最後は力負け。それでも戦い続ける。


先週末はJ1取材。
ヨドコウでセレッソ大阪戦でした。

気分が良ければ、もう少し大阪に滞在しようかとも思っていたんですが、そんな気分になれなかったので、切り替えようと思って試合翌日に帰りました。

試合の方は0-3で敗戦。
これでリーグ戦は6試合勝ちなし。苦しい夏を過ごしています。

中二日の連戦により、この日は鬼木監督が3バックシステムを採用。

前半に関して言えば、機能性は悪くなかったと思います。

予想とは立ち位置の違うフロンターレの選手たちに、セレッソ大阪の選手たちはやや戸惑っていたようにも見えました。さらに上福元直人がゴールキーパーにいることで、ハイラインも採用。ここ最近にないほど強気のラインコントロールで
オフサイドをかけていきました。

前半はスコアレス。
ゲームをコントロールしていたのは、どちらかといえば、フロンターレの方だったと思います。決定機もあったのは川崎。悪い感触はなかったと脇坂泰斗も振り返る。

「攻撃のところでもっと決定機を作れたり、それを作るように相手を押し込むことができればなおよかった。中二日の連戦でフォーメーションを変えた結果、前半0-0。100点ではないが、まずまずではあったと思う」

ところが後半はセレッソが修正を加え、そこに対応で未整備だった3バックの隙を突かれていきます。具体的には、セレッソのサイドバックが高い位置をとることで、5バックにおけるウィングバックとセンターバックの間にできるスペースを狙う。後半のセレッソはそれを徹底してきました。

失点はその左サイドを起点にされたもの。

「クルークス選手の左足からは絶対に(クロスを)上げさせるなと言われていました」と脇坂泰斗は悔やむ。ワンフェイントから切り返したクロスが中央に飛んでいき、それがオウンゴールとなりました。

その後、PKによる2失点。
連戦による疲労などもあったものの、最後は力負け。後半に押し切られました。

試合後のミックスゾーンは、なんとも言えない空気が流れていた。
関西のアウェイということもあり、川崎担当の記者は少ない。これだけ内容と厳しい結果になると、誰に話を聞いたら良いのかも判断が難しいところでもある。

勝てない事実があり、責任も感じているのでしょう。どの選手も厳しい表情をして通っていきます。

試合後の選手が何を語ったのか。そして何を語らなかったのか。試合の分析をしつつも、そんな想いをレビューに添えてみました。

ラインナップはこちらです。

■「鬼木監督からは『両ウイングバックはシンプルにクロスを上げて、速い攻撃をしよう』と言われていましたし、そこは意識してやっていました」(大南拓磨)。大南と瀬川祐輔の両WBの3バックスタート。そこにあった狙いとは?

■「あれをもう少し増やせたらよかった」(瀬川祐輔)。悪くなかった前半の機能性。決定機を作った瀬川祐輔が増やしたかった、効果的な攻め筋とは?

■プラン通りの前半を進めて、後半の勝負所を狙っていた鬼木監督。ハーフタイムの修正で、整備されていない川崎の左サイドを狙った小菊監督。ピッチ上の変更点から読み解く、両指揮官の思惑。

■「3、4人を置き去りにされたので、そこは冷静にやるべきでした」(橘田健人)、「クルークス選手の左足からは絶対に(クロスを)上げさせるなと言われていました」(脇坂泰斗)。不運な失点だが、事故は起こるべくして起きるということ。

■「やっぱり試合は90分なので。前半が良かったからといって、90分の結果に目を向けなくてはいけないと思います」(上福元直人)。最後尾から味方の後ろ姿を見ていた上福元が感じていた齟齬。

■「勝てるものも勝てないし、勝つチャンスも起きない」(脇坂泰斗)。敗戦後のミックスゾーンで選手たちが語ったこと、そして語らなかったこと。

以上、全部で約12000文字のボリュームです。

負けレビューですが、日が経って、試合を冷静に受け止めている方も多いと思います。ぜひ読んでみてください。

「KNOCKIN’ON YOUR DOOR」(リーグ第26節・セレッソ大阪戦:0-3)

ピンク繋がりなのか。ハーフタイムにZAXYが走っていました。

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