手本のような試合運び」を見ると、こういう一発勝負試合に特化した戦い方の教科書というのはあるんだろうな、とも感じます。将棋の対局でも、負けたくない対局では負けにくい穴熊にしたり、と棋士が選ぶ戦法もやはり違いますからね。そういう感覚で解釈してますが。
 一方のペトロヴィッチ監督はなかなかタイトルが取れませんね。リーグ戦では上位につけていますから、彼が「勝負強い」、「勝負弱い」というと、それもちょっと違う気がします。なんだろう・・・わからん・笑。
・・・・って、サラサラッとお茶漬け感覚で書くつもりが、こんな長文になってしまいました。他の話題を書きたかったけど、それはまた今度で。... 記事を読む

流川楓の名前の由来。

最近、ブックオフで見つけて買いました。鹿島戦での移動で読んだ本です。
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漫画がはじまる
漫画家・井上雄彦と詩人の伊藤比呂美の対談集。対談集ですが、井上雄彦ファンの伊藤比呂美さんがスラムダンクとバガボンドのことを根掘り葉掘り聞いて、井上先生を丸裸にするような感じですね。発売は2008年ですから、5年前です。
伊藤さんによる、いろんな考察も面白いのですが、その質問に対して、井上先生が物語のプロットや登場人物の設定とかを自らの口で明かしてくれている部分がファンにはたまらないですね。
 例えば、流川楓の名前の由来。
日本に「流川」と書いてルカワと呼ぶ名字はないそうです(ナガレカワはあるそうです)。どうしてルカワになったかというのを井上先生が明かしてくれているんです。
「川をつけたかったんです。川がつくのがかっこいいなと思って。それとラ行っていうのが珍しいっていうので、ふと思いついたんですよね。「る」って読んだらいいなと。それから陸川章(りくかわあきら)というバスケットの選手がいまして、その名前がかっこいいなと思っていたんです。そういうところからつながっているような気がしますね。」

ほー、ですよね。
そして陸川章選手がヒントにもなっていたとは、本人は知っているのでしょうか・笑。なお、楓は特に意味がないそうです。
ミッチーこと三井寿はお酒の名前だそうです。
「読み方は違うのですが、日本酒で「三井の寿(みいのことぶき)というお酒があるんです。」
あと井上先生も初めて聞かれたと言っていたのが、まきこさんの話。まきこさんって・・・山王工業の河田兄弟のお母さんね・笑。身長は175センチくらいあるそうです。そうなんだー・・・って、マニアック過ぎる。
 こんな感じでスラムダンクとバガボンド、リアルもちょっとだけ。そして井上先生自身の生い立ち話もちょいちょいしてます。個人的には、資料的価値のある本だと感じました。興味ある方はどうぞ。
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井上先生の仕事現場に密着したドキュメント。さすがプロフェッショナル・・・面白いです。
プロフェッショナル 仕事の流儀 第VI期 漫画家 井上雄彦の仕事 闘いの螺旋(らせん)、いまだ…/脳科学者 茂木健一郎,住吉美紀 アナウンサー,井上雄彦

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松本人志監督の映画「R100」を鑑賞。

 今週、松本人志監督の4作目の映画「R100」を観てきました。
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 賛否両論の評判うんぬん以前に「観たよ」という話題すらまわりから聞かないので、ほとんど予備知識なしで観ました。
 物語全体に漂う雰囲気が、一作目の「大日本人」にどことなく似てるかな、という感じは受けました。松ちゃんは、哀しさが漂う、暗い雰囲気が好きですよね。
 ストーリーはともかく、作りとしては、お約束を作りつつも、観ているこちらの予測を裏切っていき、その展開をどんどんエスカレートさせていく感じの手法ですね。
 この手法、僕はわりと好きだったりします。
ただこの構成を、テレビではなく映画という物語の中で延々と続けられると、観ている間にダレてしまう部分は正直、ありますね。3作目の「さや侍」もそうでしたが、こういった組み立て方は、映画ではなくコントや「笑ってはいけない」などの「テレビの文法」な気がしています。映画として鑑賞したときは「うーん」という感じですね。
 本編で松ちゃんが密かに出てきてました。やっぱり、ちょっと笑ってしまいますし、全体的にはちょいちょい笑いは差し込んで来る映画です。個人的には「よだれくん!」が好きですね。
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