川崎の太陽が託したもの。

今日は朝から麻生グラウンドへ。
平日にもかかわらず、たくさんのサポーターが練習見学に訪れていました。実はサポーターの働きかけで、ジュニーニョに気持ちを伝えるためにみんなが集まったのです。練習場には、彼に向けたメッセージの書かれた弾幕も張られていました。
 ただ残念ながら、今日のジュニーニョは室内調整のみ。グラウンドに姿を現すことはありませんでした。なので、みなさんクラブハウスの前でジュニーニョを出待ち。かなりの行列になってましたが、帰るときはサインや写真撮影に丁寧に応じていました。
いしかわごうの「サッカーのしわざなのだ。」
そしてサポーターのお願いを受けて、メッセージの書かれた弾幕にもちゃんとサイン。
$いしかわごうの「サッカーのしわざなのだ。」
ジュニーニョはサインに「スマイルマーク」も書いているんですよね。かわいいです。
 以前、エルゴラの小林悠選手インタビューで、こんなエピソードを紹介したことがあります。
 それは、今年から(背番号が11と10なので)ロッカールームが隣同士になったジュニーニョから、小林選手が『俺のことを良く見ろ。練習中も、自分の近い場所にいてプレーを見ておけ』と言われたという話です。
 師弟関係とまではいかないと思いますが、この言葉をきっかけに小林選手がジュニーニョのプレーを観察し始めたそうです。そしてその結果、今季の彼がどんな活躍をしたのかは、いまさら説明するまでもありませんよね。
 だったら、退団が決まったジュニーニョが小林選手だけに託したものもあったんじゃないだろうか。
 今日の練習後、そんな疑問を小林選手に聞いてみました。
 すると彼はうなづいて、こう明かしてくれたんです。
「チームが苦しいときにゴールを決めるストライカーになれ、と言われました」
・・・・ひさびさに、しびれましたね。
だって、ジュニーニョしか言えないですよ、この言葉は。
はぁー。かっこよすぎるでしょ、川崎の太陽。
ホントまぶしすぎるでしょ(太陽だけに)。
週末のリーグ最終節磐田戦。
アウェイですが応援に行き、川崎の太陽の勇姿をしっかり目に焼き付けましょう。
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ジュニーニョの契約満了を発表。

週末はホーム最終戦となるクラブが多いこともあって、徐々に来季の去就が発表され始めていますね。
 
 フロンターレは、ジュニーニョの契約満了を発表しました。
天皇杯には残らず帰国するとのことなので、明日のマリノス戦がフロンターレのジュニーニョとしての等々力ラストプレーになりました。クラブにとっては「助っ人外国人」という枠を超えた、偉大な功労者です。まだあまり実感はわきませんが、ひとつの時代が終わっていくのだな、というさびしさはありますね。
 麻生でのジュニーニョは、自分の車を選手やスタッフが止める駐車場のスペースではなく、クラブハウスの入り口付近に駐車しているんですよ。そんな「特等席」に駐車しちゃうのは、そしてそれが許されているのは彼だけですよ・笑。
 幾度となく取材もさせてもらいましたが、個人的には09年のナビスコカップ決勝戦に向けたインタビューは印象的でした。
 届きそうで届かない、タイトル獲得という願い。03年からフロンターレでプレーしているだけに、決勝戦を控えてその思いも特別なのでは?と聞くと、彼はこんな風に話してくれました。
「そうだな、例えていうなら、自分の喉からここ(胸元)でずーっと何かが止まっているようなイメージなんだ。誰かがポンと叩けいてくれれば、すぐに吐き出せそうだよ(笑)。それがタイトルなんだ。もちろん自分だけではないと思う。サポーターもみんなが早く吐きだしたい。のどに詰まっている状態なんじゃないかな」
 愚問だともわかりつつ、タイトルを取りたい気持ちの源には何があるのかもこのとき聞いてみました、クラブのため、サポーターのため、家族のため、あるいは、川崎市のため、それとも自分のため・・・彼の中ではどういう思いが強いのか。
 「すべてだ。もう、本当にこのクラブに関わるすべての人たちのためにタイトルが取りたいんだ」と即答でした。「用具係であったり、洗たくをしてくれている人、グラウンドキーパー、強化に関わっている人、フロントの人たち、自分たちがグラウンドでプレーできることに協力してくれている人がたくさんいるから、彼らのためにタイトルを取りたい。もちろん、試合や練習に来てくれるサポーターもそう。他にも目に見えないところでも支えてくれている人がこのクラブにはたくさんいるし、自分たちに力を与えてくれている。そういうひとたちのために取りたいんだ」
 今季はリーグ戦、ナビスコともにタイトル争いに絡むことはできませんでした。
その意味で、まだ悔いは残っているので天皇杯まで残って欲しかったですが、本人の希望もあるようなので、そこは仕方がありません。明日の神奈川ダービーのピッチには、いろいろな思いが表現されることでしょう。
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ヨコのこぼれ話。

