明けない夜はない。

 フロンターレ、ようやく勝ちました。
「明けない夜はない」といいますが、8連敗はさすがに苦しかったなー。ホントもう毎日、富士通の「あすみ、明けない夜はないぞ」のCMの曲が心の中で流れてましたから。ファイフロ観てない人には通じないかもしれませんが・笑。
 リーグ戦で最後に勝ったのが7月16日の柏レイソル戦なので、ジャスト2ヶ月間負けっぱなしだったわけですからね。僕は普段の練習も取材に行っているわけで、この2ヶ月間、試合に負けるたびに相馬監督は日々の練習であの手この手で修正を施しているわけですよ。自分の中でブレない基準を持っているし、それを継続するスタンスでしたし、僕が見る限り、その手段も含めて、決して間違った方向の修正だとは思いませんでした。
 でも実際の試合になると、やることなすことどうしても悪い方向に転がってしまう。連敗中に2試合連続微妙な判定(名古屋戦は明らかに誤審)によるPkと退場で逆転負けなど、負のサイクルが止まりませんでした。こうなるとメンタル的にもキツかった。
 例えば、「試合前はこの曲を聴く」とか、「スタジアムに行く前はこれを食べる」とか、ゲンをかつぐサポーターって多いと思います。僕自身も、いくらゲンをかついでも勝てないので、「もはやあえて縁起の悪い○○を試合前にすれば、マイナスかけるマイナスでプラスになるんじゃないか?」とか思い始めましたからね・笑。まぁ、とにかく勝ってよかったですわ。
 試合に関していうと、フロンターレはこれまでのプレッシングを仕掛ける守備から一転、リトリートして戦いました。
 こちらは中二日の連戦、相手は中五日というコンディションの差を考えれば、何ら悪い判断ではなかったと思います。メンバー的にも連戦で動きに精彩を欠いていた山瀬選手をベンチスタート、田坂選手をサイドアタッカーとして起用した変化も期待できるものでした。特に田坂選手は、中断明けの神戸戦、ナビスコ・マリノス戦ではコーセイ選手とのダブルボランチを組んでましたが、柏戦でのプレーからわかるように、やはり彼は攻撃的なサイドで生きるタイプですね。
 この試合でも得意のドリブルでボールを運んでいく仕事、そしてチャンスの際にゴール前に入っていける攻撃力をしっかり発揮していました。得点こそなかったですが、個人的には、この試合のMOM(マンオブザマッチ)でもいいぐらいだったと思ってます。
 あとはボランチに入った大島選手ですかね。
山形のプレッシャーがさほどキツくないこともあり、いいリズムで配給をこなしていました。オフサイドの判定でしたが、楠神選手への絶妙なスルーパスも通す場面もありました。持ち味を出していたと思います。
 思えば8連敗の最初の黒星はアウェイの新潟戦で、そのとき初スタメンを飾ったのが新人・大島選手でした。相手の素早いプレスに晒されてボールロストを連発するなど、プロの洗礼を浴びた苦い敗戦に試合後はガックリと肩を落としていました、あれから2ヶ月、この山形戦で彼はしっかり成長していることをプレーで示したのではないでしょうか。
・・・とまぁ、勝てばいろいろ書きたくなりますね。キリがないので、このへんで。
まっ、「8連敗なんてのもあったね」なんて笑って話せる日もきっと来るんでしょうね。
今日はJ2の試合を取材しに行って来ます。
おかげさまでサッカーランク11位になりました。目指せトップ10入り!
このブログを読んだギャラとしてクリックをよろしく。
人気ブログランキングへ... 記事を読む

封筒の中身は・・・

 昨日、フロンターレの広報さんから「遅くなりましたけど、よかったら宣伝してやってください」とある封筒を渡されました。
封筒越しの厚さから「100万円ぐらい入っているのかな?」と思ってワクワクしながら中を開けてみると、入っていたのは「僕がバナナを売って算数ドリルをつくるワケ」でした。
いしかわごうの「サッカーのしわざなのだ。」
・・・・なんすか、このサッカー本ソムリエ・いしかわごうへの献本ラッシュは・笑。
ただ、すでに購入&読書済みでしたからね。思わず、「とっくに買って読んでしまいましたよ」と苦笑い。「知り合いにでも配ってください」とのことでしたので、誰かに上げるか、読者プレゼントでもしようかしら。
フロンターレ担当だから言うわけじゃないですが、この本は面白いです。機会があれば、エルゴラかどこかで天野さんにインタビューできればいいなとも思ってます。
書評:「僕がバナナを売って算数ドリルをつくるワケ」
あと、マッチデーの特別号が面白いですね。ファン感で買えなかったので、神戸戦のときに買って読みました。
$いしかわごうの「サッカーのしわざなのだ。」
表紙にもなっているケンゴ選手と山瀬選手の対談では、08年の日本代表のUAE合宿で同部屋だったときの話が面白いですね。
机に座ってパソコンでブログを更新している山瀬選手。ケンゴ選手は、ベッドで「すべらない話」のDVDを観ていて「コージ、これ面白れーぞ」と話しかけたら、うるさいみたいな感じでテキトーにあしらわれたエピソードとか、なんかその光景が目に浮かびます・笑。
他にも、稲本選手と田中雄大選手の漫画ワンピース対談とか・・・ピンポイント過ぎですわ。
次は「スラムダンク対談」を読みたいと思っている人はクリック。
人気ブログランキングへ... 記事を読む

