ニッパツ取材。そして大木武の挑戦。


 昨日は三ツ沢ことニッパツ球技場に。横浜FC対京都戦の取材をしてきました。
$いしかわごうの「サッカーのしわざなのだ。」
 横浜FCのホーム最終戦です。お目当てはカズさん・・・ではなく、京都の大木武監督です。タイミングが合わず京都の試合取材に行けなかったのですが、ようやく顔を出せました。
 京都は、相変わらずスタメンが若い。この日の平均年齢は、”23.82″歳!
31歳のGK水谷選手を含めてこの数字ですからね。もしフィールドプレイヤーの10人で計算すると、どんだけ若いんだって話になりますよ。ちなみにベンチも含めた18人でも、”23.06″歳でした。もちろん、若けりゃいいってわけじゃないですけど、この数字からだけでも、大木監督のある種のメッセージが感じ取れますよね。
 試合は、2-1で京都が勝利しました。
24分に難波選手のゴールで横浜FCが先制するも、京都が後半終了間際の2得点をあげる劇的な展開でした。なにせ90分に久保裕也選手、94分に工藤浩平選手という得点経過。ニッパツが静まり返る中、京都のゴール裏、そしてピッチ上の選手とベンチはとにかくお祭り騒ぎでした。京都はシーズン後半戦だけの成績を見たら、たぶんトップクラスじゃなかろうかってぐらい、今は強いです。前節の敗戦で連勝は6でストップしましたが、やはり勝ち癖が残っていたのだなと思わせる勝利でしたね。
 ピッチを見ても、大木さんの色がしっかり出ているチームになっていました。
ボールを持てば、細かくショートパスをつないでゴール前に仕掛けていく。ボールを奪われてからの切り替えも早く、ボールホルダーに対しての寄せにも迷いがなく激しい。よく洗練された・・・いわば、ソフィティキ・・・痛い、舌噛んだ。ソフィティキケイテッドされているなと。
 ただ前半、京都は1点ビハインドで終えました。ちょっとボールの奪われ方が悪かったですね。
横浜FCがロングボール主体に攻撃を組み立ててきた影響もあると思うのですが、京都も全体が間延びしがちで、さらにカウンターの場面でも、トップにいるドゥトラがミスで奪われたり、あるいは相手に囲まれても無理に突破しようとしてボールを奪われしまい、逆に守備のピンチを招いてしまうことが前半は目立ちました。パスワーク主体のチームにおいて、ドゥトラのようなドリブラーは攻撃面でいいアクセントになると思うのですが、うまく機能しない状況になると、そこでフタになってしまうというか、リズムを崩してしまう要因にもなりえる難しさがあるのだなと。京都のような攻守一体のチームだと、そこがより如実に出ます。実際、前半の京都は前線で時間が作れず、シュートはわずか1本でした。
 後半になると、京都は前にボールを運ぶ意識を強く打ち出します。
途中からはしっかりボールを動かして、相手を押し込む時間帯が増えてきました。リードしている横浜FCの選手も、たまらず時間稼ぎとも思えるプレーを使い始めましたね。ただ京都は、ゴール前のチャンスでも細かくパスをつなぐので、「もっとシンプルに崩してもいんじゃないか?」とも思いましたが、それでも点を取ってしまうのがすごかったですわ。同点弾なんか、サイドを揺さぶって、揺さぶって、そのクロスに久保選手でしたからね。さらにアウェイの勝ち点1に満足せず、試合終了まで攻め続ける。そしてロスタイムにミドルで逆転ですからね。いやはやあの姿勢、さすがですわ。
 試合後の会見が終わったあと、大木さんのところに駆け寄ると「いしかわくーん!なんか見たことある顔がいるなと思ってたんだよー」と握手を求めてくれました。逆転勝ちだったので、試合内容に不満だったのは承知の上で、「ナイスゲームでした」と声をかけると、「全然だろー。○○ゲームだべぇ」といつもの口調で笑って返してくれました。記者が他にいなかったので、廊下でしばし立ち話。試合前、一番気をつけろといっていたのが難波選手のところで、彼に決められたことが悔しかったみたいです・笑。いろいろ聞かせてもらいましたが、内容は僕だけの宝物ってことで・・・いろいろ刺激をいただきました。
 志の高いサッカーを目指しているなと感じるチームですし、来年の京都は楽しみですね。そして大木武という男は、たぶん単にチームを強くするだけではなくて、J1とJ2を行ったり来たりしている京都サンガというクラブの体質も変えようと挑戦しているんだと僕は思ってます。オシムさんがジェフ千葉をそうしたようにね。大木武の挑戦、これからも見届けたいと思います。
 帰りは、エルゴラの千葉&栃木担当の杉山くんと横浜駅まで歩き、なぜか札幌ラーメンを食べて帰りましたとさ。なので五輪代表のシリア戦がリアルタイムで見れず、電車内でケータイのスコア速報とツイッターのタイムライン頼みだったわけで、後半途中で同点にされたからは、心臓に悪いったらありゃしなかったですね。勝てて関さんもホッと一安心したことでしょう。
長文のブログ書いたわ・・・疲れた。
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