 今日は麻生へ。
コカ・コーラのハピネストラックが来てイベントをやっていて、なにかと楽しかったです。
 練習後の取材では、今季ホーム最終戦となる横浜Fマリノス戦に向けた話をいろいろと。そして横山選手に前節広島戦で記録した記念すべきリーグ戦初ゴールについて、いろいろ聞かせてもらいました。
 ゴール自体は、CKでのヘディングがゴールポストにガツン。それが内側に跳ね返り、ボールがゴールライン上のあたりを転がっているところを、飛び込んでいた伊藤選手がプッシュという形でした。
 ヨコ自身も、最初は宏樹さん(伊藤選手)のゴールだと思ったそうです。ただセンターサークルに戻ってくる宏樹さんから「入ってたよ」と言われて、場内アナウンスでも名前が呼ばれたことで、「自分なのかな」と。
 ただこのときは、自分がゴールを決めたことより、同点に追いついただけなので、自分の中ではそんなに喜んでいなかったつもりだったらしいんですよ。「でも、あとでゴールの映像見たら、自分、めちゃめちゃ喜んでましたね」と照れてました・笑。
 ここ最近(というか今シーズン)、フロンターレはなかなかCKから得点が取れてなかったのですが、実は横山選手が復帰してからの2試合は、彼が絡む形で2試合連続で決まっています。
 その秘訣を根掘り葉掘り聞いてみると、実はヨコ、シーズン始まる前に、CKで点を取りたいことを周平さん(寺田周平コーチ)に相談したらしいんですよ。そうしたら周平さんがCKのゴールシーンを集めたDVDを焼いて渡してくれたそうです。
 それをしっかり見て研究し出し、そして普段、海外サッカーを見るときも相手のマークのはずし方などを重点的に見るようになったのだとか。そして実際の練習でもいろいろ工夫していたそうです。
 なるほどね。
華やかに見えるプロサッカーの世界。でもそのたったワンプレーの影にも、そこまでのいろんな積み重ねや思いがあるのだなぁ、とあらためて感じた次第です、ニンニン。
・・・なんか最近、近所のセブンイレブンが映画「怪物くん」の宣伝一色なので、あえて忍者ハットリくんの口癖で締めてみました・笑。
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サンフレッチェ広島戦の分析。

 広島対川崎フロンターレ戦はテレビ観戦。
2度リードされる展開でしたが、終盤に3-2で逆転勝ち。遅ればせながら、フロンターレのJ1残留が無事決まりました。
 広島とは過去相性がよく、今季もカップ戦含めて2勝1分。
ピッチ上に目をやると、広島の採用するやや独特な[3-4-2-1]と、フロンターレの[4-4-2]で、システム間でどう噛み合わせるかがポイントになると思うのですが、今季対戦した3試合はその「広島シフト」ともいえる守り方がうまくいっていた印象です。
 