明日はナビスコ。

 今日は朝から麻生取材へ。
試合前日はいつも軽めなのですが、それ以上に軽めのトレーニングでした。これだけ負けている状況なので、できれば少しでも練習を欲張りたいところだと思うのですが、そこを我慢して、リラックスゲームやセットプレーなど最小限のメニューで切り上げていました。
ちなみにリラックスゲームでは、ネットも挟んで、チーム対抗のサッカーバレーをしていました。セパタクローのような感じですね。スパイクが決まったときは味方や相手のイジリ合い合戦をしたりしていて(いじられていたのは、だいたい田中雄大選手でしたが・笑)、笑い声も響いていて、明るくいい雰囲気でした。選手にとってもいい気分転換になっていたのではないでしょうか。
 練習は9時スタートで10時には全体練習が終了してました。遅れて到着した記者さんは「えっ、もう練習終わっちゃったの?」とビックリしていましたね。今日はすごく暑かったし、このぐらいの加減がよかったりするのかもしれませんね。
 明日はリーグ戦ではなくナビスコカップです。
横浜Fマリノス戦はだいたい日産スタジアムなのですが、平日開催のナビスコということもあってニッパツ三ツ沢競技場です。三ツ沢の想い出を聞いてみると、高校選手権でもよく使用されるスタジアムですから、エピソードを持っている選手がけっこう多かったですね。
楠神選手は野洲高時代、三ツ沢で高松商業で対戦したときにゴールを決めたと言っていましたし、小林悠選手は神奈川予選でゴールを決めて、生まれて初めてのヒーローインタビューを受けた場所だと言っていましたね。あと元横浜Fマリノスから移籍してきた田中裕介選手は、プロデビュー戦が三ツ沢だったそうです(調べてみたら06年の天皇杯での出場)。ふぇー、これは意外でしたねぇ。
試合は19:30キックオフです。
明日、楠神選手、小林選手、田中裕介選手のうち誰か1人がゴールすると思う人はクリック。
人気ブログランキングへ... 記事を読む

フロンターレ・ハンマープライス

 今日は朝から麻生へ。
神戸戦に向けた取材を行ってきました。明日のエルゴラプレビューに原稿を書いております。
右足親指付け根のひびと診断されていた中村憲剛選手が、今日からジョギングも開始していました。復帰はかなり早そうですね。本人も「エルゴラに『神戸戦出場もある』って書いていいよ」とニヤリとしていました。うーん、どうなんでしょうねぇ!?・笑。
 なお日本代表に合流する前の柏戦で負傷したと報道されてますが、実際には福岡戦のときに痛めたのではないかと本人は話していました。ただ他にも痛めていた箇所があったので、あまり気にせず(というと語弊があるかもしれませんが)8月中はプレーしていたそうです。
 うーむ、見ている分には、そんなことを感じさせないプレーぶりでしたが、シーズンも半分を折り返すと、やはりレギュラー陣の身体には相当な負担がかかっているんだなぁ、とあらためて気づかされました。そういえば柱谷監督(現・水戸)が、以前「シーズン中に選手が万全の状態でできる試合なんて、年に1試合か2試合じゃないかな。みんなどこかしら痛みを抱えているもんだよ」とサラッと言っていたっけ・・・。
 さて。
いま、フロンターレのサポーターのみならず、選手やスタッフ、そして記者の中でも話題になっているのが、東日本大震災の復興支援の一環として行っているフロンターレ・ハンマープライスです。第1弾はすでに先日のファン感で行い、これはその第2弾です。
http://www.frontale.info/2011auction2/
・中村憲剛選手に餃子を作ってもらえる権利
・結婚式で選手からおめでとうコメント(VTR出演)がもらえる権利
・フロンターレトレーナーに選手がしてもらっているマッサージをしてもらえる権利
・クラブスタッフに結婚式(2次会)を企画・運営してもらえる権利
・選手紹介VTRの12番にあなたの顔写真が入る権利
・(ご家族限定プラン)「イナのいないいないばあっ!」稲本潤一選手と遊園地で遊べる権利
・井川祐輔選手オフィシャルブログに載れる権利

