今日発売のエルゴラです。
フロンターレ対新潟のマッチレポートは1ページです。マッチレポートでは、川崎フロンターレ目線で「硬い前半と堅い後半」というテーマで書かせてもらいました。コラムでは、完封を支えた今年の守備について書いてます。守備で沸く等々力というのも、なかなか乙なものです。
映像を見直しましたけど、33分のあのプレー、ケンゴ選手のロングボールに反応して小松選手が打ったループ気味のシュートを黒河選手がセーブした場面、何度も見ても、微妙ではなく明らかにエリアの外で止めてますよね。黒河選手としても覚悟のセービングだった思いますし、故意に手を使って決定機を防いだのですから、本来ならばレッドカードで一発退場を下されてもおかしくありません。
この瞬間の主審を見ていると、後ろから追いかけていたこともあり、空中でのプレーだったので、黒河選手がラインから出ていたのかどうかは、自信を持って判別できなかったのだと思います。すぐに副審のほうに確認してましたが、副審はラインに追いついてなかったことと、バックススタンド側のため逆サイドをうまく見えなかったのか、ファウルのアピールはありませんでした。なので、どちらも自信を持って判定を下さなかったのだと思います。
ただ試合の展開が大きな影響を及ぼすプレーだっただけに、この見逃しはちょっといただけませんよね。フロンターレが勝ったからそれほど問題視はされませんでしたが。
まっ、こうグダグダ言えることに、シーズンが始まったことを実感しますけどね。
20年目のJリーグ、またウダウダと楽しみましょう。... 記事を読む
Author: いしかわ ごう
本日の麻生取材。
今日は麻生取材へ。
練習中に起きた出来事です。
フィールドプレイヤーがある練習を終えて、ピッチ脇で紅白戦の準備をしようとしていました。
それと同じく、違うエリアで練習をしていたGK陣もトレーニングを終え、ピッチ脇に移動しにいきます。
その瞬間、突然Gk陣のいたエリア周辺のスプリンクラーが発動したんですよ。
えぇぇーーー??
まだキーパー残ってるんすけど???
高木駿選手が、逃げ遅れたのかポジショニングが悪かったのか、あわや放水がかかりそうになって、なんとかよけていました・笑。
・・・というか、なんだ!? 新潟戦だから、その予行演習か!?
注:ビッグスワンでは、なぜか川崎フロンターレ戦だけピッチ脇のスプリンクラーが突如暴走し、アウェイ席の川崎Fサポーターに放水されるという誤作動が、09年から2年連続で起きていた(※もちろん故意ではありません)
スプリンクラーは、すぐに収まりました。
ちなみに練習後、高木選手に聞いてみたら、「大丈夫っす。かかってないっす」と笑ってました。誤作動ではなく、GK練習が終わってスプリンクラーに発動することは事前に聞いていたそうですよ。
明後日は、開幕戦新潟戦です。... 記事を読む
平塚取材雑記。
昨日は平塚競技場で取材。
J2開幕戦の湘南対京都の一戦でした。極寒でしたわ。
京都はいつも通りのパスサッカー。
狭い局面でもショートパスをポンポンつないでいく。対する湘南は、もう少し構えて守るのかな、と思いきやボールに対してアグレッシブに挑んでいった。お互いに球際が激しく、特に中盤での攻防が実に見応えあった。そしてその中盤での奪い合いで「京都側のファウルでは?」という場面があり、湘南は動きを止めてしまいました。しかし笛はならず、中山選手が決めて先制。
その後は京都が面白いようにボールをつなぎ、ゲームをコントロール。リードされているときにあの細かいボール回しをされると、負けているほうはストレスを感じるでしょうね。しかしちょっとしたミスからカウンターを喰らい、秋本選手が痛恨のクリアミス。そこを見逃さず、岩上選手が押し込んで同点。
後半は一進一退でした。
ハーフタイムの大木監督のコメント「迷ったら横じゃない、前だ!」にしびれる。とにかくゲームが途切れなかったですね。だって後半のロスタイムが2分でしたからね。それだけプレーオンの時間が長かったということです。両チーム、しっかりサッカーをプレーし続けたということなのでしょう。
そして終盤、どうしても勝ち点3の欲しい京都は前傾姿勢に。逆に湘南がカウンターから決定機を二度作り出すも、菊池選手がホームランをかっとばしてしまい、得点が生まれず。しかしロスタイム、その菊池選手が抜け出して決勝弾。劇的な一撃で湘南が昇格候補の京都を撃破しました。
試合後の会見が終わった後、大木監督とちょっとだけ話させてもらいました。
試合のことをモロモロ聞いた後、「チームの前評判が高いから、やりにくさもあるんじゃないんですか?」とふってみたら「なーに、まわりの期待が高かろうと低かろうと、やることは変わんねーよ」と相変わらずの大木節でした。
ついでにオジーのことも少し聞いてみました。
実は今度、アルディレス監督にインタビューをするのですが、オジーが清水の監督時代、大木さんはコーチとして在籍していて、非常に影響を受けたと言ってました。オジーのことを聞いたらすごく笑顔になってましたね。「そりゃそうさ。オジーがいなかったら、俺はここにいないよー」とまで言い切っていました。すごいなー。「オジーによろしく言っておいてよ」と笑ってました。
今年のJ2は、いろいろと楽しみです。... 記事を読む
3月にいるのは誰?
