昨日は、等々力で天皇杯3回戦を取材。
各地で波乱が起きた中、フロンターレはJ2の大分に4-0で大勝しました。
久しぶりにスカッとする勝利を等々力で見れましたね。
というのも、ここ最近は、たとえ勝っても1点差ゲームがずっと続いていましたから。JFLのアルテ高崎に延長戦までもつれてしまう過去がありましたし、1点のリードなら何があるかわからないので最後まで気が抜けないもの・・・ホント、安心して試合終了のフエを迎えられましたわ。
ちなみに2点差以上で勝ったのなんていつ以来なんだろ?と調べてみたら、7月27日のナビスコカップ広島戦(3-1)までさかのぼらなくてはなりませんでした。さらに調べると2点差以上の公式戦勝利自体、ほかに第16節の広島戦、第15節の大宮戦、そして開幕の山形戦ぐらいなんですね・・・そうだったのね。
試合のポイントは明日発売のエルゴラに書いたので、詳しくはそちらを読んでくださいということで。
ケガから約4ヶ月ぶりにスタメン復帰した横山選手が活躍したのは、うれしかったですね。柴崎選手とともに中盤でプレスをいなしながらボールを散らして、前に運ぶパス回しで、攻撃にいいアクセントを加えていました。ここのダブルボランチでゲームを作れたことは大きかったと思いますね。
しかも自ら攻撃参加して2得点をアシスト!
1点目は左サイドを突破して中央へクロスし、小林選手がプッシュ。3点目のCKでは、こぼれたボールを絶妙な落としで楠神選手にお膳立てしました・・・あれ?そんなにアシストする選手でしたっけ?・笑。いやいや、さすがは”このままでは終わらない男・横山知伸”ですな。
ちなみに3点目のときは、ゴールして喜びに走ろうとする楠神選手をうまく捕まえて投げ飛ばす、手洗い祝福をしていました。試合後に聞くと、「疲れてたんで、もう追いかけたくなかったんですよ・笑。悠が点を取ったときも、、むこうめっちゃ走り出したから、あっちまで行くのが大変だったんで」と笑ってました。どうやらあれは、自分のスタミナ温存のためだったみたいです。
楠神選手の出来もよかったですね。
途中交代で入り、1得点1PKを獲得。スタメン落ちしている悔しさもあったのでしょう。試合後に聞くと、「自分自身、得点に絡まないといけないと思っていました」と、その胸のうちを明かしてました。最近の練習試合でも、二列目からスルリと裏に抜ける飛び出しをすごく意識していて、その動きがこの試合でもPK獲得につながりました。ただPKは蹴らずに矢島選手に譲っているんですよね。「すでに点を取れていたのでいいかなと思って」と苦笑い・・・そこは遠慮しちゃうのね。
取材に来ていたメディアはすごく少なかったですが、いい試合を見れました。
天皇杯4回戦の相手は、J2の湘南。ありがたいことに会場は等々力です。この勢いで元旦まで勝ち進んで欲しいですな。
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