・・・・などなど、サポーターにとっては、まさに夢のようなラインナップ。このへんの企画力と「やっちゃえ!」となる選手とスタッフの実行力(というかノリ?)は、まさにフロンターレのカラーですよね。憲剛選手も餃子作りにかなりの気合が入っているようです・笑。
ちなみに僕が出品するんだったらなんだろう・・・「エルゴラッソの川崎フロンターレ担当記者・いしかわごうが、トップチーム同様に、お子様の試合のマッチレポートと採点寸評を書いてくれる権利」とか?
9月10日の20時まで入札できるので、まずはページをチェックしてみてください。
http://www.frontale.info/2011auction2/
何度も宣伝してますが、フロンターレの企画力について知りたい人はこの本をぜひ。
僕がバナナを売って算数ドリルをつくるワケ (単行本)/天野 春果

¥1,470
Amazon.co.jp
それでは。... 記事を読む

フロンターレのファン感謝デー。

川崎フロンターレのファン感謝デー。
 今年は等々力競技場ではなく、川崎競馬場での開催でした。
競馬場には縁がないので、迷わずたどり着けるかなドキドキしていたのですが、川崎駅からたくさんのフロンターレサポーターが向かっていたので無問題でした。フロンターレサポーターって、本当に家族連れが多いですよね。
$いしかわごうの「サッカーのしわざなのだ。」
 台風も心配されましたが、無事開催。というか、天気良すぎでした。
MCは、毎年恒例の中西哲生さん。そしてスタジアムアナウンサーのこもりすみえさんのコンビでした。そしてステージの審査委員長として、足のケガによりステージダンスを断念したという楠神選手が登場。「サッカーは関係なくできるんですけど、ダンスはちょっとしんどいんで」と話してました(どんなケガだよ・笑)
・オジフロのステージでは、まず伊藤選手と松本選手のピンクレディ。
伊藤宏樹選手は(ファン感)ベテランって感じの貫禄すら漂うパフォーマンスでしたな。夏に湘南から加入したGK松本選手も「ファン感のために緊急補強したんじゃないか?」と言いたくなるぐらい、すばらしいステージを披露・笑。さらにそこに・レディガガ田中裕介も加わっていました。
・ヤンフロからは小林悠を中心としたアンパンマンステージ。
バイキンマンを實藤選手がドキンちゃんを田中雄大選手が演じてました。わりとグダグダ・笑。でも田中雄大選手「練習から本番のつもりで・・・練習からドキンちゃんの気持ちでやってましたよ!!」と本気アピールしてました。
そして、ゆうたろう(石原裕次郎のマネする芸人)も交えたコントステージ&ダンスもありました。まぁ、ステージを様子を見たい人は、たぶん1週間後ぐらいにyoutubeにアップされるかと思います(いや、知らないですけど・笑)。
 ステージ以外の選手は、各ブースでお仕事に勤しんでいましたね。
どのブースも一工夫してあって飽きない印象で、ネーミングひとつにしても相変わらず細部にまでこだわってますね。「相馬灯アロマキャンドル」とか「黒津de危機一髪」とか・・あと武田社長の即席サイン会もあったなぁ。 あと稲本選手と憲剛選手のサイン会は、いつ見ても長蛇の列でしたなぁ。そういえば、去年はワールドカップ期間中だったのでお休みでしたもんね。
 僕は取材の合間を見て、コウジ(山瀬選手)の味噌ラーメンを食しました。まれに「いしかわごうさんですか?」と声をかけられてビックリしましたけどね。あはは。
 ステージ後半では、ハンマープライスとして「オジフロと釣りにいける権利」とか「ヤンフロが選手寮でもてなしてくれる権利(←違ったかもしれない)」、「やべっちFCのハーイ!やべっちに選手と一緒に出演できる権利」なんかのオークションもありました。あと「選手がステージで胴上げしてくれる権利」では、落札者の胴上げの後、なぜかどさくさにまぎれて吉田選手もまわりに胴上げされてました・・・なんでやねん。
 そして最後はジュニーニョが日本語で「神戸から勝つ!みんなでがんばろう!」と巻き返し挨拶をして終了となりました。
 7連敗中という状況でのファン感開催にはいろいろな意見があったと聞いています。
でもこの日、参加した人ならはきっとみんな「行ってよかった」と思ったんじゃないでしょうか。それぐらい、フロンターレカラーをまとって行きかっている人にはたくさんの笑顔がありました。きっと選手にも、いいリフレッシュにもなったんじゃないかなと思います。
 それに、どのクラブにもきっと「なくしちゃいけないもの」ってあると思うんですよ。クラブが成長するためには「変えていかなくてはならない部分」がもちろんあるけど、それと同じぐらい「なくしてはいけないもの」もあると思っています。
天野さんの「僕バナドリつく」を読んだときも思いましたが、フロンターレの「なくしちゃいけないもの」って、きっとここらへんにあるんじゃないかなー、なんてことを感じましたね。
僕がバナナを売って算数ドリルをつくるワケ (単行本)/天野 春果