3月になりましたね。
・・・・いまさらかよっ!っていうツッコミはさておき、部屋の2月のカレンダーをペリペリっとめくってみたところ・・・はて???選手写真に混じって、見慣れない女子が写っていたんですよ。
誰だよぉぉぉぉお???と考え込むこと数秒・・・・そうか、小森さんじゃないか!
小森さんといっても、スタジアムDJの小森すみ恵さんではありません・笑。去年の開幕戦で始球式に登場したタレントの小森純さんです。
そういえば開幕戦に来てましたね。2-1で山形に勝つと予想して、微妙に当ててました(2-0)・・・なんかすげぇ思い出してきた・笑。
小森純マニアは、フロンターレの今年のカレンダーをお買い求めください。
なお今年の開幕戦は、元ジャイアンツの桑田真澄さんが来ます。
・・・っていうことは、来年のカレンダーには桑田さんも登場するのか???... 記事を読む
将棋界のいちばん長い日。
昨日は午前から麻生取材に。
そして午後からはキックオフカンファレンスに行かず、千駄ヶ谷の将棋会館へ。
「将棋界のいちばん長い日」に立ち会ってきました。
将棋界では、A級順位戦の最終局が行われる日を、「将棋界のいちばん長い日」と呼んでいます。A級順位戦の最終局というのは、わかりやすくいえばサッカーのリーグ戦最終節と同じようなものだと思ってくれればいいです。約1年間かけてA級棋士10名が総当りで対局を行い、その結果で名人挑戦者と2名の降級者が確定するわけですが、その最終局が昨日3月2日でした。
将棋会館で5局同日開催となるため、館内の会場スペースでは大盤解説などのイベントを行っていて、それに足を運んできました。イベントではプロ棋士や女流棋士が解説をしてくれるのですが、対局は深夜にまで及ぶので、交代制でいろんな棋士が登場して解説してくれます。スペシャルゲストは森内名人でした。
将棋会館の書籍コーナーで森内名人のサイン本が売っていたので、ちゃっかり購入。
1位が森内名人へのタイトル挑戦権を獲得するわけですが、今年は8戦全勝で羽生さんの挑戦権利獲得がすでに決まっている状況でした。そしてこの最終局も郷田プロに勝ち、9戦全勝で挑戦権を獲得。これは将棋史上3人目となる歴史的な快挙だそうです。サッカーで言えば、リーグ戦を全勝したみたいなもんですよ。羽生さん、凄すぎます。
なので、この日の注目は残留争いでした。プロ棋士になる人はみな天才だと僕は思うのですが、そのなかでもA級にいる10人の棋士は、まさに天才中の天才。それでも下位2人はB級1組に降級するシステムです。
今年は2勝7敗の久保2冠と、1勝8敗の高橋九段、丸山九段の3人の中から2人が降級する状況でした。久保2冠のように、タイトルを2つ保持していても、降級争いに巻き込まれてしまう難しさがあります。
そして久保2冠は丸山九段との直接対決でした。勝てば自力で残留できますが、負けると高橋プロの結果次第にもなるなど、いろいろな条件がついてきます。丸山九段が残留するには、久保2冠に勝った上で、高橋プロの結果待ちです。この対局は、両者ともに負けられないプレッシャーからか、両者ともに穴熊戦法でガッチリ守備を固めて戦う相穴熊を選択。残留のかかった試合では、サッカーでもまずは失点しないように守備に重点を置いて、慎重に戦いますよね。そんな心理が将棋でも垣間見れたようでなんか興味深かったですね。
深夜1時過ぎまでの熱戦の末、丸山九段が勝利。