 広島は天皇杯も敗退していてペトロビッチ監督の広島と対戦するのがこれがラスト。
せっかくなのでそこを少し詳しく触れてみようと思います。まず中央の崩し、ワントップの佐藤寿人選手と、2シャドーの高萩選手、李選手の3人に対しては、最終ラインの4人でケアします。広島のサイド、つまりウィングバックが上がってきたときに誰が見るかの問題になるわけですが、そのサイドを使われたときは、サイドバックが出て行きアプローチにいく。その際、逆サイドに張っている広島のウィングバックには、ボールを展開されるまではフリーにさせてしまう守り方です。
こうやってある程度「サイドを捨てるやり方」が、今季のフロンターレが採用している「広島シフト」。今年の対戦では、この戦い方が機能していました。
 ただこの試合の前半は、それがうまくいかなかったですね。
まず最初の失点は、中央を崩された形。10分、佐藤寿人選手が作った中央のスペースに抜け出した高萩選手がゴール。ちなみにこの局面で走りこむ高萩選手を捕まえるのは、左サイドバックの小宮山選手の役目です。彼が中に絞って捕まえなくてはならなかったはずですが、掴み切れませんでした。
 それよりも前半全体を通じて気になったのが、捨てている逆サイドに展開される場面でピンチを招き続けていたこと。
解説の小倉さんは「サイドを使われている」という点を何度も指摘し続けていましたが、この試合だけに関して言えば、もともと逆サイドを捨てる守り方をしているのだから、問題はその前のところだったと思います。むしろボールホルダーに対するアプローチができずうまく展開されたほうに原因があったかと。こうなると中央の2シャドーをケアしている小宮山選手と田中裕介選手の両サイドバックは、展開されるたびにサイドにスライドしてアプローチにいかねばならないので、守備にいつも以上に負担がかかっていました。
 それだけに前半ロスタイムの同点弾が大きかった。
ジュニーニョの右クロスに山瀬選手が飛び込み、そのこぼれを小林選手がプッシュ。後半は、いつもの広島戦のリズムに戻ったと思います。相手のサイドで先手を取ることもできたし、うまく打開できていたと思います。
セットプレーから失点しましたが、CKから横山選手のヘディングで同点。ロスタイムには、サイドからのクロスを矢島選手が反転ボレーで決めて、劇的な逆転勝利となりました。終わってみれば、相馬監督の采配ズバリでしたな。
 
 内容的には引き分けが妥当だったかもしれませんね。
ただそれでも勝てたことが大きいと思うし、もしかしたら、そこも相性のよさなのかも・・とか思いました。
あー、思った以上にガチで書いたので疲れました・笑。
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本日の麻生取材。

 明日はアウェイの広島戦。
中二日の連戦に加えて前日移動もあるので、いつものようにサッカーバレー中心で調整。ミーティングも行わなかったので、9時スタートで10時過ぎには練習が終わっていました。
 
 広島戦といえば、やはりこの人には意気込みを聞きたい・・・ということで、広島ユース出身の田坂選手を取材。
古巣戦の場合、「意識しないようにします」と話す選手も少なくないのですが、田坂選手は違うんですよね。とりわけビッグアーチでの試合ということもあり、「あそこで試合をするのは特別。自分のルーツでもありますから」とも言ってました。
 まぁ、彼の場合は、広島ユース→青山学院大学→フロンターレというキャリアなので、トップチームの在籍経験がないことも関係しているのかもしれませんけどね。恩返し弾をよく決めている印象がありますが、実はビッグアーチではまだ無得点。16日の天皇杯大分戦でゴールしたこともあり、「ゴール狙ってます宣言」をしてくれましたよ。
 その天皇杯大分戦の田坂選手の得点は、今振り返っても実に美しいヘディングでした。
左サイドを突破したジュニーニョの鮮やかなセンタリング。「糸を引くような・・・」とはああいうクロスを言うと思うのですが、そのボールに右サイドで待ち構えていた田坂選手が、やさしく頭で合わせて逆サイドのゴールネットを綺麗に揺らしました。
 あれだけ滞空時間の長いセンタリングが来て、あれだけドフリーな状況だと、逆にいろんなことを考えてしまい、フィニッシュのプレーが難しくなってもおかしくないはず。そのへんの心理を聞いてみると、我が意を得たり、って感じで「考えましたよー。トラップしようかなとかいろいろ・・・」と話してくれました。
 でも本当に見事なヘディングでした。
「実はヘディング、うまいですよね」と褒めたら、「今年は3点取ってますからね。実は足よりも多い」と笑っていました。リーグ大宮戦でのダイビングヘッド、ナビスコ・マリノス戦、そして天皇杯大分戦。そういえば、こないだの神奈川大との練習試合でも、ヘディングで流し込んでましたっけ。そのうち、ヘディンガーとしての境地も開拓していったりして・・・。
 明日はテレビ観戦です。
自分はJクラブスタジアムは、J2も含めてだいたい行っている方だと自負しているのですが、J1だとなぜか広島のビッグアーチは一度も行ったことがないんですよね・・・今回も縁がなくて残念。とはいえ、週末はやること、やりたいことがたくさんあるので、それに励みますわ。
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等々力取材(天皇杯3回戦大分戦)