¥1,470
Amazon.co.jp
ではでは。今週からまたリーグ戦モードに切り替えて頑張りましょう。... 記事を読む

ケンゴ選手だから、大丈夫。

 中村憲剛選手のケガは残念ですね。
右足親指付け根骨折で代表離脱。一日も早い復帰を祈りましょう。
 思えば、去年の南アフリカワールドカップ。カメルーン戦で本田選手がゴールを決めた後、彼はベンチに行って喜びを爆発させました。あのとき、ゴールを決めたらベンチに来て喜ぼうとみんなに提案していたのは、ケンゴ選手でした。
 クラブチームでの日常ならまだしも、ワールドカップなんて選手であれば、誰もがピッチに出たいと思う大会。ケンゴ選手にとっては初めての舞台です。そういう行動までなかなか気が回らないと思うのですが・・と、そんな疑問をあるとき本人に聞いてみたことがあります。
 でもケンゴ選手は「自分はもともと日が当たる場所ばかり歩いてきたエリートではないですからね。ベンチなんて普通にあった。だから、ベンチになったからといって、そこで腐ろうという風にはならないんですよ」みたいなことをサラっと答えてくれました。チームの一体感を大事にしているし、試合に出ないときでもこういう部分に目を配れるベテランです。本人はベテラン扱いされるのを嫌がりますが(笑)。
 フロンターレでも言わずもがなです。
チームは連敗中ですが、そんなときでもひとつでもチームがいい方向に向くように奮闘していました。
例えば、万博でのガンバ大阪戦、前半の2点のビハインドから同点に追いつくゴールを決めたのはケンゴ選手でした。そしてそのままベンチに走っていくと、サブメンバーも総立ちですごい勢いで祝福の輪が出来ていたんです。
 後半に退場者が出てしまったせいで、結果的には負けてしまいましたが、あの光景についてケンゴ選手に聞いてみると、「試合前日の夜、実はベンチメンバーとも一緒に喜ぼうと話していたんですよ。もちろん、今までもひとりひとりが頑張っていたけど、あのガンバ戦は、ベンチメンバーとのつながりも今まで以上に出ていたと思う」と明かしてくれました。
 試合に勝っていれば、原稿で使えたエピソードなのですけどね・・・・。
 北朝鮮戦までは本人の希望もあってチームに帯同するそうです。きっと代表チームの選手たちを影からサポートしてくれると思います(しかもチョン・テセ選手の弱点もたくさん知っていますしね・笑)。
 中村憲剛選手がどういう風に育ってきたか、彼がどういうメンタルの持ち主なのかは、中村憲剛物語に詳しいですね。
「オレは才能がある選手じゃないからね。目の前のやれることをこつこつと頑張るだけでしょ。それ以外、やることないし。あとはなるようになるだけでしょ」
物事がうまくいかなかったとき、その原因を自分のなかに求める。そしてやれることを探してとにかく一生懸命こなす。結果は自然とついてくる―――そういう考え方。

永遠のサッカー小僧 中村憲剛物語/森沢 明夫

¥1,575
Amazon.co.jp
中村憲剛のスルーパスの極意 (トップアスリートKAMIWAZAプレミアム)/中村 憲剛

¥1,575
Amazon.co.jp
Kengo 14 2003-2010 [DVD]/中村憲剛

¥4,500
Amazon.co.jp
一部報道には今季復帰も難しいと出ていましたが、いやいやケンゴ選手だから、大丈夫です(医学的根拠なし)。一日も早い復帰を祈ります。... 記事を読む