しかし対局終了前に、高橋九段が谷川九段に勝利したことにより、2勝8敗で3人が並び、諸条件により丸山九段は降級。負けた久保2冠は2勝8敗のままで、彼の高橋九段の勝利により、降級となりました。つまり、久保対丸山の対局は、勝者はいない悲劇に・・・。
とはいっても、僕が見ているときは終電の時間が迫っても決着がつかなかったため、しぶしぶ帰りましたけどね。まだ会場で観ている将棋ファンもいました。
そんな感じで「将棋界のいちばん長い日」を過ごさせてもらいました。
将棋会館の「濃い雰囲気」、僕は好きなんですよ。建物の中に入ると、歴史を感じるというか、なんか空気を感じるんですよね。
いろいろ刺激をもらえた一日でした。
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今日のエルゴラ&今日のノボリ。
今日のエルゴラ。
ピンチヒッターで湘南側の開幕戦プレビューを書かせてもらいました。開幕戦からピンチヒッターって「第1打席から代打かよ」的な感じですが、二日間の湘南取材で得たものを生かして頑張って書きました。京都のパスサッカーに対して、どこにポイントを置いて戦うのか。読んでいただければと思います。
ちなみに湘南のチョウ監督は、ドルトムントやナポリの映像をよく選手に見せていると言っていました。チームは[3-4-2-1]のシステムなのですが、これは去年までの広島のシステムも参考にしているそうです。それをペトロビッチ監督に伝えたら、えらく喜んでいて「今度メシでも食べようぜ」と言われたそうです・笑。
そして今日は麻生でモロモロの取材。
U-23代表候補のノボリこと登里享平選手とは、ちょいとした雑談しました。
先日の五輪代表アジア最終予選のアウェイ・マレーシア戦に追加召集で呼ばれたノボリ。チームに合流して、みんなの前で「お待たせしましたーー!!」と挨拶したら、チームメートからはいっせいに「いや、待ってないから!」と突っ込まれたそうです。これには関さん(関塚監督)もウケていたらしいです。光景が目に浮かびますね。
ただ残念ながら、試合では出番はおろか、ベンチ入りもできませんでした。追加召集でこれはけっこう凹みますよね。もちろん、悔しさもあったと思います。でも本人は「切り替えて、また呼ばれるように頑張っていきますよ」と前向きに話していました。相変わらずポジティブやなー。ポジ夫やなー。
何がすごいって、ノボリは昨日フル代表からチームに戻ってきたケンゴ選手(※ウズベキスタン戦は出番がなかった)に「ケンゴさん、切り替えていきましょうよー!」と声をかけて励ましていることですね・笑。
いや、何目線だよ、とか思いますが、ケンゴ選手も「お前が言うと、重みがあるよ」と思わず笑っていたそうです。
今日のノボリでした。... 記事を読む
春に聴きたい曲。
ブログネタ:春に聴きたい曲 参加中
昨日の大雪が去って、今日の東京は一気に暖かくなりましたね。春をビシビシ感じさせてくれます。
そして春になると聴きたくなる曲といえば、これですね。
Hysteric Blueの春~spring~
♪そーゆー夢なら もぅ一度~会いた~い っていう歌です・笑。
たぶん10年ぐらい前の春の曲。当時はみんな聴いてたんじゃないすかね。手元にCDがないから、Youtubeで聴いたったわ。
あと春といえば、川本真琴もよく聴きました。
マイナーな曲もいっぱい知ってますけど、カワマコのオススメはメジャーな「1/2」と「桜」ですね。
川本真琴のライブも行ったぐらい好きでした。
僕らの時代は、夏はTUBE、秋はユーミン、冬は広瀬香美、そして春は川本真琴でしたから。懐かしい!... 記事を読む