 昨日は、等々力で天皇杯3回戦を取材。
各地で波乱が起きた中、フロンターレはJ2の大分に4-0で大勝しました。
 久しぶりにスカッとする勝利を等々力で見れましたね。
というのも、ここ最近は、たとえ勝っても1点差ゲームがずっと続いていましたから。JFLのアルテ高崎に延長戦までもつれてしまう過去がありましたし、1点のリードなら何があるかわからないので最後まで気が抜けないもの・・・ホント、安心して試合終了のフエを迎えられましたわ。
ちなみに2点差以上で勝ったのなんていつ以来なんだろ?と調べてみたら、7月27日のナビスコカップ広島戦(3-1)までさかのぼらなくてはなりませんでした。さらに調べると2点差以上の公式戦勝利自体、ほかに第16節の広島戦、第15節の大宮戦、そして開幕の山形戦ぐらいなんですね・・・そうだったのね。
 試合のポイントは明日発売のエルゴラに書いたので、詳しくはそちらを読んでくださいということで。
ケガから約4ヶ月ぶりにスタメン復帰した横山選手が活躍したのは、うれしかったですね。柴崎選手とともに中盤でプレスをいなしながらボールを散らして、前に運ぶパス回しで、攻撃にいいアクセントを加えていました。ここのダブルボランチでゲームを作れたことは大きかったと思いますね。
 しかも自ら攻撃参加して2得点をアシスト!
1点目は左サイドを突破して中央へクロスし、小林選手がプッシュ。3点目のCKでは、こぼれたボールを絶妙な落としで楠神選手にお膳立てしました・・・あれ?そんなにアシストする選手でしたっけ?・笑。いやいや、さすがは”このままでは終わらない男・横山知伸”ですな。
 ちなみに3点目のときは、ゴールして喜びに走ろうとする楠神選手をうまく捕まえて投げ飛ばす、手洗い祝福をしていました。試合後に聞くと、「疲れてたんで、もう追いかけたくなかったんですよ・笑。悠が点を取ったときも、、むこうめっちゃ走り出したから、あっちまで行くのが大変だったんで」と笑ってました。どうやらあれは、自分のスタミナ温存のためだったみたいです。
 楠神選手の出来もよかったですね。
途中交代で入り、1得点1PKを獲得。スタメン落ちしている悔しさもあったのでしょう。試合後に聞くと、「自分自身、得点に絡まないといけないと思っていました」と、その胸のうちを明かしてました。最近の練習試合でも、二列目からスルリと裏に抜ける飛び出しをすごく意識していて、その動きがこの試合でもPK獲得につながりました。ただPKは蹴らずに矢島選手に譲っているんですよね。「すでに点を取れていたのでいいかなと思って」と苦笑い・・・そこは遠慮しちゃうのね。
 取材に来ていたメディアはすごく少なかったですが、いい試合を見れました。
天皇杯4回戦の相手は、J2の湘南。ありがたいことに会場は等々力です。この勢いで元旦まで勝ち進んで欲しいですな。
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ヨコとタサ。

 今日はタジキスタン戦ですね。
エルゴラの紙面もそのプレビューが中心ですが、昨日の練習試合レポートが掲載されていたりします。そのトピックのコーナーでは、この日唯一30分×3本出場した横山選手のことを書かせてもらいました。
 肉離れの再発で、結局4ヶ月以上も離脱してしまったヨコ。
昨日の練習試合後に話をきくと、「サッカーが楽しくなってきました」と話してくれました。先日からようやくボールを蹴れるようになってますし、実戦に復帰できていることもあって、最初はそういう意味なのかなと思っていたのですが、よくよく聞くと「だって、フィジカルのキツイトレーニングも、今はみんなと一緒にやれますからね。1人じゃないのがうれしい」とのこと。なるほど。7月から10月まで、彼はケガで合流できず、ずっと室内での別メニューでしたからね。
 サッカー選手にケガは付き物ですから、それを負ってしまった自体は仕方がないものです。そしてそのケガを負った事実や、そのリハビリによって失った時間も、もう取り戻せません。でも、それをどう捉えるかは、その選手次第なんですよね。前向きに捉えて、次を見据えているヨコの姿勢には、好感をもてましたよ。
 ちなみにこの練習試合、2本目の途中からは、フロンターレ同期入団の田坂選手とボランチを組んでいました。
 タサとヨコのダブルボランチって、ちょっと珍しいなーと思い、田坂選手にその組み心地(?)を聞いてみると、「DFラインの前で、ひとり壁になって跳ね返してくれる。頼もしい存在ですよ」とのこと。
 んで、タサがそう褒めてことをヨコに話すと、すり鉢でゴマをするしぐさをし始めて、「えっ、タサがオレにこれっすか?」と笑ってました。
まぁ、ヨコにゴマをすっても、何も出てこない気がしますが・笑。
横と縦ならぬ、ヨコとタサの話でした。
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