ひさびさの日立台。

$いしかわごうの「サッカーのしわざなのだ。」
 日曜ナイターなのでエルゴラは即上げ原稿でした。
試合終了直後が締め切りなので、試合を見ながらモロモロの原稿を同時並行で書いていたわけですが、後半に2点リードして、そこからひっくり返される展開はさすがにしんどかった。リードしてからグググッと書き始めた勝ちコラムのトーンも構成も、一転して全部再考しなければならないし、採点寸評ももちろんすべて書き直し・・・でっ、試合終了(=締め切り時間)まであと10分!?みたいな修羅場でしたわ。
 個人的に注目していたのは、先発の田坂選手でした。
あれは名古屋戦の前日だったかな。ここ1~2ヶ月ぐらい、チーム事情もあって、彼はボランチやサイドバックで起用される機会が多かったんですよね。気が利くユーティリティな選手ですから、監督目線で考えれば、どのポジションでもある程度計算できるプレーが出来る駒というのは、非常にありがたいわけです。
 ただ彼自身が、得意とするポジションは、サイドアタッカー。負け続けていた時期ということもあって、彼自身も「やっぱり二列目で勝負したいですよ」と話していたんです。思い返せば、NACk5での大宮戦での豪快なダイビングヘッドなど、フィニッシュにも絡むことの出来る攻撃的な仕事は、ボランチやサイドバックではなかなか出来ませんから。
 そんなことを話していたら翌日の名古屋戦で、彼は得点直後に足の負傷で交代する楠神選手に代わって投入されました。ポジションは二列目、得意とするサイドハーフです。「おおっ、ようやく田坂くんのサイドハーフが見れる!」と1人で興奮していたのですが、その数分後、田中裕介選手が退場。それを受けて、右サイドバックにはサイドハーフとして入ったばかりの田坂選手がスライドすることに・・・・あぁ。
 そんな経緯があっての柏戦での田坂選手の先発起用、そしてあの見事なダイレクトシュートでしたからね。ジュニーニョのドリブルゴールもすごかった。2人とも気持ちでねじ込んだようなゴールだっただけに、勝利と言う結果で報われて欲しかったのですが。
 週末にはファン感謝デーがありますが、チームは週半ばまでオフです。
身体と気持ちをしっかり休めて、もう一度、ファイティングポーズを取ってもらいましょう。
僕も今週は少しゆっくりしようかな。... 記事を読む

エコエコサマラク×エコエコアザラク。

 今日は朝から麻生へ。
暑さ、やばかった。ハンパなかった。開始1時間でミネラルウォーターのペットボトル2本飲み干してしまった。
そして練習後は、来週の名古屋戦に向けた「エコエコサマラク×エコエコアザラク合同プロモ」の記者会見を取材してきました。川崎フロンターレからは中村憲剛選手、映画「エコエコアザラク」で主演・黒井ミサ役をつとめる前田希美さんが登場。
$いしかわごうの「サッカーのしわざなのだ。」
 詳しい会見の模様はブロゴラに書きました。
「エコエコアザラク」は、70年代、週刊少年チャンピオンにホラーブームを巻き起こした漫画・・・その世代の人によれば、かなり有名な漫画らしいですね。
エコエコアザラク 1 (少年チャンピオン・コミックス)/古賀 新一

¥410
Amazon.co.jp
僕らが小学生になる上の世代だから、恐怖新聞とかあのへんの世代なのかな(想像で書いてます・笑)。
 もともとは、天野部長に「エコをテーマに集客プロモーションを出してみろ」とのお題が武田社長から出たのが始まりで、「エコ、エコ・・・エコエコアザラクしかないでしょう!」とのことでアプローチも開始。古賀新一先生の在住している福岡まで飛び、趣旨を説明すると快諾してくれ、実現にいたったとのことです。
$いしかわごうの「サッカーのしわざなのだ。」
当日は等々力競技場内に古賀新一先生プロデュースによる「魔女の館」が登場し、「つまみ枝豆の本当にあった怖い話2」も聞けます。
「家族全員で来場すれば、家庭使用電気量も節電できて、さらにエコ!試合前は涼しく、そして試合中はアツくフロンターレを応援しよう」というコンセプトの「エコエコサマラク」とホラー漫画「エコエコアザラク」とのコラボ。
うん、フロンターレらしいプロモーション企画ですね。
なおホラーコミック「エコエコアザラク」は、8月27日(土)より映画公開、9月2日(金)にはDVD販売が開始とのことです。
エコエコアザラク ―黒井ミサ ファースト・エピソード― [DVD]/前田希美,栩原楽人

¥3,990
Amazon.co.jp... 記事を読む